ひたすらカオスですけど、一応勧善懲悪物語です。
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灰色ねこ◇4aH6a11ZwA
2022/05/01/22:49
ボーボボのナレーション「前回のあらすじ! 大地震によって出現した時空の歪みに飲み込まれ、原始時代にタイムスリップしてしまったケンとリカは、そこで宇宙人と出会い――!」
ケロロのナレーション「ちょっと待てー! これこのスレが始まりだから、前回とか無いよ!」
ボーボボのナレーション「えっ!? お、おい、なんか違うみたいだぞ。どうなってんだよ…何?こっちが本物!?」
参戦作品
○ボボボーボ・ボーボボ
○トラウマイスタ
○魔法陣グルグル
○ファントム・キングダム(小説版)
○ケロロ軍曹
グルグルのメッセージウィンドウ【ろくなコラボじゃなかった!】
#毎週日曜更新予定。
#もくじ
>>2-9
プロローグ
>>10-20
第1話
>>21-36
第2話
>>37-65
第3話
>>66-86
第4話A
>>109-128
第4話B
>>87-97
第5話A
>>129-184
第5話B
>>98-108
第6話A
>>185-205
第6話B
>>206-227
第7話
>>228-252
第8話
>>253-291
第9話
>>292-317
第10話
>>318-336
第11話A
>>337-379
第11話B
>>380-415
第12話
>>416-456
第13話
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/07/31/22:33
第6話A「拳と剣」
ニケ「これはいったい……何だと思う?」
ククリ「巨人のげんこつ!」
トマ「かなり古い魔力アイテムのようですが…」
ゼタ本「ふむ、興味深いな」
お面「それは「勇者の拳」だ」
ククリ「きゃ〜っ! お面がしゃべった!」
アルタ「何奴!?」
お面「私はこのアイテムを守りし者。これは「勇者」だけが使える聖なるアイテムなのだ!」
ニケ&ククリ((よし!))ガッツポーズ
ナレーション(ケロロ)「願ったり叶ったりですね」
お面「その昔、この地の魔王ギリとの戦いで、"勇者"は伝説の職人イサナシヨにこの拳を作らせ、見事この地を守ったのである!」
トマ「どんな攻撃力なんですか?」
お面「攻撃力ではない。持つことで勇者の力を証明するアイテムなのだ」
ニケ「あのさー、今はモンスターを倒す攻撃力が欲しいんだよね〜」フー
ククリ「勇者様!」
お面「この地は石と火の世界だ。モンスターを倒したければ、この拳を持って水の王に会い、水の剣を得よ!」
ニケ&ククリ『水の王!?』
お面「水の王はこの近くのオズミの泉にいる」
ニケ「あのアフロか〜っ!?」
ソフトン「なるほど、だからアドバーグ殿はひっぱたかれたのか」
ルミネ「それ以前の問題な気もするけど」
ニケ「よし、待ってろ水の王! 勇者の拳!」ガシッ
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/07/31/22:34
ニケ「――を持とうとしたが、ピクリとも動かん。は〜手がいてぇ」
『だぁあ!』ドンガラガッシャーン!
お面「奇跡なき者、勇者にあらず。立ち去れ!」ゴオォ!
