ジェイソン・ボーヒーズ「ラクーンシティ?」
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灰色ねこ◇4aH6a11ZwA
2019/12/22/23:05
※キャラ崩壊及びブラックユーモア注意
◆
ジェイソン「うぇ〜、ぺっぺっ! 汚染水まっず! ニューヨークなんか行くんじゃなかった!」
ジェイソン「思いっきり流されちゃったけど、ここ、どこだろう? 早くクリスタルレイクに帰りたい…」
ジェイソン「あ、看板だ。えーと…」
ジェイソン「ラクーンシティ?」
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灰色ねこ◇4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◇4aH6a11ZwA
2021/09/26/20:40
その頃のフレディとマイケル
デューク「お待ちしておりましたよ、マイヤーズ様、クルーガー様」
マイケル「デュークか? 貞子から話は聞いている」
デューク「その通りでございます」
フレディ「何でこんなとこにいるんだよ? あの野郎の工場だぞ」
デューク「ほっほっほっ、商いは場所を選びません」
フレディ(襲われたらどうするつもりなんだ、こいつ…)
デューク「それで、何かご入り用の物はありますかな?」
マイケル「これの代わりになるものをくれ」つ 包丁
デューク「…まさか、ハイゼンベルク卿のゾルダート相手に、これで戦いを?」
マイケル「包丁は俺のメインウェポンだ」
フレディ「ここに来るまで、苦労したぜ…」
デューク「そんなに遠い目をなされて、心中お察しします」
デューク「えー、刃物となりますと……多々良工房製のものが何本かありますが」
マイケル「おお、ジャパニーズ『サムライソード』! 目移りしちゃうなぁ」
デューク「クルーガー様は、何かお求めの品はございませんかな?」
フレディ「あん? そうだな…」ジー
フレディ「お? おい、デューク、これは?」
デューク「それでございますか? ドリームビューティー研究所製作の品でございます」
デューク「一点モノな上に、使用できるのは一度限り。その代わり、威力は下手な兵器をはるかに上回ります」
フレディ「ああ、だろうな。こいつを貰おう」
デューク「ありがとうございます」ニコリ
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/09/27/21:38
クリス「おおい! ジェイソン! 貞子! イーサン!」
ジェイソン「あ、クリス」
貞子「無事だったんだ」
イーサン「しぶといやつだ…」
ジェイソン「イーサンがそれ言うの?」
貞子「ジェイソン、あなたにも言う権利は無い」
クリス「どこへ行くつもりだ! これ以上首を突っ込むな!」
ジェイソン「こちとら仕事で来てるんだっつーの」
貞子「あとハイゼンベルクとミランダを倒すだけだから、あなたは適当にライカン狩りでもしてなさい。生存者は全員救助したから」
クリス「ミランダはまともじゃない! ハイゼンベルクもだ! おまえたちだけでは無理だ!」
イーサン「ずいぶんお優しいじゃないか。ミアを殺しておいていけしゃあしゃあと…!」
クリス「あれはミアじゃない! ミランダが化けてたんだ!」
イーサン「ファッ!?」
ジェイソン「な、なんだってー!?」
貞子「本当なの? それ」
クリス「ああ、やつは以前からミアと入れ替わってローズを狙っていた。まさか死体に擬態してやりすごされるとは…」
イーサン「何で教えてくれなかったんだ!?」
クリス「巻き込みたくなかったからだ!」
貞子「いや、ローズが狙われた時点で既に巻き込まれてるって」ビシッ
イーサン「じゃあ、俺が車から放り出されて倒れていたのは…」
クリス「ミランダの仕業だ。輸送中に覚醒して、ローズをさらっていった」
貞子「――え? ちょっと待って」
貞子「ミランダがローズちゃんを狙ってるって知ってたのに、何でイーサンたちと一緒に輸送したの?」
クリス「……………あッ」
イーサン「ジェイソン、殺れ」
ジェイソン「ジーグブリーカー! 死ねェ!!」ギュウウウウウウ
クリス「まだだああああああまだ死ねないいいいいいい!!」ミシミシ
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/09/30/21:38
ジェイソン「ううん、僕の腕力をもってしても押し潰せないとは……恐るべし、筋肉妖怪ゴリス!」
クリス「誰が妖怪だ!」
貞子「とにかく、今イーサンがこうしているのは、クリスのミスも原因の一つなわけで」
貞子「この責任、どう取るつもり?」ジロリ
クリス「ぐ……わかった! ただし、ローズを救出したらさっさと帰ってもらうぞ!」
イーサン「言われなくても、こんな村に居座るつもりは無い」
クリス「それを聞いて安心した……おまえたち、これからどこへ行くつもりだ?」
ジェイソン「最後の一つを求めてハイゼンベルクの所へ」
貞子「他の三人はもう倒したの」
クリス「そうか」
クリス「ハイゼンベルクは磁場を発生させて、物体を宙に浮かべる力を持っている。そのままじゃ勝ち目は薄い」
クリス「やつの工場の地下にポリマー製の自走砲がある。それを使え」
ジェイソン「何で都合良くそんなものがあるの?」
クリス「やつの私物だ。能力を使いながら乗り回すつもりだったんだろう」
クリス「それと、戦う時はやつを外に誘きだしてくれ。工場は俺たちが爆破する」
貞子「あら過激」
クリス「機械化した生物兵器を作ってるからな。当然だ」
ジェイソン「そんなもの作るならロボットでも作った方が早いんじゃ」
イーサン「俺もそう思う」
貞子「私も」
クリス「言っただろ。まともじゃないんだよ」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/03/22:22
その頃のマイケルとフレディ
シュツルム「のび太くぅ〜ん!」ボガーン!
