🎶音楽専用スレA🎶
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サモル
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JS
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JC
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また、誤解を招く
JKコス
と思われる
(制服はもちろん体操着(ブルマ)、スクール水着も指します)
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最近サーバーポリスのパトロールが厳しい為です。
今まで黙認して削除して来ましたが、
禁止事項
を読んでいない様なのでスレ内にも
禁止事項
を表示することにしました。 それでも、改善されない場合は、
アク禁
にします。
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🕐2022/05/10 13:17
過去のこの日 2年前 2020年5月10日
吉田拓郎
提供曲
1971〜2011編
『赤い燈台』『螢の河』
@『赤い燈台』
シングル『ひとり囃子』
歌:
小柳ルミ子
作詞:
岡本おさみ
作曲:
吉田拓郎
1974年 昭和49年(46年前)
赤い灯台/小柳ルミ子
A『赤い燈台』
アルバム『ぷらいべえと』
歌:
吉田拓郎
作詞:
岡本おさみ
作曲:
吉田拓郎
1977年 昭和52年(43年前)
A赤い灯台/吉田拓郎 加藤綾子
拓郎
の歌声を燈台に穏やかな演奏の海を漂う至福
原曲は1974年に
小柳ルミ子
に提供された一篇。この時はA面ではなく、シングルB面のみの提供であった。
拓郎
をB面だけに起用するとは、当時のナベプロ帝国の権勢を感じる。
さまざまな旅の風景を紡いでいく
岡本おさみ
の詞。私は、勝手に
岡本おさみ
の「股旅シリーズ」と呼ばせてもらっているが、同じシリーズ内での
小柳ルミ子
への他の提供曲には『蛍の河』がある。本作といずれ劣らぬ名曲である。
『蛍の河』は
拓郎
本人歌唱で『今はまだ人生を語らず』の時に録音されたが、残念ながらアウトテイクとなった。生き残った公式本人歌唱はこの『赤い燈台』だけである。
アルバム『ぷらいべえと』は、会社再建のため急遽、本人の体調不良(=鼻声)にもかかわらず突貫工事で作られたアルバムとしても有名だ。
拓郎
本人には忸怩たる思いがあるのだと思うが、だからといってそれを聴き手までが「やっつけ仕事」のように云うのは大きな間違いであると思う。もう勝手に愛に溢れた名盤と認定しちゃる。
この作品を含めてすべてのアレンジが
拓郎
本人の手になる。当時の本人曰く「書けない楽譜を一人で書いた」という渾身の仕事がそこにある。
この作品もアレンジがまず秀逸である・・というか決定的である。まどらかな音色のキーボードと心に響くアコースティックギター、そして、それらをガイドし誘う美しいメロディーからなるイントロが実に素晴らしい。歌に入る直前のトゥルルルルという音色がたまらん。そしてまた間奏の美しさもこの曲の魅力を決定づける。この心地よい音色にいつまでも身を委ねて浸っていたいと思わせる。このキーボードが
エルトン永田
、ギターが
常富喜雄
であることがずいぶん後になってわかった。この間奏も最後を締めくくる後奏も、もっともっと長くてもいいと思う。
拓郎
の歌声も演奏と溶け合ってとても柔らかで優しい。「ディレイマシーン」と拓郎は当時説明していたが、フィードバックエコーが存分に使われていてそれも演奏と歌が溶け合うような感じを醸し出している。『ぷらいべえと』発表当時、
拓郎
はプロモーションの際に、この作品を絶品のひとつと自賛していた。
小柳ルミ子
バージョンも是非聴いていただきたい。
小柳ルミ子
の歌唱も素晴らしく、デリケートなメロディーをきちんと消化していて、
拓郎
のメロディーの威力が別の面から浮き彫りにされている。
(t.y life より)
B『螢の河』
アルバム『あたらしい友達』
