土筆 vs パウリ
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1
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土筆
iPhone ios14.4
03/04 20:34
dis 3バース
72時間
延長一回
先攻:土筆
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書く
更新
検索
↓
返信数:20件
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2
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土筆
iPhone ios14.4
03/07 19:22
すいません、、延長でお願いします。
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3
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土筆
iPhone ios14.4
03/08 18:57
自己陶酔で雄弁振るって伸びた鼻っ面、それも外連味が混じればゴミかガラクタ。
晴耕雨読の末には野に花咲くが片や漱石枕流の様では落ち葉が舞うな。
筆を執る事は一朝一夕じゃ儘ならない蛍雪の功、文字が独り歩きする内は小手先遊びに急いてる小僧。
無い袖を大きく振れる若さは武器だ、ただ発言に落とし前を付けれないなら甚だ無自覚。
急拵えの一夜城など見た目ばかりが強固な積み木、物書きの本質はひたすら暗がりの中で蔵書食む紙魚。
瞼の裏、誰もが無銘を業物に変える迷路を駆け己の価値を一十百としてきた明瞭会計。
我を表現するのに高さは要らない、ただ底を探求し尋常一様に抗いなさい。
自分の腕を捏造するか自分を晒して熱を産むか、その選択を誤れば瞬く間に己の骨身にまで至るセルロース分解。
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4
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パウリ
F-01K
03/11 18:46
延長お願いします
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5
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パウリ
F-01K
03/12 18:30
繰り広げられた、数ヶ月間もの激甚の戦。
己の無力を敗者が物憂げに知る後日譚。
轟々と渦巻いた、数多の因縁と不倶戴天。
屍を積もる戦場、血で血を拭く歌い手。より
搗ち合う、不乱の意志とヘテロスタシス。
そして各々修羅の道を経てのスタイル。
経験を歩み、洗練される言葉で覆う文字列。
小手先と蔑まれようと、俺はその過程を重んじていく。
蛍雪の功など分かりきったレトリック、論客。
クリシェに突飛な比喩で取り繕う核。
何を今更語るか、望み薄の再定義内。
陳腐過ぎて現とのシンクロさえ出来ない。
下ばかり遠望して浪漫も無いリアリズム、
最低限の個性には染まるも汝は沈む。
死ぬまでその陰鬱な自己承認に惚けていろ、
傍目に俺は燃すフィロソフィーの固形燃料。
若さに腐らない、澄んだ脳内信号のみの音を
虚空に綴じ歩く、コンクリートジャングル。
片や袖も作れぬ弱気な等身大を視る物見の塔、
その夢幻の地を排し、臨む捲土重来。
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6
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土筆
iPhone ios14.4
03/15 18:27
撃鉄弾けば割れるびいどろの銃を構えた地縛霊が足を滑らせたピートボグ。
目の前と足元を直視できず問う浪漫、いつまで兵の夢の中に囚われたtollond man.
韻文とはあらゆる言葉が持つ億万の音に熱や意思を掛け合わす殖産興業。
戦艦を編むが如く紡ぐ苦労と愉悦でその鍛造の上で成り立つ自国の富国強兵。
常緑な言の葉はクリシェと笑い貼り付けた辞書の片隅で見つけたご自慢のアップリケ。
見栄えばかりの振る舞いで突飛と突き返す言葉の綾はまるでちぐはぐな諸刃の刀。
洗練とは裏腹にちちんぷいぷいと絵に合わないインクで理想像をチープにプリント。
筆の虫は何より色が混ざっただけの渾沌を嫌う、外用語は使っても遊ばせない推敲こそ本物の美学。
俺は安い南蛮玩具を自慢し子供のように鳴く被れ者に張り手かます尊王攘夷派。
着火した哲学も乏しく燻る火種、情熱の窯は無尽蔵な燃料で沸々煮立てる。