マイケル「討ち取ったり」キラーン
フレディ「そろそろ地上か?」
ハイゼン「ああ、その通りだ」
マイケル「ハイゼンベルク!」
ハイゼン「悪いな、遊んでる時間が無くなっちまった」
フワッ…
フレディ「何だ…!? 鉄屑がやつのまわりに集まって…」
変異ハイゼン「これで終わりだ…! 死ねェ!」ドゴーン!
フレディ「おわー! トランスフォーマー!?」
マイケル「シモンズを思い出すなぁ……レオン、ヘレナ、元気にしてるかな」
フレディ(デュークから買ったアレ、ここで使っちまうか!? いや、でもミランダが未知数である以上、無駄打ちはできねえ…!)
マイケル「…嫌なことを思い出した。ヘレナの妹デボラ。かわいそうに。ウイルスで化け物にされて」
変異ハイゼン「さぁ、潰してやるぜーっ!」ブンッ!
マイケル「妹との別れ――見ていて辛かった。あんなかたちでは俺はきっと耐えられない」
マイケル「ローリー、おまえがバイオテロで死なないよう、お兄ちゃんは頑張るからな!」ガシィッ! ←自分の姉を殺した男のセリフ。
変異ハイゼン「何ィ!? 受け止めただとぉ!?」
フレディ(あっ、忘れてた。こいつも大概バケモンだった)
マイケル「そのまま"刃渡り"!」ダッ
変異ハイゼン「バカが! そんな曲がった刃物で何ができる!」
マイケル「おまえなんぞ素手で十分だー!!」ドゴォ!
変異ハイゼン「ごぱぁ!?」
フレディ「デュークから日本刀を買った意味は!?」
マイケル「解体作業開始!」ブチッ ガタッ ボゴッ!
変異ハイゼン「嘘だろ……俺の鋼の体を、素手でひっぺがしてやがる!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/06/22:05
変異ハイゼン「ええい、離れろぉ!」ブンッ
マイケル「うわっ」ドサッ
変異ハイゼン「叩き潰せないなら、轢き殺してやる!」ロードローラダッ
フレディ「マイケル!」
マイケル「うおおお煎餅になってたまるかー!」ダッ
変異ハイゼン「ハハハハ! 逃げろ、逃げろぉー!」
フレディ「ちょっと待てこっち来んなー!」ダッ
マイケル「いやそろそろおまえも戦えー!」
フレディ「無茶言うな! こちとら鉤爪しかないんだっつーの!」
変異ハイゼン「自分の道は自分で切り開く! 俺は革命の戦士だ、ハハハハ!」
イーサン「ファイヤー!」ドゴーン!
変異ハイゼン「どわぁ!?」ボガーン!
イーサン「弾着(だんちゃーく)!」
貞子「戦果報告!」
イーサン「おそらく顔面にクリティカルヒット!」
ジェイソン「マイケル、大丈夫!?」
マイケル「ジェイソン!」
フレディ「遅いぞおまえら!」
ジェイソン「ちっ、おまえも無事だったか」
フレディ「んだとコラ」
貞子「喧嘩は後だよ!」
変異ハイゼン「うぐぐ……なかなかの挨拶じゃないか、イーサン・ウィンターズ」
変異ハイゼン「だがこれを見ろぉ!」つ フラスク
イーサン「ローズ!」
変異ハイゼン「なぁに、殺しはしねぇ。ミランダと戦うための切り札だからな」
変異ハイゼン「イーサン、俺と手を組め! そんで、ミランダをぶっ殺したら返してやるよ!」
マイケル「おいやめろバカ! ハイゼンベルク!」
フレディ「原作通りのかっこいい悪役でいたかったら今すぐ人質を手放せ!」
変異ハイゼン「ああ? 何言って――」
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灰色ねこ◇4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◇4aH6a11ZwA
2021/10/07/22:25
イーサン「ローズを返せー!」ドーンドーンドーン!
