木蔭R18
[
1
]
御伽兎
Chrome
11/03 21:35
今年、ようやく俺が望んでいた屋敷、木蔭館が出来上がった。
ほとんどアリスの趣味で作られたものらしいが。
あいつほんとに何でもできるな。
それなりにあった土地には大きな武家屋敷が建てられており立派な門もついている。
いや、ほんと、あいつ趣味でそれなりにいろんなものかじってるとは聞いたことあったけどここまでくればその道で食べていけるだろ。
どこかで見たことあるがまあ、大丈夫だろうともう木蔭館にはいる。
玄関もきちんとでいているし、居間にはちんまいらいむさんの姿が…?
「あ、短歌。私もこっちで住むことになったから」
…そんな馬鹿な
編集
削除
コピー
書く
更新
検索
↓
返信数:3件
[
4
]
御伽兎
Chrome
12/12 23:07
祝いの席も終わりみんな各自の家に帰った。
ここが本格的になるのも明日からだろう。
短歌とライムだけはすでに荷物を置いているので自分の部屋で寝てもらう。
「はぁ」
木蔭館、ようやくみんなが集まれる場所ができた。
達成感とともに安心感がある。
家にいたくないなら集まれる場所を作ればいいとは我ながら落ちている考え方だが、まあ、アリだろう。
いやぁ。できればぜひドロドロなみんなの関係を見たいものだ(最低
編集
削除
コピー
[
3
]
御伽兎
Chrome
12/12 22:59
「それでは、祝建造、木蔭館を祝いまして。かんぱーい」
私の声が大広間に響く。
大きな机に並んで座るやつらの顔はそれぞれだ。
喜んでいる奴らもいれば悔しそうにしている奴もいる。
その中でも一番面白いのは、短歌とライムだろう。
苦虫をつぶしたような顔の短歌にニコニコ顔のライム。
ああ、酒がうまい。
『…アリスの奴あとで覚えてろよ』
ああ、やつの苦しんでいる顔で酒がうまい。
笑いながら酒を飲む。
本当にいい顔だ。
少し前まで死にそうな顔をしていたはずなのにようやくいい顔になった。
「ほら、短歌あーん」
公開処刑か、笑いが止まらんなぁ。
シオンが輪廻と神綺をちらちらとみているがあいつもあいつでわかりやすい奴よ。
「手が回る犬だと思えば笑いを堪える狼。お前は分らんやつだよ」
私の隣に師匠が座る。
「私は、私がしたいことをするだけだよ。師匠」
「お前のしたいことはいつもムラがありすぎるがな」
そういって、私のコップに酒を注ぐ。
「おめでとう、そしてお疲れ様だな。黒木」
「あんたに比べれば小さいことだ」
私も師匠のコップに酒を注ぐ。
互いのコッぷを合わして思い切り飲み干した。
ああ、やはり私はこうでなくちゃ。
編集
削除
コピー
[
2
]
木陰R18
602SO
11/07 14:20
「アァァァァリィィィィィスゥゥゥゥ!!!」
昨日完成した木陰館に、私の上司にあたる人物の声が響いた。
頼まれて趣味全開で作り。ぶっちゃけ、あまり寝ていないせいで少し苛立ちがあるが。
まあ、何かあったんだろうと思い。
溜息をつきながら自室の部屋を開けて声の人物を視界に入れる。
「なによ?短歌」
「何で、ライムさん住むことになってんの?!?!」
「頼まれたから」
「俺許可出してないんだけど!!!」
「私が出した」
作ったのは私だし、そもそも。
「面白くなるからなぁ」
嗤いながら、短歌を見る。
私の趣味全開とはいえ要望道理の武家屋敷。
報酬はいらないのだからこれぐらいの事はしてもいいだろうと思いながら許可を出した。
いやぁ、既にこの短歌を見れる時点でさらに面白いことがあると思うとにやけが止まらない。
編集
削除
コピー
前のページ
次のページ
/1
書く
更新
検索
↑
スレッド一覧
日間
週間
月間
ほとんどアリスの趣味で作られたものらしいが。
あいつほんとに何でもできるな。
それなりにあった土地には大きな武家屋敷が建てられており立派な門もついている。
いや、ほんと、あいつ趣味でそれなりにいろんなものかじってるとは聞いたことあったけどここまでくればその道で食べていけるだろ。
どこかで見たことあるがまあ、大丈夫だろうともう木蔭館にはいる。
玄関もきちんとでいているし、居間にはちんまいらいむさんの姿が…?
「あ、短歌。私もこっちで住むことになったから」
…そんな馬鹿な