拷問官「知ってる情報を吐いてもらおうか」 美少女「うぅ…」
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どうも名無しです
2016/08/27/13:30
私はとある帝国の拷問官
帝国と戦争状態の共和国から送られてくるスパイを拷問し、情報を吐かせるのが仕事だ
捨て子だった自分は先代に拾われ拷問官として育てられた
物心もつかないような小さい頃から拷問技術を叩き込まれ…ほどなくして先代が死に、仕事を引き継いで数年
今やスパイを鞭で打とうが爪を剥ごうが何も感じない
喜びも、罪悪感も
ただ与えられた仕事をするという感覚しかない
どうせ私には…これしかできないのだ…
今日もただ仕事をこなす一日が始まる
次はどんな奴が来るのやら…
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/27/17:51
拷問官「なるほど、医療か」
美少女「!」ビクッ
拷問官「共和国の医療技術は帝国よりずっと先を行ってる。お前は貧民街の人間なんだろう?身内が共和国の技術でしか治せない病気にかかったが当然治療費など払えない。そのために捨て駒同然のスパイに志願した…こんなところか」
部下「…」
美少女「あ…う…」ブルブル
拷問官「心配するな。別にお前個人の事情をバラしたところで共和国も咎めはしないだろう。この際だし全部話してみろ」
美少女「…」
美少女「…お母さんが…重い病気なんです…お父さんは…ずっと昔にお母さんを捨ててどこかに行きました…頼れる人もいない…私しかいないんです…!お母さんを助けられるのは…だから…」グスッ
部下(なるほど…ならば)
拷問官「…」チラッ
部下「…!」コクッ
拷問官「…」コクッ
部下(やることは決まった)
拷問官「おいお前…」
美少女「…はい」
拷問官「私は嫁の親と同居することになんの躊躇いもないから安心してほしい」
部下「室長」
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/27/18:04
拷問官「お義母様の病気についても理解して長く付き合っていく覚悟がある」
美少女「え?えっ?」
部下「室長、違います室長」
拷問官「例えば介護が必要な状態だとしても受け入れよう3人一緒なら大変でも乗り越えることが
部下「室長」バコッ
拷問官「痛っ」
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/27/18:14
拷問官「なんだよもう…室長室長うるさいぞお前」
部下「すみません室長が話を聞いてくれないもので」イラッ
部下「しかし今はこの子の母上と同居することはどうでもいいかと」
拷問官「えー…大事だろ嫁の両親と同居問題」
美少女「よ、嫁…?」
部下「いやだから違くて…こちらで治療費を持たせて共和国に帰して、二重スパイにして情報を送らせるようにするとか…」
拷問官「え、嫌だ。バレたらこの子が危ないしかわいそうだろ」
部下(さっきまでの頭のキレる冷徹な室長はどこへ…)
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/27/18:24
部下「…はぁ…」
部下「二重スパイとして利用する気もないならあとは情報をあるだけ吐かせるのみですね…どんな手段をつかってでも」ギロッ
美少女「ひっ!?」ビクッ
拷問官「ひっ!?」ビクッ
部下「いいですね」
拷問官「わ、わかったってやるから…なんか今日怖いぞお前」
部下(室長は今日明らかに様子がおかしいですけど)
拷問官「さて…いい加減おしゃべりも飽きたところだ…少々痛い目を見てもらおうか…ああ、同情させようとしても無駄だ。私はお前がどうなろうと何も感じないからなぁ…」パシッ
部下(今さらどの口が)
美少女「ひ、ひぃ!?」ガクガクガク
部下(そしてなんでさっきまでのアホなやり取りがあって新鮮に怖がれるんだこの子は)
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/27/18:41
拷問官「さて…どうしても目的を言わないならまずは…」カツンカツン
美少女「い、いや…嫌っ!来ないで…」ガクガクガク
拷問官「ふん!」バッ
美少女「ひっ!?」
拷問官「…」サワサワサワサワサワ
美少女「……?」ビクビク
部下「…室長」
拷問官「なんだ」サワサワサワサワ
部下「なんですかそれは」
拷問官「見ての通りこの子の二の腕を撫で回している」
美少女「く…くすぐったいです…」
部下「…室長ちょっとこちらへ」
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/27/18:45
拷問官「どうした」
部下「…果たして効果ありますかねその拷問」