変異ハイゼン「ギャーーー!?」ボガーンボガーンボガーン!
貞子「グレラン連射したー!」
マイケル「あ〜あ」
フレディ「灰色ねこ作品で人質を取るは死亡フラグだっつーのに…」
変異ハイゼン「おまえ正気かぁ! 娘に当たったらどーすんだよ!」
イーサン「愛(とカビ)の力でなんとかなる」キリッ
変異ハイゼン「なるかぁ!」
ジェイソン「マイケル、日本刀なんか持ってどうしたの。包丁は?」
マイケル「あいつの手下と戦ってるうちにダメになってしまった」
ジェイソン「そうなんだ。でも、僕が来たからにはもう安心」
マイケル「そうだな」
マイケル&ジェイソン『ダブルラリアット!』ドゴーン!
変異ハイゼン「ぐばぁ!」ズドーン!
イーサン「あの巨体を吹っ飛ばした!」
フレディ「脳筋どもめ…」
ジェイソン「イーサン! フラスク! 取り返した!」
イーサン「よくやった! ありがとう、ジェイソン!」
工場「ぎゃあああああ」ボガーン!
変異ハイゼン「な!?」
イーサン「そしてクリス、うまくやったみたいだな」ニヤリ
変異ハイゼン「俺の鋼の軍団が…! あのゴリラ野郎…!」
変異ハイゼン「…どうやら、本気を出さなきゃいけないようだな…!」
変異ハイゼン「うおおおおお!」
ブワッ!
フレディ「うわああ!?」
イーサン「自走砲まで浮いてる!?」
マイケル「あいつ、まだこんな力を!」
変異ハイゼン「俺のタービンで、まとめて細切れにしてやるぜぇ!」
貞子「…バカな子。要するにそこから内部にダメージを与えられるってことじゃない」
マイケル「貞子! おまえのサイコキネシスで、俺をやつまで送ってくれ!」
貞子「いいの? 私が指鉄砲を射った方が、安全だと思うけど」
マイケル「やらせてくれ! やつは俺が倒す!」
貞子「――わかった」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/07/22:27
推奨BGM『fighting of the spirit』
貞子「行ってこい長男!」グイッ
マイケル「ああ、行ってくる!」ゴオッ
ゴロゴロ…
イーサン(雷雲?)
マイケル「襲爪雷斬!」ピッシャーン!
変異ハイゼン「うおおおお!?」ビリビリ
フレディ「タービン目掛けて雷落とした!」
マイケル「さちっ」スタッ
マイケル「御愁傷様」スゥ
変異ハイゼン「! ヤメロ…!」
マイケル「冥 空 斬 翔 剣 !!」ズバン!
変異ハイゼン「嘘だ……こんなやつらにやられるはずは…! 俺はまだ、ミランダを…!」バチバチ
ボッガァァァァン!!
マイケル「…意外と見よう見まねでやれるもんなんだな」
浮いてた野郎共『うわああ!?』ドサドサ
貞子「こういう時って、必ず女性が一番上だよね」チョコン
フレディ「何で俺が一番下なんだ…」
ジェイソン「日頃の行いだろ」
マイケル「大丈夫か」
イーサン「あ、ああ…」
イーサン「イーサンだ。おまえたちが、ジェイソンの仲間なんだな?」
マイケル「ああ。俺はマイケル、そっちはフレディだ」
フレディ「そっちとか言うんじゃねえ」
ジェイソン「イーサン、これでローズをもとに戻せるね」
イーサン「ああ。みんなありがとう。でもどうやったら、ローズは元通りになるんだろう?」
貞子「またデュークに聞いて――」
ドクン
貞子「…!?」ゾワッ
ジェイソン「貞子?」
ビュルッ
フレディ「うわぁ!? なんだこれ!?」
マイケル「動きを封じられた!?」
ジェイソン「いぎゃー!? カビの海に溺れるー!」
貞子「イーサン、逃げて!」
イーサン「みんなー!?」
ミア?「イーサン…」ニコ…
イーサン「ミア…!?」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/09/22:23
ミア?「ありがとうイーサン、これでローズは助かるわ」
イーサン「……………」
ジャコッ
イーサン「おまえ……誰だ?」カタカタ
ミア?「……………」
ミア?「ふっ、さすがにもう騙せんか」ドロォッ
イーサン「!?」
老婆「おまえには感謝している。それは本当だぞウィンターズ」
イーサン「おまえ…!」
老婆「多少のイレギュラーはあったが、四貴族は全滅し、その記憶は菌根に取り込まれた」
イーサン「おまえが元凶だったのか!? おまえの目的は何だ!?」
ドロォッ
イーサン「ッ!? また…!」
ミランダ「残るはおまえだ」
ドスッ ズボッ
イーサン「がっ…!」
ミランダ「安心しろウィンターズ、死は一瞬だ」ニヤリ
グシャッ
イーサン「」ドサッ
ミランダ「これですべて揃った。儀式は成功し、我が大願は成就する」
ミランダ「エヴァ、もうすぐおまえに…」スゥ…
……………。
マイケル&ジェイソン『双龍牙斬裂破!!』ドゴーン!