ニケ「わぁ〜っ! 炎を吐いたー!」
ゼタ本「あちちちっ! 燃える〜!」
メルサ「ゼタ様!」
ソフトン「一度部屋から出るぞ!」
トマ「はい!」
◆
がらくたの山 < ドッサリ
トマ「これでなんとか秘密のドアは隠せましたが」
ニケ「なんなんだよ、奇跡って…」
アルタ「おそらく、ヒラタは水の剣であれば軽々と倒せるのだろうな」
ミロード「そうなるとあの拳を手に入れないといけませんねぇ〜」
ニケ「……」
ニケ(いよいよ問われているのかも知れない。俺がなぜ勇者なのか)
ニケ(答えが出なければ、この部屋のゴミとお仲間だ…)
ニケ「ちょっと故郷のジミナ村に帰って、出世の秘密を調べてくる!」キリッ
ククリ「え〜っ!? 何それ!?」
ニケ「勇者と言えば出世の秘密だろう。実は王族の血を引いていたとか」
ククリ「えー!? ホントホント!?」キャー
ゼタ本「おまえは何を言っているんだ」
キュピーン
ニケの父バド『ニケッ、今こそおまえに言っておきたいことがある』
ニケ「設定を無視していきなりテレパシーを送ってくんなよ!」
バド『実は私はジミナ村の生まれではなく、毛の王国の出身だ』
ニケ「えっ…?」
バド『本来であれば私もなんらかの真拳を学ぶはずだったのだが、「魔王を倒して勇者になる」という夢を諦めきれず、国を飛び出したのだ』
バド『つまりおまえは、毛と人間のハーフ!!』
ニケ「嫌だあああああああああ!!」
ソフトン「アフロの時に体毛を自在に操れたのは、伏線だったのか!」
ゼタ本「誰が予想できるんだ、こんなクロスオーバー!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/07/31/22:36
シードル「で、俺を呼んだと?」
ゼタ本「なんとかしてくれ、元勇者!」
ククリ「シードルさん、お願い!」
ニケ「」ズーン
シードル「……」
シードル「おい、ニケ」
ニケ「…何だよ、先輩」
シードル「おまえの職業は何だ?」
ニケ「――盗賊」ボソッ
シードル「そうか。では聞くが、おまえを"盗賊"と呼ぶ者はいるか?」
ニケ「え? いないけど…」
シードル「"勇者"はあくまで称号だ。それはつまり、誰かがそう呼ぶから"勇者"だということ」
シードル「"勇者"と呼ばれるに相応しいことをしていれば、自然とまわりから"勇者"と呼ばれることになる――少なくとも、俺はそうだった」
シードル「ニケ、おまえを"勇者"と呼ぶ人間がいる限り、おまえは盗賊であると同時に"勇者"なんだよ」
シードル「生まれなんて気にするな。かくいう俺も、元はろくでなしだったからな…」
シードル「――いや、魔王になってるから今"も"か。クックックッ…」
ニケ「……」
シードル「今日はもう遅い。一晩寝て休め」
シードル「勝利には、体調管理も重要だ」
ニケ「――そうだな、寝よ寝よ!」
ククリ「……」
シードル「俺にできるのはここまでだ。あとはおまえ次第だぞ、娘」ボソッ
ククリ「!」ビクッ
◆
とっぷりと…
ククリ「勇者様!」
ニケ「ん?」パチ
ククリ「勇者様、起きてるの?」
ニケ「あー、うん…」
ククリ「あの……勇者様はいつも通りに、今できることを自由にできればいいと思うの」
ククリ「ククリが一番すごいなって思うのは、怒ったり笑ったりしてる、いつもの勇者様よ!」
ニケ「……」
ククリ「頑張ってね♪」
ニケ(サンキュー、ククリ。話しかけてるのはタテジワが置いていったボウリングのピンで俺じゃないんだが、わかったような気がするよ)
ニケ(俺に今できること……よし!)
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/08/07/22:09
つぎのひ(原文ママ)
お面「また挑戦しに来たのか?」
ニケ「ああ…」
ククリ「勇者様、頑張って!」
ニケ「けど、その前に!」グッ
ゴォォォ
ククリ(ゆ……勇者様が)
トマ(燃えてる!)
ニケ「その前に…」
ニケ「おまえグルグル13巻94ページに出てきた「マタデー」と同じ顔だぁ〜っ!」バコッ!