拷問官「だってお前…あれだろ…今日初対面の人に二の腕さわさわされたら…嫌だろなんか」
部下「……嫌でしたか?今の」
美少女「え?……ちょっと…くすぐったい…かなぁ…って感じですかね…」
拷問官「な?」ドヤ
部下「…」イラッ
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/27/18:52
部下「そんなぬるい拷問ではこの子も観念しないでしょう」
部下「もっと厳しい…まともな方法でしゃべらせましょう」ギロッ
拷問官「う、うむ…そうか」
拷問官「これだけはいくら私でもやりたくなかったが…仕方あるまい」ギロッ
美少女「ひっ!?」ビクッ
拷問官「恨むなら自分の運の無さを恨め…」スッ
拷問官「んーー…」プルプルプル
美少女「え、え、あの、近っ///」
部下「室長」バコッ
拷問官「痛っ」
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/27/19:11
部下「ちょっとこちらへ」
拷問官「ま、待って!今のは本当に待って!違うからマジで!!」
部下「じゃあ聞きますけど今なにしようとしてましたか」
拷問官「…き……キッス…///」
部下「ちょっとこちらへ」
拷問官「ちーがーうーの!!ほんっとマジで!違うから!聞いてまず!ね!?」
部下「なんですか公私混同野郎」
拷問官「い、いやだってさぁ、さすがに初対面のよ?女子とよ?しかも敵国の人間といきなりキスとか、拷問に入るから絶対!実際嫌だったろ!?ね!?」
美少女「えっ」
美少女「………別に嫌でも…なかったかも…です///」
拷問官「………え、そう?///」
美少女「その…あなたはとてもお綺麗ですし…えっと…すごく嫌というわけでも…ないかなと」
拷問官「…そ、そう?そっか…デュフッ」ニヤニヤ
部下「………」ジーッ
拷問官「はっ!?いや、おま、お前嘘つくなよ!!実は嫌だったよな!?いきなり敵のレズビアンに迫られるとかヘドが出るよな!なっ!?」
美少女「え!?あ、えっと…」
部下「……」ジーッ
美少女「……そうですね本当は嫌でした今朝食べたもの全部戻しそうなくらい気持ち悪かったです」
拷問官「うっ」グサァ
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/28/09:20
拷問官「ほ…ほらな?ぐはっ…ちゃんと拷問してた…だろ…」ガクガク
美少女「あ…あー、辛い、すごく辛いー。うー情報を吐いてしまいそうかもしれませんー…」チラッ
部下「…」
拷問官「…」ドキドキ
美少女「…」ドキドキ
部下「いいえ手ぬるいです爪の間に針刺しましょう」シャキーン
拷問官「ちくしょー!!」ガクッ
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/28/09:30
拷問官「待った!ワンモア!ワンモアチャンスマジで!お願い!」ジタバタ
部下「…いい加減にしてください室長」
部下「いくらあなたが時間を引き延ばしてもやることは変わりないんですよ」
拷問官「うっ…」
部下「この子が母親のために情報をバラさないのであれば無理やり吐かす、その後は幽閉して捕虜にする…あなたがどう足掻こうとその結末しかありません。諦めてください」
美少女「…」
拷問官「…」
部下「…さぁ室長、いつものあなたに戻ってこの針を彼女に」
拷問官「…スパイじゃない」
部下「?」
拷問官「実は彼女はスパイではないので拷問もしませーん!!」ドーン
美少女「え!?」
部下「は?」
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/28/09:54
部下「…何を言ってるんですか?ふざけてます?」
美少女「え、私スパイじゃないんですか…?」
部下「いやスパイでしょう」
拷問官「いや、こんなか弱い上に速攻で捕まるアホな美少女がスパイとかどう考えてもおかしい!」
部下「今さら…」
拷問官「これはその…あれだ!スパイとかじゃなく…なんかそのー私好みの女の子を送りこんであのー…ハニートラップ!みた………い…な……」
美少女「?」
部下「…室長?」
拷問官「……罠だ」
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/28/22:25
部下「え?」
拷問官「部屋の右奥の棚を退かせ」
部下「な、何をいきなり!」
拷問官「早くしろ」
部下「は、はい」ビクッ
拷問官「ナイフで縄を切るから動くんじゃないぞ」シャキン
美少女「ひっ!」
部下「ぬう…重いっ…!」ガガガガガ
部下「…!?隠し通路!」ガチャッ
拷問官「…よし切れた」
美少女「あ、ありがとうございます…」
カラン…カラカラカラカラ…
部下(…?何かが階段を転がってくる…?)