フレディ「ぶはぁ! やっと出られた!」
貞子「嫌な気配が無くなってる……どこかへ移動した?」
ジェイソン「ああ、イーサン!」
ジェイソン「大変だ! 体に穴が空いてるっていうか心臓が無い!!」
フレディ「やっこさん、おまえと同レベルの怪力かよ!」
貞子「……………」ジー
貞子「ちょっと、嘘でしょ?」
マイケル「どうした?」
貞子「彼、まだ生きてる…」
野郎共『ゑゑ!?』
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/09/22:26
フレディ「生きてるって、何でだよ!? 心臓ねーんだろ!?」
貞子「わからない……でも、確かに彼は生きてるわ」
マイケル「どういうことなんだ……彼は、俺たちの同類なのか?」
ジェイソン「何にせよ助けないと。フレディ、イーサンの精神世界に行くんだ!」
フレディ「は!? いや確かにできるけど、こいつが夢を見てないと…」
ジェイソン「内臓マグナムー!」ドゴーン
フレディ「人殺しー!」
フレディ「」ドサッ
ジェイソン「さっさと行ってこい」
貞子「さすがに酷くない?」
ジェイソン「マイケル、イーサンの側にいてくれ。貞子、クリスと合流しよう。何か知ってるかも」
マイケル「わかった」
貞子「右に同じ」
タッタッタッタッタッ…
マイケル「……」
マイケル「必ず戻ってこいよ、頑張れイーサン!」
◆
ライカン軍団『ぎゃあああああ!!』
ジェイソン「こいつら、活性化してる?」
貞子「何だろう、この先に進んでほしくないみたい…」
クリス「ジェイソン! 貞子! 無事だったか!」
ジェイソン「クリス!」
クリス「イーサンのことは仲間から聞いた。残念だったな…」
ジェイソン「いや、それが…」
貞子「彼、まだ生きてるみたいなの」
クリス「何ッ!?」
貞子「その反応、あなたも詳しい事情は知らないのね」
ジェイソン「とにかく、早くイーサンを回収しなくちゃ! 一緒に来て!」
クリス「…イーサンは一人なのか?」
貞子「マイケルが一緒だけど」
クリス「すまないが、イーサンを回収している暇は無い。BSAAよりも先に、この生物災害を片付けないといけないんだ」
ジェイソン「どういうことなの!?」
クリス「今回、俺はBSAAとしてではなく個人で動いている」
クリス「もしかしたらBSAAは……組織として腐敗しているかもしれない」
貞子「何ですって!?」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/10/22:17
クリス「先を急いでるんだ。わけは進みながら話す!」
ジェイソン「わかった」
貞子「異議なし」
タッタッタッタッタッ
クリス「事の起こりは6年前、コネクションという生物兵器開発を行う組織が、E型被験体と呼ばれる生物兵器を開発したという情報が入った」
クリス「BSAAはE型被験体の奪取、もしくは抹殺のために動き出したんだが…」
貞子「バレたのね?」
クリス「恥ずかしいが、その通りだ」
クリス「コネクションはE型被験体を脱出させたが、E型被験体は暴走して組織の手を離れ、それはとある民家にたどり着いた」
クリス「BSAAがE型被験体の足取りをつかんだのは、それから3年後。民家の住人は――長女一人を残して全滅した」
ジェイソン「むしろよく3年も生き残れたね」
クリス「E型被験体は家族を求めていたらしい。姉という役割を与えていたんだろう」
貞子「それなんて下弦の伍?」
クリス「何だそれは?」
ジェイソン「レクターが言ってた。爆発事故として処理されたルイジアナの事件って、そのことだね?」
貞子「てゆーか、隠蔽工作?」
クリス「そうだ」
クリス「この村にはそのE型被験体を開発するために使用された菌がある。だから、菌がBSAAの手に渡らないようにする。それが今回の俺の目的だ」
ジェイソン「何だ、僕たちと同じだったのか」
貞子「ちょっと待って。まだイーサンとの繋がりが見えてこないんだけど」
クリス「3年前の事件を解決したのが、イーサンなんだ…」
ジェイソン&貞子『ええ!?』
クリス「ついでに言うと、イーサンの妻ミアは、E型被験体――エヴリンを開発したコネクションの一員だった」
ジェイソン&貞子『ゑゑ!?』
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/10/22:19
強化ウリアシュ「はぁじめまして村長の父親ですぅぅぅぅ!」
ジェイソン&クリス『邪魔だ!!』ドゴーン!