ゼタ本「なんじゃそりゃあ!?」
ニケ「あ、あれ?」
トマ「ゆ…」
ククリ「勇者様…」
トマ「「勇者の拳」が!」
ソフトン「腕についている!」
ククリ「やったぁ、勇者様!」
お面 < ピシッ
リリック「よくぞ「勇者の拳」の封印を解きました! あなたこそ勇者です!」
アルタ「お面に中から天使が!」
リリック「勇者の拳。すなわち世の中に「おかしい」と言える勇気! これこそが奇跡を起こす勇者の力です!」
トマ「なるほど、「ツッコミ」かぁ!」
ククリ「そうよ! 勇者様のツッコミは世界…」
ククリ「………………」
ククリ「世界でもベスト10に入るもの!」
ニケ「一番じゃないのか!?」
ククリ「だって、だってビュティちゃんが…!」フルフル
ニケ「う。確かに…」汗
ニケ「だ、だけど――俺のツッコミが世界を変える〜っ!」
【勇者の証、「勇者の拳」を手に入れた】
ナレーション×2『おめでとう〜!』パチパチ
リリック「申し遅れました。私、勇者担当の天使「リリック」です。これから、あなたの正義のツッコミに期待してます!」
ニケ「あ、あの……これ、ずっと付けてるの?」
リリック「ご心配なく。普段は素敵なブレスレットになります!」ポンッ
ニケ「おお」
ククリ「かっこいい勇者様! やったね!」
ニケ「ククリのおかげだよ!」
ククリ「えへへ〜」
ギップル「( ゚д゚)」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/08/07/22:10
ニケ「シードル先輩にも、後でお礼言わなくちゃな」
ククリ「いつの間にか帰っちゃったもんね」
リリック「さて、それでは記録に入らせていただきます」つ 羽ペン
ニケ「記録?」
リリック「「勇者」についてはすべて記録され、神様がお読みになるだけでなく、後の世に永遠に伝えられる伝説となります!」
ニケ「後の世に!? 永遠に!?」
ククリ「すごーい!」
リリック「では、お名前から!」
ニケ「えっ、名前!?」
ニケ「あ……あ……あ〜っと」
リリック「はい、「勇者ああああ」」カキカキ
リリック「では次に、勇者の拳に名前を――」
ニケ「おいちょっと待て! 今のは無し! 無し!」
リリック「一度書いた記録は絶対に消せません!」ニッコリ
ニケ「のおおおお!!」
【勇者「ああああ」になった】
ミロード「ゲームで名前に困った時につけるやつになっちゃいましたね」
ルミネ「まあ、ニケならそんなもんでしょ」
ニケ「そんな風に見られてたの!?」
アルタ「身から出た錆びじゃよ」
リリック「では勇者の拳に名前を!」
ニケ「拳に名前を付けるのか? 恥ずかしいな〜」
リリック「「恥ずかしの拳」」カキカキ
ニケ「おーのー」
ゼタ本(シードルもあんな経験をしたのだろうか…)
リリック「では、私はこれにて。要所要所で記録に来ますので!」ボウン
ニケ「あ!」
ククリ「せっかちな天使さんなのね」
ソフトン「神よ、あなたは人選を誤りました…」
ニケ「とにかく、水の王のところへ行こうぜ!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/08/07/22:11
ククリ「「ヒラタ」がいるのにどうやって行くの?」
ニケ「あ、そうか!」
トマ「あ、あの〜」
トマ「それでしたら大丈夫です。たぶん」
トマ製ロボット < バーン
ニケ「うわ〜っ! これはなんだあっ!?」
ククリ「こわい〜っ!」
アルタ「これまた面妖な…」
トマ「これは身代わり人形です!」
ゼタ本「身代わり人形?」
トマ「この人形は壁まで歩くことができます。ヒラタが人形を追いかけてる間に僕らは階段へ! これで脱出できるはずです!」
ククリ「はあ〜、さすがトマくん!」
ソフトン「考えたな」
ニケ「そんないい作品、なんで今まで黙ってたんだよ!」
トマ「…実はこの人形は昨日完成していたんですが、勇者さんにあの拳にチャレンジしてもらいたくて黙ってました。すみません」
ククリ「トマくん…」
ニケ「トマ…」
トマ「僕も信じてましたよ。勇者さんは「勇者」だと!」ニッコリ
ニケ「じゃあなんでこの人形は不細工なんだ〜っ!!」クワッ
トマ「すみません、絵は苦手なんです〜っ!」
【勇者:ああああ】
【持ち物:恥ずかしの拳】
【新たな挑戦が始まった!】
ゼタ本「おい、喧嘩は後だ。今は脱出を優先しろ!」
トマ「は、はい! 身代わり人形、発進!」ポチッ
トマ製ロボット < ガコンガコン
アルタ「行ったな」
ミロード「頑張ってくださ〜い」
メルサ「うまくいきますように」
ガコン
トマ「あれっ」
ソフトン「ヒラタの方に向かっているぞ! どういうことだ!?」
トマ「ああああ! 右折と左折の回路を間違えたようです!」
ガコンガコン
ヒラタ軍団「――」
ガコンガコン
ヒラタ軍団 < ドドドドド!
