ひたすらカオスですけど、一応勧善懲悪物語です。
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灰色ねこ◇4aH6a11ZwA
2022/05/01/22:49
ボーボボのナレーション「前回のあらすじ! 大地震によって出現した時空の歪みに飲み込まれ、原始時代にタイムスリップしてしまったケンとリカは、そこで宇宙人と出会い――!」
ケロロのナレーション「ちょっと待てー! これこのスレが始まりだから、前回とか無いよ!」
ボーボボのナレーション「えっ!? お、おい、なんか違うみたいだぞ。どうなってんだよ…何?こっちが本物!?」
参戦作品
○ボボボーボ・ボーボボ
○トラウマイスタ
○魔法陣グルグル
○ファントム・キングダム(小説版)
○ケロロ軍曹
グルグルのメッセージウィンドウ【ろくなコラボじゃなかった!】
#毎週日曜更新予定。
#もくじ
>>2-9
プロローグ
>>10-20
第1話
>>21-36
第2話
>>37-65
第3話
>>66-86
第4話A
>>109-128
第4話B
>>87-97
第5話A
>>129-184
第5話B
>>98-108
第6話A
>>185-205
第6話B
>>206-227
第7話
>>228-252
第8話
>>253-291
第9話
>>292-317
第10話
>>318-336
第11話A
>>337-379
第11話B
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/02/11/22:03
ククリ「質問いいですか?」スッ
ベーベベ「何だ?」
ククリ「ボーボボさんのお兄さんで『ベーベベ』ということは、バババーバ・バーババとヒビビービ・ビービビ、ブブブーブ・ブーブブもいるんですか!?」
トマ「何を聞いてるんですかククリさん!」
ベーベベ「ああ、いるぞ」
ニケ「いるのかよ!?」
ジュジュ「っていうことは、あんた末っ子?」
ボーボボ「うん。まーね」
ビュティ「私たちって、ボーボボのこと何も知らないんだね…」
首領パッチ「そーだな…」
【初期メン2人は、なんだか落ち込んだ】
ベーベベ「さて……前置きはこのくらいにしておくか」
ベーベベ「1、2、3、4、5……ずいぶんと部下がいるなぁ、弟よ」
首領パッチ「ああっ!? 誰が部下だコラ!」
ボーボボ「兄さん? 何を…」
ベーベベ「全部くれよ、おまえの部下」シレッ
ボーボボ「!?」
ベーベベ「弟のモノは兄のモノ。部下も仲間も地位も力も全てもらう」ヒュヒュン
グルッ パシン!
ビュティ「きゃ! 何!?」
ヘッポコ丸「うわあああ!」
ベーベベ「スネ毛真拳奥義"スネ毛色に染まれ"!」
ボンッ!
ボーボボ「ビュティー! ヘッポコ丸ー!」
ベーベベ「これでこいつらは俺の部下だ。おまえら、俺に忠誠を誓え」
ヘポ&ビュ「「ハイ…」」
ビュティ「スネ毛〜スネ毛〜」
ヘッポコ丸「スネ毛〜スネ毛〜」
首領パッチ「ぎゃあああー! あの真面目なビュティとヘッポコ丸が変な風になったー!!」
破天荒「スネ毛真拳に洗脳されちまった!」
アルタ「な、なんとむごい…!」
ルミネ「尊厳破壊もいいとこだね…」ウヘー
首領パッチ「俺たちも負けてらんねぇ! 対抗するぞ! サンマー!」
馬鹿たち「「サンマー! サンマー! サンマー!」」
ニケ「だったら真面目にやれーっ!」ドゴーン!
【勇者のツッコミ!】
馬鹿たち「「ぎゃあああすいませんでしたー!!」」
ベーベベ「──ん? どうした弟よ……不満でもあるのか?」
ボーボボ「…貴様、よくも俺の仲間を……たとえ兄でも許せねぇ…」
ボーボボ「ベベベーベ・ベーベベ、テメーは俺がぶっ潰す!!」
鼻毛真拳究極奥義"聖鼻毛領域(ボーボボ・ワールド)"!!!
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/02/18/22:18
ゼタ本「何だ!? 急に外になったぞ!」
天の助「出たー! ボーボボ・ワールド!」
首領パッチ「ここはボーボボの精神を解放した世界だ! この世界に入った者は魂を解放させることができる!」
ソフトン「そうすることにより精神の奥に眠りし真の力を使うことができる。その代わり、魂を解放させないと精神が崩壊し死ぬことになるがな」
ゼタ本「それは恐ろしいな……ところで」
KING鼻毛「はじめまして俺ー! このSSにはじめまして俺ー!」
KING鼻毛「やったー! 俺の出番だー! 初登場だ! 初登場だよー!」
ゼタ本「さっきからはしゃいでいるあいつは誰だ?」
首領パッチ「ただのでかい抜け毛だ」
KING鼻毛「ガーン!?」
ベーベベ「──」
ベーベベ「スネ毛!!!」クワッ!
