『淋しい熱帯魚』はWinkの5枚目のシングル。1989年7月5日にポリスターより発売された。1989年4月中旬より放送されたヘッドホン・ステレオS-Type(Panasonic)のCMにWinkが出演して唄い、そののち、『アマリリス』以来10ヶ月ぶりとなるWinkオリジナル曲として7月5日に発売。7月17日付のものまで100位以内に20週連続ランクインした。また1989年のオリコン年間ランキングでは7位にランクイン、Winkのシングルとしてはカイリー・ミノーグの楽曲のカヴァー曲『愛が止まらない〜Turn it into love』の62.95万枚に次ぐ54.873万枚の売り上げを記録し、それまで殆ど洋楽をカヴァーしてきた彼女たちにとって、オリジナル曲としては最大のヒットソングとなった。この年、Winkは同曲によって、12月14日に『第22回全日本有線放送大賞』年間グランプリ、31日に『第31回日本レコード大賞』を受賞。また、この楽曲で『第40回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしている。
『スタンド・バイ・ミー』は、1961年11月にアメリカで発表された、ベン・E・キングのシングルレコード。ジョン・レノンなど多くのミュージシャンにカバーされている。もともとは黒人霊歌の『Lord,Standby Me』という曲であり、これにインスパイアされた形で生まれた。作詞・作曲はベン・E・キング、ジェリー・リーバー、マイク・ストーラーで、発売当時はBillboard Hot 100にて4位まで達した。当初、所属していたドリフターズへの書き下ろしだった。1975年には同名映画の主題歌になり、Billboard hot 100にて9位とリバイバルヒットした。日本では日産・オースター、マツダ・RX-7、三菱・アウトランダー、キリン・ラガービール、三井住友銀行、大和証券グループ、ホンダ・ステップワゴン、ホンダモーターサイクルのCMに使用されている。『ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500』に於いて、122位にランクインした。2016年には『ファイナルファンタジーXV』の主題歌としてアレンジされフローレンス・アンド・ザ・マシーンがそれを唄っている。
1975年(昭和50年)12月リリース。シングル7曲目にして、オフコース初のスマッシュ・ヒット。
なんと!元々は、もっとスローなバラード調に仕上げてあったという。
ところが、レコーディングの際、プロデューサーの判断で現在の形に変えられたらしい。
つまり、バラード調から現在のアップテンポでポップな感じに変わった、という訳です。イントロだけ聴いたら楽しい内容を連想するようなメロディー{emj_ip_0446}
プロデューサーとしては「これまでのオフコースの楽曲には理屈抜きに万人が楽しめる音楽性が足りなかったのでは?」と考えたという。そして、その狙いは、ズバリ当たったことになる。
そんなアップテンポでポップなメロディーに乗って届けられる歌詞は、すでに失恋の境地にある僕が、もう別れた君(彼女)との日々やその頃の想い、彼女への許せない気持ちを切々と唄っている。
レコード音源。
1981年2月10日・日本武道館ライブ音源
https://m.youtube.com/watch?v=7qAI28Ah5D4
眠れぬ夜/西城秀樹(カヴァー)
https://m.youtube.com/watch?v=BUAdtMzdcoE