強化ウリアシュ「やっぱり出オチですかぁぁぁぁ!?」アボーン
貞子(クリスも大概人間やめてるよなぁ…)
クリス「あれが菌根だ!」
菌根 < ウゴウゴ
貞子「何か、胎児みたい…」
クリス「そんなかわいいものじゃない! 爆弾セット!」ヒュッ
爆弾 < プスッ
クリス「この先は……ミランダの研究所か」
貞子「資料が置きっぱだ」カサ
貞子「…やっぱり、死んだ自分の娘を生き返らせることが目的だったみたい」
ジェイソン「――クリス! これ!」
クリス「どうした?」
ジェイソン「この手紙、差出人の名前がオズウェル・E・スペンサーになってる!」
クリス「何だと!?」
ジェイソン「スペンサーはミランダの弟子だったんだ! アンブレラのマークも元々はミランダの家紋だった!」
ジェイソン「つまり、世界がこんなになってしまった原因の場所なんだよ、この村は!」
クリス「何て事だ…!」
貞子「……」ピーン
貞子「誰かいる。女の人」
クリス「ミランダか!?」
貞子「違う。あの嫌な感じはしない」
貞子「むしろ、イーサンに近いような…」
ジェイソン「どれどれ」スタスタ
クリス「おい、不用意に近づくな!」
ジェイソン「この檻かな?」ガチャ
ミア「…!」カタカタ
ジェイソン「あ、イーサンの奥さん!」
クリス「生きていたのか!?」
ミア「クリス…!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/10/22:20
クリス「無事でよかった……いや、無事、だよな?」
ミア「え、ええ。ミランダに実験されたけど、それだけよ」
ミア「それより、イーサンとローズは無事なの!?」
貞子「イーサンが持ってたフラスクは一つ残らず無くなってたから、ローズちゃんは今ミランダのところだと思う」
ジェイソン「イーサンはたぶんミランダに心臓えぐり出されたけど、ギリギリ生きてる」
ミア「」
クリス「おまえらはっきり言い過ぎだ!」
ミア「…クリス、実は…」
◆
イーサン「………………」パチッ
イーサン「寒い……ここは…?」
エヴリン「バカみたい、おまえ…」
イーサン「エヴリン? まさかそんな…」
エヴリン「自分の体のこと、少しもおかしいと思わなかったの?」
イーサン「何が言いたい…!」
エヴリン「おまえはもう死んでいる。3年前のあの日、ジャックに殺された」
イーサン「――――」
イーサン「え?」
エヴリン「その後、おまえの体はすべて菌に置き換わった。だから手や足が切断されてもすぐにくっついたんだ」
イーサン「何をバカなことを…!」
カビ化してる両手 < やぁ。
イーサン「あぁ…っ!?」
エヴリン「おまえの体は全部カビでできてるんだ。もう動けるわけが――」
フレディ「ょぅι゛ょ発見♪」ガシッ
エヴリン「ぴっ!?」ビクッ
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/10/22:21
イーサン「フレディ?」
フレディ「ジェイソンの野郎、ここから帰ったら母ちゃんに怒られる夢見せてやろうと思ったが――」
フレディ「なかなかわからせがいのあるメスガキ、いやメスカビじゃねーか。さぁこっちへおいで、おじさんが遊んであげるよぉ…!」ククク…
エヴリン「いやぁ! 変なことされるぅ! よくわからないけど絶対に変なことされるぅ! パパ助けてぇ!!」ジタバタ
フレディ「あーそうだ、イーサン」
イーサン「う、うん?」
フレディ「『父親』の先輩としてアドバイスだ。家族の繋がりってやつはな、死んでも切れねえもんなんだよ」
フレディ「こんなとこでカビてねえで、さっさと娘を助けようぜ」
イーサン「!」
イーサン「…フレディ」
フレディ「何だよ」
イーサン「思いっきりわからせてやれ!」
フレディ「言われなくても♪」ニンマリ
エヴリン「いやあああああ!!!」
◆
イーサン「――はっ!?」バッ
マイケル「イーサン!」
イーサン「マイケル……ここはどこだ?」
マイケル「デュークの幌馬車だ」
デューク「お目覚めですかな?」
イーサン「…今、何時だ?」
デューク「もうすぐ夜明けでございます」
イーサン「そうか」
イーサン「ついでにいいか? おまえはいったい、何者なんだ?」
デューク「それは、私自身も存じかねます」フフッ
マイケル「フレディに会ったか?」