歌:
小柳ルミ子
作詞:
岡本おさみ
作曲:
吉田拓郎
1974年 昭和49年(46年前)
蛍の河/小柳ルミ子
C『螢の河』
アルバム『人生を語らず』
歌:
吉田拓郎
作詞:
岡本おさみ
作曲:
吉田拓郎
1974年 昭和49年(46年前)
蛍の河/吉田拓郎
1974年5月に発売された
小柳ルミ子
のアルバム『あたらしい友達』に名曲『赤い燈台』と共に所収された。”
小柳ルミ子
フォークを歌う”とでも云えそうなコンセプトアルバムである。『赤い燈台』もこの『蛍の河』も、あくまでアルバム所収曲でシングル盤にはなっていない。正確には『赤い燈台』はシングルのB面にはなったが。もったいねぇ〜!友達ならそこのところ、うまくやってよ。三人娘の
天地真理
への提供曲『さよならだけ残して』もアルバム曲だった。この頃、既にスーパースターを張っていた
吉田拓郎
だが、いかに当時のナベプロのトップアイドルの権勢は凄かったかを感じずにはいられない。
この『蛍の河』は後先を考えずに言うと、
吉田拓郎
と
岡本おさみ
の最高傑作なのではないかと思う。後先考えずと言ったのは、じゃあ、この曲やあの曲よりもイイのかと理詰めで問われると困るからだ。しかし、この作品を聴いている時は、これはもう最高傑作と言わねば失礼にあたるくらいの充足感がある。
岡本おさみ
の作詞、
吉田拓郎
のメロディー、そして
小柳ルミ子
の歌唱が、ホップ・ステップ・ジャンプという感じで見事な高得点のワザに結実している。どれひとつとっても、かけがえなく、また遜色もない。ホップ(詞)・ステップ(曲)と来てジャーンプ(歌唱)というところでコケることが多いのが提供曲の常である。しかし実に見事なジャンプ、つまり
小柳ルミ子
の歌唱力が鮮やかで素晴らしい。神歌唱と言っても良い。
名詩、名曲なれど、
岡本おさみ
の詞も字余りだし、御大のメロディーも難解である。カラオケで歌ってみるとわかる。♪仮の宿り〜、♪恋しさも切なさも二人になりたいばかりーでーす、♪ああ蛍の河よ 光なさぁい〜、ここらあたりの音程がとても掴みにくい。しかし、
小柳ルミ子
の懐の深い歌いっぷりは、見事にこれらの難解なメロディーを咀嚼し尽し、まるでおだやかな海に身を任せるような気持ちいい安定感がある。そういう意味では『赤い燈台』の難メロ咀嚼力にも同様に驚く。とにかくすごいぞ、
小柳ルミ子
。三人娘の中でただ一人歌手として生き残った理由もわかろうというものだ。
岡本おさみ
の詞は、浴衣、下駄の音、静かな闇、恋しさ、切なさという夏の情景や恋する心情を通して、蛍の美しさを描き出している。そしてこの詩に情感をたっぷりとこめながらも、決して演歌調にはならない御大の美しいメロディーの技が加わる。蛍といえば、例えば
宮本 輝
の小説『蛍川』の名文と言われる一節が浮かぶ。「蛍の大群は、(略)天空へ天空へと光彩をぼかしながら冷たい火の粉状にになって舞あがっていた。」しかし、これに比肩するような美しさを、この詩とメロディーは描きそして歌い上げている。最高傑作と称揚したくなる私を許してくれ。
さて、本人歌唱はバンジョー鳴り響くライトな感じで歌われたが、アルバム『今はまだ人生を語らず』のアウトテイクとなってお蔵入りしてしまった。オールナイトニッポンで一度だけ流されたのが貴重な音源となっている。どこの蔵に仕舞った。出せ、出してくれ。アウトテイクをテイクアウトしてくれ。
小柳ルミ子
も、セルフカバーするなり活用して世間に知らしめてくれないだろうか。歌ってよ、『蛍の河』を。
(t.y life より)
※結果的に2曲4バージョン聴く事ができてよかったです。やっぱり
拓郎
本人の歌はいいですね。
20kb
480×360
6kb
259×194
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960
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📱Pixel
🕐2022/05/10 09:50
風見しんご
1962年10月10日生まれ
広島県広島市出身
俳優、タレント、歌手、ダンサー
1983年リリース
僕笑っちゃいます/風見しんご