ボーボボ「ぐおおおお! 何だ!? 今の言葉で……かぁ!!」
パリーン!!
首領パッチ「ボーボボ・ワールドが砕けた!?」ガーン!
天の助「ススス、スネ毛スゲー!!」
KING鼻毛「」シュン…
ベーベベ「俺の前では鼻毛真拳は無効…」
ベーベベ「『スネ毛』。その言葉こそが鼻毛をも支配する」
ボーボボ「俺は、全ての毛の神に逆らう戦いに臨んでしまった…!」
ビュティ「スネ毛〜スネ毛〜」
ヘッポコ丸「スネ毛〜スネ毛〜」
ピカソ「ヘッポコ丸、ビュティ…!」
ニケ「…こうなったら、俺のツッコミで2人を正気に戻す!」
ククリ「そうよ! 前にも勇者様のツッコミで、おやじさんを元に戻したんだもの!」
ベーベベ「ほう? できるか? 俺のスネ毛の洗脳が解けるほどの適切なツッコミが」ニヤニヤ
ニケ「やってやるぜ! うおおおお!」ダッ!
ニケ「"スネ毛色ってなんじゃーい"!」ドゴーン!!
【勇者のツッコミ!】
ニケ「…!」ハッ
ビュティ「スネ毛〜スネ毛〜」
ヘッポコ丸「スネ毛〜スネ毛〜」
ニケ「くっそぉぉぉぉ! やっぱり俺のツッコミじゃあ、ビュティのツッコミにはかなわないのかぁ!!」ガクゥ
ククリ「勇者様、しっかり!」
ベーベベ(うーん、何か複雑…)
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/02/18/22:19
首領パッチ「くそったれが! このままじゃボケに対してツッコミの数が少なすぎる!」
天の助「このSSが暴走しちゃう! 大変!」
首領パッチ「こうなったら俺たち2人もツッコミやるしかねえ! いくぞ!」
ピカソ「いや、無理しなくていいぞ?」
ファーブル「うんうん」
ルミネ「まあ、気がすむまでやらせてあげれば?」
ボーボボ「俺は毛神に挑む…! 鼻毛真拳奥義…!」
ベーベベ「無駄だ…」
パチ&天「「ドキドキ…」」
ベーベベ「スネ毛!」クワッ!
パチ&天「「この人ワカメみたいな髪型しとるー!!」」
ボボン!
ボーボボ「ぐおっ! 鼻からみかんの束が出てきた! また言葉だけで鼻毛を封じられた! スネ毛恐るべし!」
パチ&天「「し〜ん」」
ベーベベ「フッ……スネ毛こそが鼻毛を支配する」
パチ&天「「この人ワカメみたいな髪型しとるー!!」」
チャップリン「なあ、ところで今回スジャータは来てないのか?」
ライムライト「受胎告知が誘爆する可能性があるからって、拠点に待機することになったライ」
パチ&天「「し〜ん」」
ピカソ(いや、そこは「聞いてなかったのかよ」ってツッコめよ…)
アリサ「……」
ネブラ「……」
パチ&天「「し〜ん」」
ケロロ(そこは「おまえらいたの?」とツッコむべきであります!)
ベーベベ「…弟よ」
パチ&天「「この人ワカメみたいな髪型しとるー!!」」
ベーベベ「うるせーぞおまえら!」ズガッ!
首領パッチ「ぎゃあああ!」
天の助「完璧なツッコミだったハズだ! なぜじゃー!?」
ソフトン「やはりあの2人では荷が重いか…」
キタキタおやじ「そのようですな」
ボーボボ「くっ……こっちもようやく食べ終わったぜ」
天の助「さっきの鼻から出てたみかん全部食べちゃったの!?」
ファーブル「きったな」
昆注器「ミー」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/02/18/22:21
ボーボボ「これならどうだ! 幻奥義"こたつの中から鼻毛"!」ボッ!
破天荒「よせボーボボ! 鼻毛では絶対にスネ毛に勝てない!」
ベーベベ「スネ毛!」クワッ!
ボボボボッ!
ボーボボ「何ぃ!? 鼻毛に花が咲いた!」
ボボボボボ!
ボーボボ「! こっちに迫ってくる……うわああああ!!」
スネ毛真拳鼻毛封じ"フラワーコンサルティング"!!
ボボ美「ぐわああああ私のお花たちぃ〜!!」ドブシュッ!
パチ&天「「鼻の花ガーデニングしながら吹っ飛んだー!!」」
ハンペン「あのベーベベという男、ボーボボをまるで赤子扱い…!」
ハレクラニ「圧倒的に強い…!」
ベーベベ「愚かな弟よ……20年経ってもこの兄に逆らうとは…」
ベーベベ「いいだろう。残りの部下ごと叩き潰して、兄の偉大さを教えてやる……姿を現せ! 我がスネ毛に仕えし弟子たちよ!」
ベーベベ「まずは裏Aブロック隊長、シャンメリ!」
シャンメリ「お呼びで? ベーベベ様」
ベーベベ「そして裏Bブロック隊長、電柱!」
電柱 < …。
パチ&天「「ででで電柱!? そいつキャラなの!?」」
電柱 < 全国の野良犬諸君……立ちションはやめて!