お前を累乗したって届かぬエスプリや理論のみならず、袖振らずとも無尽蔵な基本投資額。
外資が幅利かすお前の語彙とは資本も違う、色も飲み込む墨の照りと深みは巧みな日本語にある。
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7
]
パウリ
F-01K
03/18 18:20
筆の虫に食まれ穴を覗かせるtoll“u”nd man
迷宮内にて、無情にも途絶える行路を舞う。
それが外“来”語を遊ばせないリソースか、
ヒューマンエラーに遊ばれ盛大に総スカン。
咎立に感けて表面のみ一々弄っちゃ、
戦艦にしては脆くみみっちいミニチュア。
自国の急拵えに長閑な野原も焦土と化す、
只管にズレる言霊の中のオートフォーカス。
襤褸を前に、意思の籠ったラインが散る。
言及しておいて推敲を怠る愚かな因果律。
触れずとも崩れる屑鉄に埋まる巧みな含意、
内容の為に外観を妥協する様では全く意味が無い。
腐り切った内実にはピントを合わさず穢す、
主張に見合わない技量、嗚呼寒気がする。
到底漆黒には程遠い浅薄なモスグレー。
衒学さも優れぬ、その線画すら燃す紅蓮。
そんな熱烈な言葉から洗いざらい語らう、
我を表現するのに高さは要らないからな。
たとえ安くても結構、物差しは千差万別。
だが、書き損じを投下しちゃ目に余るぜ。
常緑の言葉で、赤裸々に青写真を描く浪漫。
未だ黄ばまない、牙とアートが潜めた黒さ。
奔放に表現した殺意の儘帯びるフルカラー、
さて、艦長は袖に代る白旗を何時振るかな。
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8
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土筆
iPhone ios14.4
03/21 18:19
追い込んだ気で喧々騒ぐ背水の豚は難解語の見た目の威を借りる外需依存型。
まぁ嬉しそうに誤りを相次ぎ問うたがお前は本気で自前の主義や思考を以って細部に凝ったか。
己に紡ぐべき意思があればこそ語彙の価値が生む内需拡大、お前は大仰な口振りの割にイデオロギーの欠如がだいぶ危ない。
水面を撫で首を取ったと戯ける小人、それでよく言えたよ人の事を表面のみと。
お前が深淵を覗かず上辺ばかりを手当たり書いたからか俺とはどうにも目が合わないな。
詩の推敲とは加筆じゃなく追求だ、其れを履き違えた奴から才の枯木にて首吊るんだ。
足りてない追求の為の肺活量、鮮やかな表現を潜り潜ったその先が黒。
散々そうあれと解いた問い掛けの何を見たやら、したり顔で色遊びに興じる餓鬼のいなたさ。
原色じゃ表せぬ俺の持ち味は俺にしかない、雄弁も唯の皮肉ならそれをどう塗ろうと骨身に響かない。
印象を弄る口数なら楽々その虚を挫く、硯の海から凡夫に宛てるソーブキプ。
語句が鍍金か地金かは書き手の視点で形を変える、俺はお前が見たピントの先で築き続ける中身の螺旋。
俺は単衣には語らせない冷酷とひょうきんさを携えた固形燃料じゃない自前の熱で唸り上げる蒸気機関。
彼を見送る追悼は満開に咲く桜吹雪で、勝ち鬨代わりの汽笛鳴らし楽々次へ。
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9
]
パウリ
F-01K
03/24 18:10
…嗚呼、言葉が可哀想でならんよ。
持ち前の比喩にはかなりの腕が有るも、
大仰だの表面だの貶せば、負け犬の遠吠え。
誤った時点で既に言語は枯れていると思え。
それで表現を語るには程度が余りにも低く、
連ねても連ねてもただただ喧しい文字数。
綾の隠れ蓑で我を誇張したカリカチュア、
物書きにあるまじき姿勢、許容し難い数々。
まず武骨の粗に甘んじないこの綴字が、
美学の内外を支える何万字内の根底にある。
無論、“偏には”脱せない不文律は万国共通。
開き直ればブーイングすら跋扈する構図。
何時かの骨身の潤けた水死体も腐りて、
その骸に熾す気炎で鼓吹した理論体系。
碌にプロパガンダも噛み合えず楯突く、が
俺はこう“説”いた筈だ。“物差しは千差万別”。
憎悪の黒、皮肉の黒、渾沌の黒、追求の黒…
何れも有する不可侵の個性に付随する特長。
最適解のない己の色で埋めるパレットは、
脊髄反射の否定では抉れぬ“過程”と成る。
そしてイズムの相対する醍醐味で満たす。
お前はかの三者三様の戦で何を見ていた?
そうあれ、とさもそれしかない様に囀って
大見得を切るが、未だピントにさえブレる。
観念の凝り固まった醜文は不愉快で酷い詩、
ふんぞり返る視野狭窄に風化する海底都市。
一時の徒桜も現へ絡まらずに死んだ枯れ野。
自前なのは分かったから早く岸に上がれよ。
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10
]
蚯蚓
KYV41
03/29 13:15
俺は陰獣の蚯蚓
お前らどこの組のもんだ?