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959
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📱Pixel
🕐2022/05/10 09:18
高見知佳
1962年7月9日生まれ
愛媛県新居浜市出身
女優、歌手、タレント
この方もアイドル歌手としてデビューしましたが、マルチタレント、後のバラドルのような感じでした。デビューから数年後、この歌は化粧品のキャンペーンソングとしてヒットしました。
EPO
の作詞・作曲で彼女も『くちびるヌード・咲かせます』というタイトルで同じ歌詞で、リリースされてます。
くちびるヌード/高見知佳
くちびるヌード・咲かせます/EPO
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958
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📱Pixel
🕐2022/05/10 08:13
お集まりの皆さん
おはよぉ〜!
∩⌒。⌒)
昨日は、128HITでした。
ありがとうございます。
今日も閲覧宜しくお願い致します。
仕事に行く前に一曲(私は、無職ですが)
野原ひろしの『くっせぇわ!』
『うっせぇわ』の替歌です。
うっせぇわ/Ado
54kb
960×622
23kb
849×475
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📱Pixel
🕐2022/05/09 23:35
森繁久彌
1913年5月4日生まれ。
2009年11月10日没、享年96歳(老衰)
大阪府枚方市出身。
俳優、声優、歌手、コメディアン、元NHKアナウンサー。
1960年リリース
しれとこ旅情/森繁久彌
作詞・作曲・歌:
森繁久彌
日本を代表する俳優・コメディンの
森繁久弥
。テレビをはじめ映画・舞台で活躍し、多くのファンに愛さるた。しかし、その一方で、実は戦前にNHKにアナウンサーとして採用され、満州に渡り国威高揚の映画のナレーション等を手掛けるなど、その原点には心に深い歴史を刻んでいる。戦後は、映画『社長シリーズ』や歌手としても活動、また舞台『屋根の上のバイオリン弾き』は900回にわたって出演し、ライフワークともなった。長年にわたり大衆芸能に尽力し、国民栄誉賞も受賞している。
戦争というつらい経験を経て、人々に笑いと希望を与えようとした
森繁
の人生が語られる。
114kb
1080×1038
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956
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📱Pixel
🕐2022/05/09 16:16
>>520
{emj_ip_0674} こんなにあなたを愛しているのに
>>372
{emj_ip_0674} いいわけ
{emj_ip_0672} この2曲は、全く同じメロディーで歌詞だけ変更した楽曲です。
1988年に大阪出身者で
つんく♂
を中心に結成。
1995年5月リリース
ズルい女/シャ乱Q
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955
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📱Pixel
🕐2022/05/09 09:50
映画は、観ていませんが、曲は好きでよく聴いていました。
スローなブギにしてくれ/南 佳孝
さて、ソフトバンクに行きます。
ブリペイド携帯をチャージしないといけません。
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954
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📱NP501KC
🕐2022/05/09 09:38
お集まりの皆さん
おはよぉ〜!
