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ジララ「それに、このジャパリパークからヒトが姿を消したのも、キルルのせいだと考えれば説明がつく」 イエイヌ「え…」 ジララ「ヒトはこの星に封じられていたキルルを目覚めさせてしまった。そしてキルルによって文明が崩壊した」 ジララ「ヒトはなんとかキルルを退けたが、壊滅的な被害を受け、姿を消した」 ジララ「イエイヌ、おまえが孤独を味わう羽目になってしまった原因は、俺たちケロン人だったんだ」 イエイヌ「…!」 イリエワニ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! そもそも何でこの星にキルルがいるって思うわけ!?」 ジララ「マーゲイがコノハズク博士の声で言っただろう。『ヒトは×印を恐れていた』と」 ジララ「キルルは侵略対象の住人に同化し、極めて閉鎖した思考性を持つ「個体」とすることで、互いの種族性を破壊させて争わせ、滅亡に追い込む」 ジララ「キルルに同化された生命体は、体のどこかにキルルと同じ×印が浮かび上がるんだ。ヒトが×印を恐れていた理由は、これだろう」 メガネカイマン「それじゃあ、×印について書かれてあった本を破いたアムールトラのフレンズは…!」 ジララ「おそらく、キルルに同化され、操られている」 ジララ「ヒトに退けられたキルルが、再び活動しているということだ」 ゴリラ「だったら、何で俺たちは今、無事でいられるんだ?」 ジララ「キルルは誰しもが持っている『身勝手な考え方』の具現。よって、俺たちの負の感情をエネルギー源とする」 ジララ「だが、フレンズはキルルが苦手とする、『他人を思いやる心』を持った優しい生き物だ。思うようにエネルギーが集まらず、活動に支障が出ているのだろう」
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