イーサン「ああ。あいつは何なんだ?」
マイケル「夢魔と契約した変態だ」キッパリ
イーサン「そ、そうか…」
イーサン「――ローズのところへ…」
デューク「そうおっしゃると思って、既に向かっております」
デューク「しかし、よろしいのですか? そのお体は、既に朽ちかけているようだ」
イーサン「…ああ、知ってる」
マイケル「安心しろイーサン、俺たちが全力でサポートして、おまえに負担をかけないようにする」
マイケル「生きて娘さんと再会するんだ、いいな?」
イーサン「ああ、ありがとう」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/10/22:22
デューク「着きましたよ」
イーサン「わかった。世話になったな」
デューク「ウィンターズ様、あなたはもう人の世には戻れません。お覚悟はよろしいですか」
イーサン「もちろんだ」
イーサン「行くぞ、マイケル」
マイケル「ああ」
デューク「行ってらっしゃいませ。本当に良い取り引きでございました」
◆
ローズ「……」ドロォッ…
ミランダ「ああ、エヴァ……おまえなのかい」ギュ…
ドクン
ミランダ「!? どうしたことだ、私の力が奪われていく…!」
イーサン「ミランダ! ローズを返せ!」ジャコッ
マイケル「殺してでも奪い取るがな!」チャキッ
ミランダ「…興味深い。心臓を握り潰されてもまだ生きているとは――」
ドパァンッ!
マイケル「頭が吹っ飛んだ!?」
クリス「今だ! ローズを!」
マイケル「クリス!」
イーサン「わかった!」
ローズ「……」
イーサン「ローズ、よかっ(ry」
ミランダ「ふん!」ガシッ!
イーサン「うおわ!?」
マイケル「げぇ!? もう新しい頭が生えた!」
ミランダ「ローズは渡さぬ……私はこの日のために100年待ったのだ!」
マイケル「ローズを取り込んだ!」
変異ミランダ「邪魔立ては許さん!」
イーサン「上等だ! おまえを倒して、ローズを取り戻す!」
変異ミランダ「射てるのか? ローズに当たるやも知れんのだぞ――」
マイケル「秋沙雨!」ドスドスドスドス!
変異ミランダ「ぬわあああああああ!!?」
イーサン「知ってた」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/12/22:10
クリス「俺は万が一に備えて脱出ルートを確保する! おまえたち、俺の分まで戦ってこい」
ジェイソン「わかった!」バッ
貞子「イーサンー!」バッ
イーサン「ジェイソン! 貞子!」
ジェイソン「よかった、生き返った!」
貞子「イーサン、何かよくわからないけど、ミランダの力が弱くなってる! 倒すなら今しかないよ!」
イーサン「わかってる!」ドンドンドン!
変異ミランダ「愚かな……この程度、豆鉄砲でしか――」
『チャージ開始、チャージ完了』
ジェイソン「おるるぁ!!」バキャアッ!
変異ミランダ「がばべ!?」
ジェイソン「おまえ……研究資料を見たぞ。四貴族のこと、完全に捨て駒としてでしか見てなかったようだな…!」
変異ミランダ「それがどうした? 我が子はエヴァ一人で十分!!」
ブチッ
ジェイソン「うおおおおモローの気持ちを踏みにじりやがってー!!」ボカボカボカボカ!
変異ミランダ「ぐわあああああ!!」
マイケル「ジェイソンがキレた」
貞子「あの半魚人のこと、本当に自分に重ねて見てたのね」
変異ミランダ「うっとうしい!」ブンッ!
ジェイソン「うぎゃあ! カビのムチ!?」
変異ミランダ「菌根の力には、こういう使い方もある…!」ゴゴゴゴゴ…
イーサン「でかい火の玉が来る! 2個も!」
マイケル「何でもありだな!」
貞子「私に任せて!」
変異ミランダ「消し飛べ!」ゴォッ!
貞子「……」サッ ババッ シャキーン
ジェイソン「あれは、エスパーZの全力ポーズ!」
イーサン「ポケモン!?」
マイケル「マキシマムサイブレイカーが出るのか!?」
天 焦 が す 滅 亡 の 光 !!
野郎共『まさかのウルトラネクロズマー!?』
貞子「がくしゅうそうちオンにして道中トレーナー全滅させたら平均レベル60ぐらいになって楽勝だったわよー!!(実話)」ゴォッ!
変異ミランダ「ぐわあああああ! おまえたちローズを助ける気無いだろー!?」ボガーン!!
イーサン「そんなわけあるかぁ!」バンバンバン!