∩⌒。⌒)
昨日のアクセス数は、173HITでした。
ありがとうございます。
今日も閲覧宜しくお願い致します。
朝は、この曲からスタート
おはよう!スパンク/井上 望
おはよう!スパンク〜哀しみよこんにちは/井上 望
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953
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📱Pixel
🕐2022/05/08 23:23
『年下の男の子』と
>>350
『碧いうさぎ』の振り付けに手話が使われているけど、手話といえば、この曲が、一番印象深かったですね。
TBSドラマ花王愛の劇場『名もなく貧しく美しく』エンディングテーマ
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952
]
📱Pixel
🕐2022/05/08 22:59
この曲は、^_^クリスタルキングの曲ですが、THE ALFEE も良い^_^
【45th ANNIVERSARY HIT ALFEE 2019 春の乱】
愛をとりもどせ!!/HIT ALFEE
【Best hit Alfee 2015 ONE NIGHT CIRCLE】
希望の鐘が鳴る朝に/HIT ALFEE
今日の気分^_^いつまでも君でいるため明日を諦めてはいけない!
『北斗の拳』オープニング
愛をとりもどせ!!/クリスタルキング
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吉田拓郎提供曲
1971〜2011編
『赤い燈台』『螢の河』
@『赤い燈台』
シングル『ひとり囃子』
歌:小柳ルミ子作詞:岡本おさみ作曲:吉田拓郎
1974年 昭和49年(46年前)
赤い灯台/小柳ルミ子
A『赤い燈台』
アルバム『ぷらいべえと』
歌:吉田拓郎
作詞:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎
1977年 昭和52年(43年前)
A赤い灯台/吉田拓郎 加藤綾子
拓郎の歌声を燈台に穏やかな演奏の海を漂う至福
原曲は1974年に小柳ルミ子に提供された一篇。この時はA面ではなく、シングルB面のみの提供であった。
拓郎をB面だけに起用するとは、当時のナベプロ帝国の権勢を感じる。
さまざまな旅の風景を紡いでいく岡本おさみの詞。私は、勝手に岡本おさみの「股旅シリーズ」と呼ばせてもらっているが、同じシリーズ内での小柳ルミ子への他の提供曲には『蛍の河』がある。本作といずれ劣らぬ名曲である。
『蛍の河』は拓郎本人歌唱で『今はまだ人生を語らず』の時に録音されたが、残念ながらアウトテイクとなった。生き残った公式本人歌唱はこの『赤い燈台』だけである。
アルバム『ぷらいべえと』は、会社再建のため急遽、本人の体調不良(=鼻声)にもかかわらず突貫工事で作られたアルバムとしても有名だ。拓郎本人には忸怩たる思いがあるのだと思うが、だからといってそれを聴き手までが「やっつけ仕事」のように云うのは大きな間違いであると思う。もう勝手に愛に溢れた名盤と認定しちゃる。
この作品を含めてすべてのアレンジが拓郎本人の手になる。当時の本人曰く「書けない楽譜を一人で書いた」という渾身の仕事がそこにある。
この作品もアレンジがまず秀逸である・・というか決定的である。まどらかな音色のキーボードと心に響くアコースティックギター、そして、それらをガイドし誘う美しいメロディーからなるイントロが実に素晴らしい。歌に入る直前のトゥルルルルという音色がたまらん。そしてまた間奏の美しさもこの曲の魅力を決定づける。この心地よい音色にいつまでも身を委ねて浸っていたいと思わせる。このキーボードがエルトン永田、ギターが常富喜雄であることがずいぶん後になってわかった。この間奏も最後を締めくくる後奏も、もっともっと長くてもいいと思う。
拓郎の歌声も演奏と溶け合ってとても柔らかで優しい。「ディレイマシーン」と拓郎は当時説明していたが、フィードバックエコーが存分に使われていてそれも演奏と歌が溶け合うような感じを醸し出している。『ぷらいべえと』発表当時、拓郎はプロモーションの際に、この作品を絶品のひとつと自賛していた。