拷問官「通路に入れ!急いでな」
部下「っ…何なんですか一体…!」バッ
拷問官「お前もあいつについて行け」
美少女「は、はい!」
カラン…カランカランカラン…カツーン
拷問官「忘れ物は〜…なし!」ガチャン
カラカラカラカラ…バチッ
ズドオォォォォン…
美少女「きゃあっ!」ガクッ
部下「爆発!?」グラグラ
拷問官「そのまま進め!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/28/22:40
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ガラガラガラ…
部下「ぷはっ………どこですかここ…」
美少女「こ…怖かったぁ…」グスッ
拷問官「けほっけほっ…城の裏の…林の中だ。拷問官だけに受け継がれてる通路だよ」
部下「こんなものがあるなんて…」
拷問官「敵の多い仕事だからな…いざというときの備えはあったほうがいい。私も初めて使ったがな」
美少女「あの…なんで爆発なんて…?」
拷問官「共和国のスパイが私を狙ったんだろう…お前を囮にしてな」
美少女「囮…」
部下「なるほど…しかしどうして気づいたんですか?」
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/28/23:08
拷問官「部下、共和国には私の正体を撹乱させるために嘘情報を流していたな」
部下「はい…『帝国でスパイ狩りをしているのは二目と見られないほどの醜い大男で男は残虐になぶり殺し女は拷問し犯した後でバラバラにして食べ尽くす、特に金髪の美しい少女が大好きで捕らえた後は三日三晩休まず犯し続ける変態の狂人』…といった感じで…」
拷問官「その通り…ちなみに金髪美少女大好きという部分だけは本当だ」キリッ
美少女「はぁ…」
拷問官「そしてこんなスパイ能力皆無な上にまさに私の好みドンピシャのスパイが送り込まれるなんて、私の気を引いておくための罠と疑わないほうがおかしい…というわけだ」
部下「………いや、しばらく気づいてなかったですよね」
拷問官「……それはまぁその……ふふっ、お前のあまりの美しさに目を奪われてしまっていたからな」ギュッ
美少女「あ…///」
部下(腰を抱くな腰を)
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/29/19:03
拷問官「さて…これから急いで城に帰って犯人は取っ捕まえるとして…お前はどうする?」
美少女「っ…」
拷問官「もう気付いてるだろうがお前は共和国に裏切られて殺されかけた」
美少女「…お母さんを助けてくれるというのも…嘘だったんでしょうか…」
拷問官「だろうな」
美少女「……あの!私がこんなこと言うのもおかしいんですけど…私をお母さんの所に送り届けてくれませんか!?心配なんです!」
拷問官「無理だな」
美少女「え…な、なんで…!」
拷問官「犯人もすでに拷問部屋を調べて私の暗殺に失敗したことに気づいてるだろう。鳥にでも報告書を届けさせたかもしれない。お前も生きてるとなれば共和国にとってあまり良くないことをバラされるかもしれないから、母親の周りに罠をはってお前を捕まえようと誰かが待ち構えている可能性も高い。だから無理だ」
美少女「で、でもそうとも限らないんじゃ…」
拷問官「だとしても危険なことは間違いない。何より協力しても私の仕事に利益がない」
美少女「あ……そ、そんな…!わた、私、なんでもします!あなたの恋人にでもなりますし言うこと全部聞きます!だか、だからぁ…!ううっ…!おかあさぁん…」ギュゥ
拷問官「…すまんな」
部下「…ようやくいつもの室長ですね」
拷問官「…不満そうだな」
部下「!いえ…そんなわけ…」
拷問官「戦争が続く内は今の仕事を捨てるわけにはいかないからな…仕方ないさ」
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/29/22:10
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先代拷問官「お前にこんな仕事を継がせてしまって…本当にすまない」
拷問官「はぁ…」
先代拷問官「だが誰かがやらなければいけないことなんだ…でも本当は…お前には普通の女の子らしい生活をしてほしかった」
拷問官「女の子らしい生活とは?」
先代拷問官「いやそれは…私にもよくわからんが…とにかく平和な生活だよ」
先代拷問官「…平和な世の中にしてやれなくて…本当にごめんな…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
拷問官(…)
美少女「ひぐっ…うっ…」