ほぉ、ノストラードの、か。
少しは念が使えるようだが
や め と き な
楽しい時間をありがとうございました。
この二人が決まった時に楽しみで仕方なかったです。
期待以上のバトルでした。
パウリさんに一票です。
表現は両者共に狂おしいほど好きです。リアルに頬擦りしたいくらい。
パンチライン的な意味では土筆さんの方に分があったように自分の目には写りましたが決め手は土筆さんの誤字への指摘ですかね。
誤字とかって責め方次第では効果薄いように感じますが詰め方、突き方共にそれまでの内容をちゃんと踏襲している分本当にいやらしすぎる。
土筆さんの1、2もめちゃくちゃ良かったですが、パウリさんが2バで捲って3バでだめ押ししたように見えました。
見慣れない言葉がたくさん飛び交っていて全て調べて読み込んだので疲れました、なので簡素ですが許してください笑
二人共本当に賢いんだろうなぁ。
めちゃくちゃ良いバトルありがとうございました。
お疲れ様でした!
Written by 蚯蚓
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11
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牛肉
iPhone ios14.4.1
03/29 15:22
お疲れ様でした。素晴らしすぎました。
バトル以上、文学セッション。
普段「このラインが良かったよー」と引用して挙げたいところなんですが、正直、全部!って感じであんまり上手く挙げられないです。すみません。挙げますが。
まず土筆さんが1v「お前の言葉は外連味で小手先で独り歩きだよー」というスタンスでパウリさんの語彙を牽制します。"無い袖を大きく振れる若さは〜"の所の表現とボースト、本当に凄いなと。洒落ていてカッケェ上に、先攻から理想的に風上を取る。この試合が名試合になったのは全てココに詰まっている。潰すのではなく、土俵を用意したという感じの先攻1v。
続いて1vパウリさん"クリシェに突飛な比喩","フィロソフィーの固形燃料"とかいう言い回し。もう「取り出すワードセンスだけで加点」という感じです。
↑この辺が似てるようで土筆さんとパウリさんの微妙に違うスタンスだと感じました。土筆さんは僅かな差ですがパウリさんと比べると文章力重視で、ゆえに「パウリさんのは単語が独り歩きしてるよ」という土筆さん1vの牽制がしっかり刺さっている気もします。(そしてここがこの後、試合の中心にもなっていきます。)
余談ですが、パウリさんはトリスレ時よりもまた遥かに「韻と韻以外の部分のリズム感と律」が綺麗になっているなと。
続いて2v土筆さんが"尊王攘夷,南蛮玩具,富国強兵,外資,外用語"という「日本史感」を強く押してきます。和の心。そして一貫性という魅せ方。ここでは特に「似てるけど俺とお前は違うよ」という論点を語っているように見えます。ただ"外用語は使っても遊ばせない〜"と先駆けて防御はしてるものの、「カタカナ部分を突くバースで自らもそれなりに使って行ったのは、これ以降突かれそうでは?」と心配にもなりました。結果、そこに話は行きませんでしたので減点というより、僕なら次の論点この辺かなーと思いながら読みました。
そして2vパウリさん。ここまで読んでいたところは、土筆さん優勢で読んでいたのですが、この辺でグイッと並びます。物書きとしての美学的な部分でやり合っていたからこそ、誤字disの"言及しておいて推敲を怠る〜"の部分がかなりシンプルisベストでカウンターになったなあ、と。ベタと言えばベタな色ネタの辺りも、パウリさんの語彙でやられるとこうなるかー、とお洒落なんですが、ここよりも"合わさず穢す、嗚呼寒気がする"のラインに震えましたね。(本来かなり難しいのですが)一度取られた風上をググッと取り返すエグいライン。
3v、土筆さん。"難解語の見た目の威を借りる外需依存型"はこれだけで見ると当てはまってるんですが、もうこの話題は2vでやっているので足踏みに見えるかなーと感じました。というより「他に突くところがない」状態になっているというか。"だいぶ危ない"の口調も、皮肉にもここまで土筆さんの一語一句がパーフェクトだったからこそ、少し浮いている気がしました。"したり顔で色遊びに興じる餓鬼のいなたさ"は僕でもココは「それベタでダサいよ」の観点で突きたいなと思ったので同意、かつ、いちいち言い方が上手い。
最後に3v、パウリさん。冒頭4小節、"…嗚呼、言葉が可哀想でならんよ。持ち前の比喩にはかなりの腕が有るも、大仰だの表面だの貶せば、負け犬の遠吠え。誤った時点で既に言語は枯れていると思え。"
1vで土筆さんに先に行かれ、2vで追いついて並び、3vこの冒頭でパウリさんがぶち抜いたな、と鳥肌立ちました。もはやディスとか毒とかなんてレベルではなく、ボーストとボーストのぶつけ合いでぶち抜いた。震えます。
"許容し難い数々,開き直れば"辺りで誤字論の返しにもう一度返して、"脊髄反射の否定では抉れぬ【過程】"のくだりで1vの"俺はその【過程】を重んじていく"を回収。最後に"不愉快で酷い詩,風化する海底都市"、"絡まずに死んだ枯れ野,早く岸に上がれよ"で子音絡みの美し韻end。完璧。うおお。
と、偉そうに読ませていただきましたが、当然文脈も余白も読み切れていないところもあると思います。僕は背伸びして、上を見上げて、ようやくなんとか「やべえ二人がやり合ってるのが遠くに見えるなー」って感じでした。ブラボーです。お疲れ様でした!
