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とおやまさん こんにちは 輝線スペクトルは、星雲の情報の取得に関してとても重要な視点ですよね。 それにしても、膨大な種類の輝線に関して、その意味付けを蓄積してきた人たちの仕事には頭が下がるとしか言いようがないです。 この分野は、今でも東北大学や名古屋大学のひとたちが星雲の構造の解析をしているようですね。 北アメリカ星雲あたりはアメリカに研究者が沢山いそうではありますね。 不思議なのは、星雲によってダストリッチだったり、ほとんどダストが無いものもあったりすることです。楕円星雲などはダストが無いものが多いですから、どこに行ってしまったのでしょうね。 逆にダストだらけで真っ黒に見える星雲もある。実に不思議です。 話は変わって、今回のダークフレームデータの取得で気付いたところがあります。 1.市販デジイチには内部に温度計が仕込まれていて、データとして出力できる。 メーカーの生データではどこにも見当たらないのですが、実は隠れて記録されているようです。 2.カメラによってセンサーか内部回路の発熱量が異なる。 2007年製造の1Dsmk3より2010製造の1Dmk4の方が発熱が多いのです。 センサー温度で15度くらい違います。その差は大きいです。 ただ、センサーのどの位置かは不明なのでセンサーそのものの温度かどうかは不明です。 3.カメラにより電池の消耗度合いが異なる。 1Dsmk3は、ダークフレームなどの連続撮影で、6時間持ちました。 1Dmk4は、センサーが小さいにもかかわらず、4.8時間しか持ちませんでした。 機械機構は全く一緒なのですが、ひとつ違うのは、秒10コマのためにシャッターのバネの反力が大きいこと。ミラーやシャッターなどをアップするためにより大きな消費電力を使うということでしょうか。
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