小柳ルミ子バージョンも是非聴いていただきたい。小柳ルミ子の歌唱も素晴らしく、デリケートなメロディーをきちんと消化していて、拓郎のメロディーの威力が別の面から浮き彫りにされている。
(t.y life より)
B『螢の河』
アルバム『あたらしい友達』
歌:小柳ルミ子
作詞:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎
1974年 昭和49年(46年前)
蛍の河/小柳ルミ子
C『螢の河』
アルバム『人生を語らず』
歌:吉田拓郎
作詞:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎
1974年 昭和49年(46年前)
蛍の河/吉田拓郎
1974年5月に発売された小柳ルミ子のアルバム『あたらしい友達』に名曲『赤い燈台』と共に所収された。”小柳ルミ子フォークを歌う”とでも云えそうなコンセプトアルバムである。『赤い燈台』もこの『蛍の河』も、あくまでアルバム所収曲でシングル盤にはなっていない。正確には『赤い燈台』はシングルのB面にはなったが。もったいねぇ〜!友達ならそこのところ、うまくやってよ。三人娘の天地真理への提供曲『さよならだけ残して』もアルバム曲だった。この頃、既にスーパースターを張っていた吉田拓郎だが、いかに当時のナベプロのトップアイドルの権勢は凄かったかを感じずにはいられない。
この『蛍の河』は後先を考えずに言うと、吉田拓郎と岡本おさみの最高傑作なのではないかと思う。後先考えずと言ったのは、じゃあ、この曲やあの曲よりもイイのかと理詰めで問われると困るからだ。しかし、この作品を聴いている時は、これはもう最高傑作と言わねば失礼にあたるくらいの充足感がある。
岡本おさみの作詞、吉田拓郎のメロディー、そして小柳ルミ子の歌唱が、ホップ・ステップ・ジャンプという感じで見事な高得点のワザに結実している。どれひとつとっても、かけがえなく、また遜色もない。ホップ(詞)・ステップ(曲)と来てジャーンプ(歌唱)というところでコケることが多いのが提供曲の常である。しかし実に見事なジャンプ、つまり小柳ルミ子の歌唱力が鮮やかで素晴らしい。神歌唱と言っても良い。
名詩、名曲なれど、岡本おさみの詞も字余りだし、御大のメロディーも難解である。カラオケで歌ってみるとわかる。♪仮の宿り〜、♪恋しさも切なさも二人になりたいばかりーでーす、♪ああ蛍の河よ 光なさぁい〜、ここらあたりの音程がとても掴みにくい。しかし、小柳ルミ子の懐の深い歌いっぷりは、見事にこれらの難解なメロディーを咀嚼し尽し、まるでおだやかな海に身を任せるような気持ちいい安定感がある。そういう意味では『赤い燈台』の難メロ咀嚼力にも同様に驚く。とにかくすごいぞ、小柳ルミ子。三人娘の中でただ一人歌手として生き残った理由もわかろうというものだ。
岡本おさみの詞は、浴衣、下駄の音、静かな闇、恋しさ、切なさという夏の情景や恋する心情を通して、蛍の美しさを描き出している。そしてこの詩に情感をたっぷりとこめながらも、決して演歌調にはならない御大の美しいメロディーの技が加わる。蛍といえば、例えば宮本 輝の小説『蛍川』の名文と言われる一節が浮かぶ。「蛍の大群は、(略)天空へ天空へと光彩をぼかしながら冷たい火の粉状にになって舞あがっていた。」しかし、これに比肩するような美しさを、この詩とメロディーは描きそして歌い上げている。最高傑作と称揚したくなる私を許してくれ。
さて、本人歌唱はバンジョー鳴り響くライトな感じで歌われたが、アルバム『今はまだ人生を語らず』のアウトテイクとなってお蔵入りしてしまった。オールナイトニッポンで一度だけ流されたのが貴重な音源となっている。どこの蔵に仕舞った。出せ、出してくれ。アウトテイクをテイクアウトしてくれ。小柳ルミ子も、セルフカバーするなり活用して世間に知らしめてくれないだろうか。歌ってよ、『蛍の河』を。
(t.y life より)
※結果的に2曲4バージョン聴く事ができてよかったです。やっぱり拓郎本人の歌はいいですね。