票も感想も完全に僕の好み&主観ですが、
パウリさんに1票。お疲れ様でした!
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12
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献華三重丸
MAR-LX2J
03/29 18:06
パウリさんに一票
土筆さんがパウリさんの特徴から “文字が独り歩き” “小手先遊び” 外需依存型などの印象づけに、自らは熱や意思を掛け合わすとした差異の魅せ方や持っていき方が上手くて、比較的穴が少ない相手に自らはボーストしながら下げていくのが凄かったですし、誤字を刺されてからの返しも推敲とは追究としていくのも上手いと思いました
>常緑な言の葉はクリシェと笑い貼り付けた辞書の片隅で見つけたご自慢のアップリケ。
>見栄えばかりの振る舞いで突飛と突き返す言葉の綾はまるでちぐはぐな諸刃の刀。
>着火した哲学も乏しく燻る火種、情熱の窯は無尽蔵な燃料で沸々煮立てる。
>語句が鍍金か地金かは書き手の視点で形を変える、俺はお前が見たピントの先で築き続ける中身の螺旋。
このあたり、韻や論の持っていき方含めて好きでした
対してパウリさんも
ヘテロスタシス/経てのスタイルの韻がまずは子音部分と意味の一致とがあって
>経験を歩み、洗練される言葉で覆う文字列。
>小手先と蔑まれようと、俺はその過程を重んじていく。
ここに繋がるボーストでの返しが好きでした
>そんな熱烈な言葉から洗いざらい語らう、
>我を表現するのに高さは要らないからな。
>たとえ安くても結構、物差しは千差万別。
>だが、書き損じを投下しちゃ目に余るぜ
>戦艦を編むが如く紡ぐ苦労と愉悦でその鍛造の上で成り立つ自国の富国強兵
土筆さんのこのボースト、パウリさんも洗練される言葉で覆う文字列とボーストしてるので、どちらも細部までのこだわりのうえでの形を出した訳で、tollund manは全然知らなかったんですがこういう誤字の指摘とかもボーストが成り立たなくなる要因になっていくかなとは思いました
そこの突きどころをパウリさんが上手くいかしていったかなと思いました
>咎立に感けて表面のみ一々弄っちゃ、
>戦艦にしては脆くみみっちいミニチュア。
>襤褸を前に、意思の籠ったラインが散る。
>言及しておいて推敲を怠る愚かな因果律。
>触れずとも崩れる屑鉄に埋まる巧みな含意、
>内容の為に外観を妥協する様では全く意味が無い。
強いし上手いなと
それに対しての土筆さんの返しも全部上手くて強かったんですが、3バのパウリさんも全部ヤバくて
>大仰だの表面だの貶せば、負け犬の遠吠え。
>誤った時点で既に言語は枯れていると思え。
>綾の隠れ蓑で我を誇張したカリカチュア、
>物書きにあるまじき姿勢、許容し難い数々。
>まず武骨の粗に甘んじないこの綴字が、
>美学の内外を支える何万字内の根底にある。
>碌にプロパガンダも噛み合えず楯突く、が
>俺はこう“説”いた筈だ。“物差しは千差万別”。
>そうあれ、とさもそれしかない様に囀って
>大見得を切るが、未だピントにさえブレる。
全部強いなと思いました、やばかったです
お二人ともラインの一つ一つが言葉選びや繋ぎなどもすべて洗練されてて、完璧に作られてて極上でした
それでいて論の持って行き方が凄くて、あらゆるものが凝縮されてて、自分では全然わかってない部分が多々あるとは思うんですが勉強させていただきました
どちらも素晴らしいんですが、ちょっとしたミスが大きなリスクになるスタイルでもあるなかで、突きどころから上手くいかしていったパウリさん優勢だったと自分は感じたので一票とさせていただきます
棚上げすみません
的外れな事言ってたらごめんなさい
お二人ともお疲れ様でした
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13
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キャラバン
Chrome
03/29 18:19
お疲れ様です。
リアルタイムでずっと追ってました!