【モンスターは逃げ出した!】
ククリ「やっぱり怖いよね、あれ…」
トマ「よ、予定外ですが、今のうちに!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/08/07/22:12
太陽 < テカー
ククリ「わ〜っ、久しぶりの太陽!」
ニケ「よーし。行くぞ、オズミの泉!」
ソフトン「だが、結界はどうするつもりだ?」
ニケ「ぶ!」ビターン
ククリ「勇者様!」
トマ「あ〜っ! そうか、結界!」
ゼタ本「通るための呪文を覚えているやつを、置いてきてしまった…!」
ニケ「え〜い、いちいちめんどくせえ!」
ニケ「こんなものはなぁ、どうにかしてりゃ抜けられるんだよ!」ゴンゴン
トマ「そんな無茶な!」
スッ
ガコンガコンガコン
ニケ「この隙間から通れるぞ!」
ククリ「わーい! さすが勇者様!」
ゼタ本「おまえ、マジか…」
ソフトン「結界のわずかな隙間を見つけた……これも「勇者の能力」か?」
トマ「しかしこれは、奇跡というより…」
リリック「「勇者、ズル技を覚える」と…」カキカキ
ニケ「」
ククリ「」
ゼタ本「――き、気にするな。シードルも刀で結界を真っ二つに斬りさいたことが…」
リリック「いえ、それは普通に実力です」キッパリ
ミロード「そっちの方がかっこいいですからねぇ〜…」
ゼタ本「フォローぐらいさせろ!」
ニケ「さすがッス、先輩…!」ガクゥ
メルサ「……………」
ソフトン「とにかく、ニケ。おまえのおかげで俺たちは結界を通れるんだ」
ソフトン「これはおまえの功績だ。自信を持て」
ニケ「ソフトンさん…」ジーン
ゼタ本「さあ行くぞ、オズミの泉へ!」
トマ「あっ、そうそう勇者さん。これを使いませんか?」ドサッ
ニケ「ん、なんだ?」
トマ「あの物置で見つけたんです。あの遺跡の先人はなかなか優秀ですよ!」
◆
オズミの泉
ニケ「いえーい♪」バサー
ソフトン「飛行ユニットか」
ククリ「いいなぁ、勇者様」
トマ「みんなの分があればよかったんですが…」
トマ「でもこれでスピナ族も納得しますよ。伝説通り「空からやってきた勇者」です」
ゼタ本「ああ、水の王を呼び出すだろう」
スピナ族A「まもみめも!」
スピナ族B「めまもまめ!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/08/07/22:13
笛 < ピロリプロリロリ パロリロリ
ブクブクブク…
泉の主改め水の王「コラ〜ゲ〜ン!!」ザバーン
ニケ「出たああああ!!」
水の王「おまえの望むものは…」
@バルカン
A3wayショット
Bレーザー
水の王「この3つのうちどれだ!」
ニケ「なんでシューティングの武器セレクトなんだよ! 答えるなら弾切れの少ない@がだいたい当たり!」ドゴーン!
ククリ「勇者様!」
トマ「勇者の拳で水の王を殴っちゃいましたよ!?」
ニケ「しまった。つい…!」
水の王「見事! "勇者の拳"、しかと見たぞ! おまえこそ勇者!」ボロボロ
ニケ「わあ〜っ! ひでぇ顔!」
ナレーション(ケロロ)「いや、あんたがやったんでしょ」
水の王「水の剣を授けよう!」ザァー
ニケ「これが、水の剣…!」
ククリ「やったね、勇者様!」
トマ「これでもうヒラタは怖くないですね!」
ニケ「よーし、今度こそジタリの遺跡を攻略して、ジュジュを助けるぞー!」
ククリ&トマ『おーっ!』
プルルルル…
メルサ「はい……ゼタ様、ケロロ軍曹からです」
ゼタ本「何?」
ゼタ本「――ふむ、そうか。わかった」
ゼタ本「ケロン人と天の助の水分を確保する装備が完成したそうだ。一度拠点に戻るぞ!」
ニケ&ククリ&トマ『ええ〜っ!?』ガビーン
ソフトン「ルナー、そしてアドバーグ殿に神のご加護あれ…」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/08/07/22:15
タテジワカップ ボウリング26 ジタリ杯会場
タテジワネズミB「いざ出でよ、天をも揺るがす猛者たちよ! 第26回タテジワカップ開幕なり!」
タテジワ軍団『わ〜っ!』ドンドンパフパフ
タテジワネズミB「今回より新たなるピンが出陣! 見事倒されば100ポイント! さあさあ持てる力を解き放て!」
空飛ぶキタキタおやじ「……」
タテジワネズミC「まずは我から参る!」
ブンッ
ボール < ゴロゴロ!