変異ミランダ「ぐおっ!」
貞子(ちゃっかりハンドガンからマグナムに持ち変えてる)
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/12/22:13
変異ミランダ「うぐぐ…!」
マイケル「タフだな、もう再生してる!」
ジェイソン「くそ! このままじゃジリ貧か!?」
変異ミランダ「私は負けぬ……おまえたちがローズのために戦っているように、私もまたエヴァのために戦っているのだ!!」
フレディ「一緒にすんな。そりゃおまえの自己満足だろうが」ツヤツヤ
イーサン「フレディ!」
貞子「何でつやつやしてるの?」
フレディ「久々にうまい羊にありつけたんだよ」
フレディ「ミランダ、俺の切り札で、テメーの再生能力を潰してやる」
変異ミランダ「切り札!? 面白い、見せてみろ!」
推奨BGM『Wild challenger』
フレディ「小隊長、よろしくお願いします!」
メカカンチョー君「GO TO HELL!!」ズ ド ン !!
変異ミランダ「ぐぎゃあああああああああああああああああ!!!!!」
ガクッ
変異ミランダ「何だこれは……何だこれはぁぁぁぁ!?」
変異ミランダ「ダメージが大きすぎる……再生が、追い付かないぃぃぃぃ!!」
イーサン「え、嘘だろ。ただのカンチョーだぞ?」
フレディ「最強の鎧でも防ぎきれない程の一撃だ。カビごときで耐えられる筈がない」
イーサン「マジかよ!?」
フレディ「小隊長が与えたダメージが残ってる今がチャンスだ! いっきに畳み掛けろ!」
変異ミランダ「おのれぇ! 菌根から賜りし力が、こんなふざけた方法で敗れるなどありえん!!」
ジェイソン「おまえがふざけすぎだー!!」ドゴーン!
変異ミランダ「ごぱぁ!?」
イーサン「ハンマーが折れた!」
貞子「全力で殴ったわね」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/12/22:14
ジェイソン「おまえがスペンサーを弟子にしたせいで、世界は生物兵器で溢れるようになったんだぞ! 責任取って死ねぇぇー!!」
変異ミランダ「ちょっと待て! それはさすがに『交通事故が起こった。事故を起こした車を作った会社が悪い』レベルの言いがかりじゃ(ry」
ジェイソン「『また守矢か!』以上に害悪じゃー!!」ドゴーン!
変異ミランダ「モリヤって何だー!?」
イーサン「おお、見事なコークスクリューパンチ」
貞子「ラスボスがこんな扱いでいいのかな」
マイケル「あいつが早く死ねば、その分イーサンの寿命が長くなる。何の問題もない」
貞子「それもそうか」
変異ミランダ「納得するな!」
変異ミランダ(おのれ、ひとまず再生するための時間を稼ぐか…!)
バサッ
貞子「飛んだ!?」
ジェイソン「コラー! 降りてこーい!」
変異ミランダ「私を殺したいのだろう? ならば登ってこい!」クイッ
ドゴーン!
フレディ「何だぁ!?」
マイケル「地面から何か出てきたぞ!」
イーサン「よくわからないが、捕まったらまずそうだ!」
変異ミランダ(これで時間稼ぎはできるはず…)
フレディ「あ、よく見たらこれごぼうじゃね?」
ジェイソン「引っこ抜いて調理するか」ズボッ
変異ミランダ「何ィーーー!?」ガビーン
貞子「へいお待ち!」
野郎共『いただきます』パク
野郎共『マズー!!』ブー
変異ミランダ「当然の結果だー!!」
野郎共『変なもの食わすなや!』ドゴーン!
変異ミランダ「私ーーー!?」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/14/22:32
変異ミランダ「この位置だと届くのか…! ならば、もっと高いところへ!」
マイケル「逃げるなぁ!」ブンッ
日本刀 < ザクッ!
変異ミランダ「ぐあ……馬鹿め、いくら弱っているとは言え、この程度で私を引きずりおろせるとでも(ry」
スーパーフレディ「銃弾より速く、イカれ野郎より強い。スーパーフレディだ!」フワフワ
変異ミランダ「何だそれはー!?」ガビーン
スーパーフレディ「漫画の見すぎだ馬鹿!」ズバーッ!