感想遅れてすみません。
ネットライムって音楽的な面と文学的な面があるのですが
両者とも文学寄りで物凄く噛み合った戦いだったように思えます。
難しい表現や単語も多いのですが、意味が分かる度興奮して飽きずに読み進められました。
両者ともにボーストの出し方が上手いですね。
似たタイプながら相手との差を明確に作るのでお互いパンチを外すこともなく、
それでいて自分のスタイルを余すことなく発揮するので読み応え抜群でした。
基本全部大好きなのですが、特に好きだったラインを上げます
土筆さん
>無い袖を大きく振れる若さは武器だ、ただ発言に落とし前を付けれないなら甚だ無自覚。
この大物感!1バでこの圧で来られるときついですね
>筆の虫は何より色が混ざっただけの渾沌を嫌う、外用語は使っても遊ばせない推敲こそ本物の美学。
なんていうか表現よ。上質な俳句みたいな研ぎ澄まされた文章。
シンプルな指摘をこれ以上ないくらい尖った表現に出来るのは技術以外ないですね。
パウリさん
>死ぬまでその陰鬱な自己承認に惚けていろ、
>傍目に俺は燃すフィロソフィーの固形燃料。
これ、文章としても刺さりますね。スタイルを確立したからこそ言える言葉。
それでいながら韻も「自己承認」「惚けていろ」でダブルで踏んでるのがスキルフル!
>襤褸を前に、意思の籠ったラインが散る。
>言及しておいて推敲を怠る愚かな因果律。
誤字に対しての追い打ちというか皮肉というか。
こういう角度つけたいやらしさいいですね。
総評
物凄くハイレベルなバトル。
高い次元で拮抗していた中で誤字の指摘がポイントとして大きく響いたように思えました。
また、そこに対して土筆さんが強く弾ければ違ったかもしれませんが
>追い込んだ気で喧々騒ぐ背水の豚は難解語の見た目の威を借りる外需依存型。
これが個人的に「言う事ない」って印象を受けてしまいました。
全体的に言葉の鋭さだったり表現では土筆さんがやや上に思えただけに
たった1点隙を見せてしまったのがパウリさん相手には痛手だったのかなと。
パウリさんに1票
しかし両者ヤバいですね。ここまで来ると正直自分のジャッジに自信が持てないです。
お疲れ様でした!
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14
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ラフィン
iPhone ios14.4.1
03/29 19:24
マジヤバ。
物書きとしてのプライドとプライドの極限のぶつかり合いって感じでした。
自分からは土筆さんに一票。
正直言っている事の好みがどーしても入ってきてしまいますが、より矜持を力強く感じたのが土筆さんだったって感じです。
正直、内容というか、有効な攻撃とか見るとパウリさんの方がヒットしてるものが多かった気がしますが、なにかこのバトルはそれ以上のものを求めてしまったというか。
もちろんパウリさんもクソかっけーラインめちゃあったんですが自身を丸ごと小節に叩きつけている土筆さんのかっこよさを今回は上に見させてもらいました。
土筆さん
筆を執る事は一朝一夕じゃ儘ならない蛍雪の功、文字が独り歩きする内は小手先遊びに急いてる小僧。
筆の虫は何より色が混ざっただけの渾沌を嫌う、外用語は使っても遊ばせない推敲こそ本物の美学。
原色じゃ表せぬ俺の持ち味は俺にしかない、雄弁も唯の皮肉ならそれをどう塗ろうと骨身に響かない。
全部やばいんですが抜粋。
おしっこダダ漏れ。
パウリさん
蛍雪の功など分かりきったレトリック、論客。
クリシェに突飛な比喩で取り繕う核。
何を今更語るか、望み薄の再定義内。
陳腐過ぎて現とのシンクロさえ出来ない。
常緑の言葉で、赤裸々に青写真を描く浪漫。
未だ黄ばまない、牙とアートが潜めた黒さ。
奔放に表現した殺意の儘帯びるフルカラー、
さて、艦長は袖に代る白旗を何時振るかな。
まず武骨の粗に甘んじないこの綴字が、
美学の内外を支える何万字内の根底にある。
無論、“偏には”脱せない不文律は万国共通。
開き直ればブーイングすら跋扈する構図。
巧すぎ…
こちらもおしっこじゃー!
