平成天皇退位
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平成天皇退位
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2019/04/30 08:06
天皇陛下は、30日、退位される。
退位の儀式では、天皇として最後のおことばを述べられる。
「私は即位以来、日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務めを行い、今日までを過ごしてきました」
陛下は1989年1月7日、昭和天皇の崩御にともない即位して以来、皇后さまとともに国内各地の行事や式典に毎年足を運び、全国47都道府県を2巡された。
また、数々の災害の被災地を訪れて、苦境にある人たちを見舞ったり、国内外の戦没者を悼む旅を続けながら、象徴天皇として務められてきた。
陛下は30日午前、皇居の宮中三殿で退位にともなう儀式に臨み、天照大神をはじめ、歴代天皇や神々に当日の退位を報告される。
そして午後5時、宮殿・松の間で催される「退位礼正殿の儀」で、天皇として最後のおことばを述べられる。
天皇が崩御によらず代替わりするのはおよそ200年ぶりで、陛下は退位後、上皇となられる。
5月1日午前0時には元号が平成から令和に変わって、皇太子さまが第126代天皇に即位し、皇居・宮殿で三種の神器を受け継ぐ「剣璽等承継の儀」に続いて、皇后となる雅子さまとともに三権の長らと面会する「即位後朝見の儀」に臨まれる。
5月4日には、即位後初めての一般参賀が行われ、新天皇が訪れた人たちに向けておことばを述べられることになっている。
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