拷問官「…いい機会かもしれないな」ボソッ
拷問官「…あのさ」
部下「はい?」
拷問官「この仕事辞めようか」
部下「…は?」
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どうも名無しです
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25
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どうも名無しです
2016/08/29/22:17
拷問官「だからスパイ狩りとかさ、もう辞めちゃおうか」
部下「い…」
部下「いやいやいや!え、冗談ですよね?」
拷問官「いや本当に」
部下「なっ…さっき仕事は捨てられないとか言ってたじゃないですか!それを急に辞めるなんて責任感とかプライドとかないんですか!!」
拷問官「でも戦争終わったら私たちの仕事いらなくなるよね?」
部下「はぁ!?」
拷問官「ねえ」
美少女「…ひぐっ…っはい?」
拷問官「戦争終わらせてお母さん助けてあげるからさ、そしたら私と付き合ってくれない?」
部下「ばっ…!」
美少女「…ふぇ?」
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/29/22:34
拷問官「戦争終わって帝国も共和国も関係なくなればさ、私たちがあなたのお母さんのとこに行こうが治療費を私が出そうが誰も文句言わないでしょ?」
部下「い…いや…本当におかしくなったんですか室長…?」
拷問官「でも共和国にもうちのスパイとかいるしさ、コネはあるんだからなんやなんや交渉したりできるんじゃない?」
部下「本気なんですか…!?無理ですよ今まで何年争ってると思って…」
拷問官「部下って目つき悪いよね」
部下「い、いきなりなにを」
拷問官「お化粧とかして目つきの悪さを隠したほうがいい」
拷問官「それで綺麗な服着て散歩したり…お買い物したり…そういう生活のほうが似合ってるよ…こんな血生臭い仕事じゃなくてさ」
部下「…」
拷問官「あ、なんか意味深なこと言っちゃったけどお前に対して恋愛感情とか一切無いから期待されても困るよ?悪いけど私の好みとは程遠いから。申し訳ないけど」
部下「私からもあなたみたいなのは願い下げなのでご心配なく」イラァ
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/29/22:50
拷問官「お義母さんの病気って、明日危ないかもしれないってくらい重いのかな」
美少女「いえ…まだそこまででは…でも1年先はどうなっているかわかりません…」
拷問官「なるほど…あまり時間は無いし急いで取りかからないとな」
拷問官「…で、返事聞いてもいい?」
美少女「……あの…でも私…女同士とか考えたことも…」
拷問官「今はそれでもいいよ。これから私を知って、それでできれば好きになっていってほしい」
美少女「///…それでいいなら……よろしくお願いします!」ペコッ
拷問官「よっしゃー!じゃああなたにも色々手伝ってもらおうかな」
美少女「はい!お母さんのためなら…!」
拷問官「じゃあまずは急いで城に戻るぞー!」ドタドタドタ
美少女「はい!」タッタッタッ
部下「私まだ賛成するって言ってませんけど」
拷問官「そうかじゃあ今までありがとうさようならー!」ドタドタドタ
部下「協力しないとも行ってませんけど!!」タッタッタッ…
部下(…私…目つき悪いかな…)
美少女「走り方変ですね…?」
拷問官「え!そう!?」ドタドタドタ
……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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どうも名無しです
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どうも名無しです
2016/08/29/23:27
あるところに長い間争っている二つの国があった
しかし争いはある日突然平和的に終わりを告げた
両国の和平のために裏で暗躍した人間達がいるとも噂されたが、真実を語る者はおらず真相は分からなかった
戦争が終わってからしばらくして、帝国と共和国の間にある小高い丘に小さい家が建てられた
そこには美しい母親と全く似ていない姉妹(?)の3人が住んでいたが、彼女らの素性を知る者はいなかった
その家には時々目つきの悪い少女が訪れ、その日は必ずかしましく騒ぐ声が丘に響くという……
おわり
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