両者、お疲れ様でした。最高でした!
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15
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越境
iPhone ios14.4.2
03/29 20:51
土筆さんに一票!
まず土筆さん/の韻の美しさ/(aaight?)が素晴らしかったです。正直、明朗・気触れ・偏に、などの誤字や、いつまで兵〜などの脱字(じゃなかったらすみません)が気にはなりましたが、相手も褒めてしまうほど比喩表現の巧さが光ってました。それと毎バース頭の一ラインが素晴らしかったですね。ビシッと叩き付ける感じが最高。落とし所もうまく、文章が読みやすく、空間処理能力に長けてるなと感じました。
好きなライン
>自己陶酔で雄弁振るって伸びた鼻っ面、それも外連味が混じればゴミかガラクタ。
その路線で行くか!と一発目から興奮しました。
>急拵えの一夜城など見た目ばかりが強固な積み木、物書きの本質はひたすら暗がりの中で蔵書食む紙魚。
ぞうしょはむしみが良過ぎる。
>撃鉄弾けば割れるびいどろの銃を構えた地縛霊が足を滑らせたピートボグ。
ピートボグというワードセンス。
> 着火した哲学も乏しく燻る火種、情熱の窯は無尽蔵な燃料で沸々煮立てる。
縁!縁!
>足りてない追求の為の肺活量、鮮やかな表現を潜り潜ったその先が黒。
深淵を覗かず〜の指摘と色ネタを併せて返す表現がお洒落すぎました。
パウリさん
隙の無い戦い方が非常にクレバーでした。ガイキさんを彷彿とさせる母音繋ぎ合わせスタイルで、ケツから韻を追っかけていく作業が楽しかったです。難解なワードは調べれば繋げられるんですが、文節の多さがそれを邪魔してしまい意味がスッと飲み込めなかった(これは僕の処理能力がショボいせいですが…)部分が多かったです。誤字への指摘もその通りなんですが、誤字ってるから表現の程度が低いとはならないかなって僕は思いました。句読点の配置からは拘りを感じました。
好きなライン
>虚空に綴じ歩く、コンクリートジャングル。
上の文章見て、あ、隣で踏んでるのか!と。工夫がナイスでした。
>腐り切った内実にはピントを合わさず穢す、
>主張に見合わない技量、嗚呼寒気がする。
ああさむけがするが良過ぎる。
>常緑の言葉で、赤裸々に青写真を描く浪漫。
>未だ黄ばまない、牙とアートが潜めた黒さ。
>奔放に表現した殺意の儘帯びるフルカラー、
>さて、艦長は袖に代る白旗を何時振るかな。
モスグレー/燃す紅蓮からの色ネタの落とし方が綺麗でした。
お二人ともお疲れ様でした。
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16
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KIRIKA
iPhone ios14.4.1
03/30 13:04
判定失礼します!