空飛ぶキタキタおやじ「…!」
クイッ
ガコーン!
タテジワ軍団『……』
タテジワネズミC「今、ピンが動きし認識あれど…」
タテジワネズミB「笑止! そのようなことありえようか」
空飛ぶキタキタおやじ「ひーらりひらひらひひらりらーひら、ひひらり」プィ〜ヒャラ〜ラ〜
タテジワ軍団『ぎょい〜っ!?』
タテジワネズミB「ま、魔神の像!? み、皆の者、我らは魔神をよみがえらせた!」
空飛ぶキタキタおやじ「ひひらりひひらりひひらりら、ら」クイックイッ
タテジワネズミC「き、金魚運動!」
タテジワネズミB「否! これは魔神の踊りであるぞ!」
ガチャ
デマ「タテジワ、とらえたルナーをここへ――」
キタキタ&タテジワ軍団『ひひらりらー、ひひらりらー』ピ〜ヒャラ〜ラ〜
デマ「」
タテジワネズミB「あっ、デマ様!」
タテジワネズミC「魔神です! 我らは魔神を発見しました!」
タテジワネズミD「デマ様もどうぞご一緒に!」
デマ「……」ワナワナ
げ ん
こ つ
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/08/07/22:16
デマ「さて、ルナーよ。これが最後だ。封印を解く決心はついたかね?」
ジュジュ(ここまで待ったんだもの、もうちょっと盛り上げないとね)
ジュジュ「なんの話だか忘れちゃったの」ニヤリ
デマ「くっ……いい度胸だ…」
ジュジュ(そうそう、怒れ怒れ!)
デマ「どうしても解かぬというのなら――」バッ
ジュジュ「!」
デマ「この男の命はない!」
空飛ぶキタキタおやじ「ジュジュ殿ぉ〜っ! わしに構わず逃げてくだされえぇ〜っ!」
ジュジュ(違う……こんな盛り上がりは違う…)
空飛ぶキタキタおやじ「平和のためならわしの命など〜っ! 惜しくはっ、惜しくはありませんぞ〜っ!!」クワッ
空飛ぶキタキタおやじ「思えばキタの町をあとにして幾年月――わしの蒔いたキタキタの種はいつの日か実をつけるはず――」
空飛ぶキタキタおやじ「見てくだされ、わしの最後のキタキタ踊り!!」
この命尽きるとも
(キタキタ)
キタキタ踊りのある限り
(キタキタ)
この世に幸せの花尽きることなし
(はあ〜キタキタキタキタ)
ジュジュ「わ、わかったわ、封印を解きます!」ウップ
空飛ぶキタキタおやじ「えっ!?」
空飛ぶキタキタおやじ「なぜっ、なぜですかジュジュ殿〜っ!!」
デマ「よく決心した。早速こちらへ」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2022/08/07/22:17
ジュジュ「聖書を読むから静かにしてね」
ジュジュ「――主は申された。「出でよ、これは汝の力なり」」
ピ〜ヒャラ〜ラ〜
ジュジュ「」
デマ「」
デマ「独房に入れとけ!」
タテジワネズミB「御意!」
ヒラタ < ズーン!
タテジワネズミB「ぎょい〜っ!?」
デマ「ヒラタ!? なぜここにいる!?」
ガコンガコン
デマ「だっ、誰だおまえは!? 止まれ!」
ジュジュ(あのシルエットは……そうそう、これを待ってたのよ!)
ジュジュ「遅かったじゃない、ニケ――」
トマ製ロボット < どーん!!
ジュジュ「くーん!?」ヒュー
ナレーション(ボーボボ)「吹っ飛ばされたー!」
タテジワネズミB「あ、新たなる魔神が!」
タテジワネズミC「見よ、魔神が合体した!」
タテジワネズミD「真の魔神!」
ピ〜ヒャラ〜ラ〜
ジュジュ「盛り上がってる。盛り上がってるわ。オホホホホ」
【「もうなんでもいいからみんなとっととはやく来て」。お姫さま役を断念するジュジュであった】
ナレーション(ケロロ)「あーあ、かわいそ」
第6話A「剣と拳」完
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