スタンダード・ナンバーが生まれた1970年に、日本のラジオの年間チャートで1位に輝いた曲。今では、滅多にラジオで流れませんが、日本で流行ったので聴けば知ってる方も多いと思います。忘れ去られるには、惜しい曲です。オリジナル・キャストは、当初、1966年にカナダのカルガリーでブルース・イネス、グレアム・ブルース、ピーター・ブラウンの3人で『ノース・カントリー・シンガー』として結成され、その後、1968年にポートランドから来たブリス・マッキー、そしてブルースと結婚したディクシー・リー・イネスの女性ボーカルを加えて誕生します。1968年のデビューシングルでは、セールス的に失敗に終わりますが、1969年、ロサンゼルスに移って『天使の兵隊』のシングルとアルバムをリリースすると、『天使の兵隊』が全米34位のヒットとなります。このヒットを機に、ボブ・ディランや、BBキング、グレン・キャンベルなどのアメリカ・ツアーに同行し注目を集める様になります。(その後、とりわけ、本国カナダと日本で高い人気を集めた様です。)
彼らは、1970年、71年と二度、来日して横断ツアーを行います。その内容がライブ・イン・ジャパンとして2枚リリースされ、東京音楽祭にもゲスト参加しました。日本では『天使の兵隊』『ミスター・マンディ』『愛する未来に歌おう』『虹をかけよう』『カム・トゥゲザー』『朝やけの二人』と通算6枚のシングルが連続ヒットとなり、文化放送の『All Japan Pop 20』で1位に選ばれました。母国のカナダでも、『天使の兵隊』が1位、『ミスター・マンディ』が3位と大ヒットを記録しています。
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『安奈』は1979年10月5日に発売された甲斐バンド13枚目のシングル。
『裏切りの街角』『HERO(ヒーローになる時、それは今)』に続く、甲斐バンドで3枚目のベスト10入りを果たした楽曲です。『安奈』の曲のアイディアは、たまたま立ち寄った函館のバーで1番の歌詞を思いつきコースターの裏に書き留め、2番の歌詞は渋谷のバーで思いついたという。また、イントロのギターは、浜田省吾が弾いている。これも、たまたまレコーディングに来ていた浜田省吾に直接頼んだという。
安奈/甲斐バンド