土筆さんとパウリ師匠の試合はリアルタイムで見てました。お2人共文学的で僕の大好きなスタイルなので興奮しながら読ませて頂きました。表現も巧みで、ハイレベルな語彙も生かすお2人。本当に惚れますね。非常に勉強になりました。
土筆さん1v
>晴耕雨読の末には野に花咲くが片や漱石枕流の様では落ち葉が舞うな。
>筆を執る事は一朝一夕じゃ儘ならない蛍雪の功、文字が独り歩きする内は小手先遊びに急いてる小僧。
比喩表現がヤバすぎる。1回読んだだけで「短時間じゃ深みのある物は生み出せないぞ」という感じがビシバシ伝わってきました。内容がスッと頭に入ってくる表現の上手さ。韻の上手さ。
>自分の腕を捏造するか自分を晒して熱を産むか、その選択を誤れば瞬く間に己の骨身にまで至るセルロース分解。
頭から落としまで一貫しててカッコよすぎました。
イきました。
パウリさん1v
>蛍雪の功など分かりきったレトリック、論客。
クリシェに突飛な比喩で取り繕う核。
>死ぬまでその陰鬱な自己承認に惚けていろ、
傍目に俺は燃すフィロソフィーの固形燃料。
>若さに腐らない、澄んだ脳内信号のみの音を
虚空に綴じ歩く、コンクリートジャングル。
片や袖も作れぬ弱気な等身大を視る物見の塔、
その夢幻の地を排し、臨む捲土重来。
「自惚れすぎ。そんなこといちいち言われなくても分かってる。俺は地に足つけてお前を超えるぞ」という感じ。ボーストも攻撃もハイレベルな語彙や表現や韻でバッチリぶちかましてて良すぎました。子音寄りで超気持ちいい。イきました。
土筆さん2v
>常緑な言の葉はクリシェと笑い貼り付けた辞書の片隅で見つけたご自慢のアップリケ。
特に上がったここ!!!常緑な言の葉 のとこ!! 1vの〜落ち葉と対照的ながらも「その新鮮な若葉も貼り付けただけ」と攻撃しながら、ハイレベルな語彙を使うパウリさんを「辞書の片隅」と暗喩的に言い回してる!!クリシェ=常套句と常緑も掛けてる!?
と色々な解釈ができる僕がイきまくったライン。
勘弁してください。(恍惚な表情)
パウリさん2v
>筆の虫に食まれ穴を覗かせるtoll“u”nd man
迷宮内にて、無情にも途絶える行路を舞う。
それが外“来”語を遊ばせないリソースか、
ヒューマンエラーに遊ばれ盛大に総スカン。
>咎立に感けて表面のみ一々弄っちゃ、
戦艦にしては脆くみみっちいミニチュア。
自国の急拵えに長閑な野原も焦土と化す、
只管にズレる言霊の中のオートフォーカス。
しっかりアンサー返しててしかも誤字の指摘がほんとにオシャレ。「何が戦艦だよ欠陥だらけじゃん。」という感じ。
> 襤褸を前に、意思の籠ったラインが散る。
言及しておいて推敲を怠る愚かな因果律。
触れずとも崩れる屑鉄に埋まる巧みな含意、
内容の為に外観を妥協する様では全く意味が無い。
「自惚れてた癖に誤字もあるし外だけじゃなくて内面を見つめ直したら?脆すぎて崩しやすい」という感じ。バッチリ突くとこ突いていてたまんなかったです。最後の「船長はいつ白旗を振るかな」と「フルカラー」も色で繋げていたラインが際立って良いですね。勘弁してください。(恍惚な表現)
土筆さん3v〜(総括)
>お前が深淵を覗かず上辺ばかりを手当たり書いたからか俺とはどうにも目が合わないな。
>詩の推敲とは加筆じゃなく追求だ、其れを履き違えた奴から才の枯木にて首吊るんだ。
「細かいとこばっか見すぎなんだよ。そんなことより本質的な事に拘れよ。」と感じさせるライン。
土筆さんは1~3vまで本当に表現が巧みで読んでる自分も惹かれていきました。どっしりしているというか。でも少しだけ誤字が気になってボーストが薄れたかなとも思えました。でも指摘があろうがブレてなくてカッコよかったです。
パウリさん3v〜(総括)
>憎悪の黒、皮肉の黒、渾沌の黒、追求の黒…
何れも有する不可侵の個性に付随する特長。
最適解のない己の色で埋めるパレットは、
脊髄反射の否定では抉れぬ“過程”と成る。
「言い訳にしか聞こえないね。基本的な姿勢から見直してこい。俺は段階をきちんと踏みながら確実にスキルを身に付けてしてここまで来た。」と感じさせるライン。結婚してください。
相手の小さな隙も見逃さずに攻撃しながら展開して自分の流れにするのがほんとに上手かったです。
僕からはパウリさんに1票でお願いします。
非常にハイレベルなのは言うまでもないですね。
だからこそ、小さなミスを見逃さずに生かしたパウリさんが最後に崩しきったと思いました。
両者お疲れ様でした!!!!!