変異ミランダ「だから何で私ー!?」ヒュー
貞子「ミランダが落ちてくる!」
メタルジェイソン「よし、ラストスパートだ!」
イーサン(またメタル化してる…)
マイケル&メタルジェイソン『大 銀 河 通 天 砕 !!』ドゴーン
変異ミランダ「ぎゃあああああ!!」
スーパーフレディ「データイーストクロスサンソフト、いつまでも待ってまーす!」
マイケル&メタルジェイソン『そしてマッスルドッキング!』ズドーン
変異ミランダ「ぐばはっ!」
スーパーフレディ「俺もかよ!?」
変異ミランダ「はぁ…はぁ…!」
変異ミランダ「こんな、こんな筈では…!」
変異ミランダ「私はあの子を……エヴァをもう一度この手に抱くのだ! こんなところでぇぇぇぇ!!」
ジャコッ
変異ミランダ「!」
イーサン「変わった遺言だな」
バンッ
変異ミランダ「がっ…!」
変異ミランダ「私の娘…! 私のエヴァぁぁぁぁ!」
バラバラバラバラ…
イーサン「馬鹿なやつ。普通に死んでいれば、あの世で娘に会えただろうに」
オギャアオギャア
イーサン「! ローズ!」ダッ
ジェイソン「感動の再会だね」
貞子「そうね」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2021/10/16/22:04
ローズ「オギャー!」
イーサン「よーしよし、もう大丈夫だ。怪物はパパが全部やっつけたからな」
ゴゴゴゴゴ…
イーサン「!?」
フレディ「今度は何だ!?」
マイケル「おい、あれ!」
菌根 < ウゴウゴウゴウゴ
ジェイソン「菌根が動いてる!? 何で!?」
貞子「クリス、早く爆破してよ!」
クリス「ダメだ、あれはこの村ごと消し飛ぶ威力がある! 避難が先だ!」
フレディ「じゃあさっさと逃げようぜ!」
ジェイソン「異議無し!」
クリス「脱出ルートはこっちだ。ついてこい!」ダッ
イーサン「!」ガクッ
ジェイソン「イーサン!?」
イーサン「…大丈夫。ちょっと躓いただけだ」
ジェイソン「そう? 肩貸そうか?」
イーサン「気持ちだけ受け取っておくよ」
イーサン「……………」ギュ…
◆
オスプレイ < やぁ。
貞子「大丈夫? カプコンのヘリだよ?」
クリス「何をわけのわからないことを言っているんだ。早く乗れ!」
ミア「イーサン! ローズ!」
イーサン「ミア!? 無事だったのか!」
ミア「ええ……ごめんなさい。またあなたに辛い思いをさせてしまって…」
イーサン「いいんだ。もう全部終わった」
クリス「離陸するぞ、席に着け!」
イーサン「ミア、ローズを頼む」
ミア「わかったわ」
プロペラ < ババババババ
クリス「よし、爆破!」カチッ
村「俺が何をしたんだー!!」ドガーン!
ジェイソン「一件落着!」
貞子「任務達成!」
マイケル(あの車どうしよう…)
イーサン「……………」
フレディ「イーサン? 寝ちまったか…」
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灰色ねこ◇4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◇4aH6a11ZwA
2021/10/16/22:06
イーサン「……………」
イーサン「ここは……あの世か?」
ゴゴゴゴゴ…!
ミランダ「イーサン・ウィンターズぅぅぅぅ!!」
イーサン「ミランダ!?」
ミランダ「貴様だけでもこの手で殺す!!」グオッ
ドズッ
イーサン「今度は何だ!?」
ミランダ「がはっ…!?」
「見苦しいぞ、人間」
「大人しく地獄の底で、二度と我が子に会えぬ苦しみを味わい続けるがいい」
ミランダ「ぐわあああああ!!」シュウウウウウ…
イーサン「…おまえは、死神か?」
「近いが、違う」
アンジェリーク「名乗りが遅れてすまない。我が名はアンジェリーク。魔界で究極の快楽を追求する魔導師『セノバイト』たちを統治する女王だ」
イーサン「ずいぶんと御大層な肩書きだな……助けてくれてありがとう」
アンジェリーク「礼には及ばん。もともとおまえに言いたいことがあったからな」
イーサン「言いたいこと?」
アンジェリーク「おまえの寿命は、長くてもあと一年だ」
イーサン「…そうか」
アンジェリーク「だが」
イーサン「え?」
アンジェリーク「その急拵えの心臓を、特異菌の力で完全に再生させることができれば、もっと長生きできるやもしれん」
イーサン「!」
アンジェリーク「なんなら、私が手を貸してもいいぞ」
イーサン「いや、気持ちだけ受け取っておこう」
アンジェリーク「何故だ?」
イーサン「俺は人間だ」
アンジェリーク「……………」
アンジェリーク「――ふっ」
アンジェリーク「気に入った。おまえが死んだ時は私が直々に天国に送ろう」
アンジェリーク「さらばだ。この混沌とした世界で、ゆっくりと朽ちるといい…」
◆
ミア「イーサン、イーサン!」
イーサン「――ミア?」パチッ
ミア「起こしてごめんなさい。でも、到着したから」
イーサン「そうか……ローズは?」
ミア「ほら、ここよ」
ローズ「だーだーだー」
イーサン「ああ…」
イーサン「おはよう、ローズマリー」
特別編 完
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