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17
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inge
CPH2013
03/30 13:58
パウリさんに一票
両者上手でした。
パウリさんが2バで土筆さんの僅かな綻びを突いたのですが、
それに留まらずDISを波紋させて芯まで毒を届けた様な見解です。
対する土筆さんのアンサーも格好良く、攻防一体の様な返しになっては居たのですが、パウリさんの毒によりどうしてもそう返さざるを得ない展開に持っていかれた印象が強く、パウリさんが押し勝ったように思いました。
土筆さんの綺麗な押韻も良かったのですが、パウリさんの足しに足された長韻が個人的には技術ポイントとして厚みを感じました。
簡素棚上げ乱文ご容赦
お疲れ様でした。
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18
]
B-1秘書
iPhone ios12.5.2
03/30 16:27
パウリさんに1票
判定するのも烏滸がましいのですが、印象値(?)で僕の中ではやや上回りました。
土筆さん
>>無い袖を大きく振れる若さは武器だ、ただ発言に落とし前を付けれないなら甚だ無自覚。
若さは武器だ/甚だ無自覚 若さって自分では自覚出来ないものだよなという含蓄があります。
>>お前を累乗したって届かぬエスプリや理論のみならず、袖振らずとも無尽蔵な基本投資額。
>>外資が幅利かすお前の語彙とは資本も違う、色も飲み込む墨の照りと深みは巧みな日本語にある。
最後のブロックで連踏みが来て痺れました。踏んでる箇所の間隔だったり韻の最初の文字が漢字だったり韻に気づかせる工夫がまじで上手いです。
>>彼を見送る追悼は満開に咲く桜吹雪で、勝ち鬨代わりの汽笛鳴らし楽々次へ。
情景描写が凄いです。季節感も合ってて読み手としては凄く刺さりました。
パウリさん
>>轟々と渦巻いた、数多の因縁と不倶戴天。
>>屍を積もる戦場、血で血を拭く歌い手。より
物騒な語彙で長韻踏んで句点を打った後に「より」って付けるの格好良すぎてズルい。余裕感。
>>自国の急拵えに長閑な野原も焦土と化す、
>>只管にズレる言霊の中のオートフォーカス。
焦土と化す/オートフォーカス
母音合わせの中に既存語(慣用表現)同士で踏んでる箇所があるとメリハリが効いてて凄くいいなと思いました(もちろん少し前から踏んでもいますが)。
>>腐り切った内実にはピントを合わさず穢す、
>>主張に見合わない技量、嗚呼寒気がする。
>>到底漆黒には程遠い浅薄なモスグレー。
>>衒学さも優れぬ、その線画すら燃す紅蓮。
丸々やばかったです。準子音踏みというか語感への意識が高すぎます。特に後半の3つ踏んでるところ、個人的に2→3で難易度跳ね上がると思ってるので痺れました。真似できないスキル。
>>綾の隠れ蓑で我を誇張したカリカチュア、
>>物書きにあるまじき姿勢、許容し難い数々。
全部印象深いんですけど特に印象に残ったラインの1つです。助走部分に引っかかりがなくスッと読めました。
棚上げ乱文すみません
レベル高すぎます!お疲れ様でした!
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19
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Meizi a.k.a 亜流
iPhone ios14.4
03/30 20:14
パウリさんに1票
ライムや表現力の上手さに関しては優劣付け難いです、何より両者とも表現力がレベチすぎまして、読み解けなかった所が多々あります。 こんな状態で判定するのもどうかと思うんですが、やはり目に付いたのは誤字の件です
自分の場合そこを言及しすぎると返ってくどくなるのであまり触れないでおきますが、パウリさんの凄いところはそこから議題にしっかり繋げている所だと思います
常人じゃ出来ない技ですね
上記の理由より自分からはパウリさんに一票、ただ土筆さんもハンパなかったです レベル高すぎました
簡素棚上げ乱文失礼しました、お二人共お疲れ様です!
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20
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土筆
iPhone ios14.4.2
03/30 22:00
蚯蚓さん、牛肉さん、献華さん、キャラバンさん、ラフィンさん、越境さん、キリカさん、いんげさん、B1さん、meiziさん判定ありがとうございました!!
パウリさん改めてお相手ありがとうございました!完敗です。本当に完成度が素晴らしいです、、ぜひまたお相手宜しくお願いします!!
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[
21
]
パウリ
F-01K
03/31 01:36
土筆さん、判定くださった皆さん、改めましてありがとうございました!こちらこそまた機会があれば是非とも対戦よろしくお願いします お疲れ様でした!
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