天の助「喋った! 生きてる!」
犬パッチ「どすワンどすワンどすワンどすワン!!」ドドドド!
電柱 < どすワン!? この犬、俺を見て立ちションするどころか相撲の稽古だと!? 只者じゃねー!!
ベーベベ「次はこいつらだ。宇宙海賊ヴァイパー!」
ヴァイパー一族「「ガーラガラガラガラ!!」」
ケロロ「ゲェ!? ヴァイパー!」
チャップリン「何だ!? 蛇人間か!?」
ギロロ「俺たちの天敵宇宙人だ! だが、どうして裏マルハーゲと…!」
ベーベベ「そっちに植物使いの薔薇百合菊之丞がいる以上、ニョロロが戦力にならねーのは予想済みだ。そこでダソヌ☆マソに相談したら、こいつらを紹介してくれたぜ」ニヤリ
ドロロ「またしてもダソヌ☆マソでござるか!」
タママ「あのパチモン野郎ぉ〜! 仕事し過ぎですぅ〜!」ギリギリ
ゼタ本「鼻毛真拳封じに加えてケロン人対策までしてきたか……最後の砦ともなると、さすがに一筋縄ではいかないな」
ゼタ本「だが、我が軍に敗北などあり得ぬ! 魔王ゼタの名において、今日を裏マルハーゲ帝国最後の日にしてくれるわ!!」
メルサ「ゼタ様、啖呵を切ったところで申し訳ないのですが」
ゼタ本「ん? どうした」
メルサ「魔力を感知しました。ギリ軍……というか、カヤが来ます」
ゼタ本「何ぃ!?」
勇者一行「「え〜っ!?」」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/02/18/22:22
魔物軍団「「……」」ゾロゾロ
カヤ「邪魔するぞ、裏マルハーゲ」ムスッ
ベーベベ「ギリのとこのじーさんか。何の用だ?」ニヤニヤ
カヤ「裏マルハーゲに倒れられると勇者が風の王に認められ、風の剣を手に入れてしまう。そうなれば我々が大きく不利になってしまうのでな、阻止しに来た」
ベーベベ「そりゃご苦労なこって。じゃあ、今まで通りお互い不干渉ってことでいいな?」
カヤ「うむ」コクッ
アルタ「また敵に囲まれてしまったな…」
ミロード「数だけは向こうが圧倒的に上ですからねぇ」
ニケ「カ、カヤ…!」
カヤ「…最後の決着をつけるために帰ってきたぞ。魔法使い同士、決着をつけようぞ、グルグル使い!」
ククリ「…!」
ベーベベ「役者は揃った。さあ次はバトルステージの用意だ」
ズバババ!
天の助「何だ!? 急に部屋全体に亀裂が入った!」ズバババ
田楽マン「おまえの顔も入っとるぞ!」
ウィーン…
天の助「ああっ、部屋全体が変形していく……いったいどうなるんだ!?」ガシャンガシャン
田楽マン「てか、おまえがどうなるの!?」ドキドキ
ガシャーン!
ベーベベ「完成! 「ムーンサーチフィールドZO」!」
天の助「!?」ウィーン
田楽マン「天津甘栗出てきた!」
ベーベベ「さあ、教えてやろう。弟ごときがどうあがこうと、兄貴には何一つ勝てないという現実を」
ボーボボ「くっ……ビュティたちだけは元に戻す!」
ベーベベ「無理だな。兄貴は弟にとって絶対の壁だ」
ドロロ「さて、それはどうでござろうか?」
ベーベベ「何?」
ドロロ「拙者、弟を持つ身なれど、おぬしの思想は一切理解できないでござる」
ギロロ「兄貴は弟にとって絶対の壁……確かに俺の兄ガルルは、俺よりも優れたソルジャーだ」
ギロロ「だが、いつまでも兄より劣っているつもりはない!!」
ボーボボ「おまえら…!」
ドロロ「ボーボボ殿、この兄弟対決、加勢させてもらうでござる!」
ギロロ「やつの兄貴絶対主義を、俺が修正してやる!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/02/25/22:28
ベーベベ「できるのか? こっちにはおまえらの天敵がわんさかいるんだぜ」ニヤニヤ
ヴァイパーA「ガラガラガラガラ! ケロン人のバカどもが、身の程をわきまえろってんだ!」
ハンペン「ならばケロン人ではない我々が貴様らの相手をすればよかろう! "ハンペン承"!」ドウッ!
レム「爆睡真拳奥義"寝撃"!」ドゴッ!
ブルース「トラップ真拳奥義"魂の手榴弾"!」ポイッ!
菊之丞「百花繚乱真拳奥義"アイアン・コスモス"!」ドゴッ!
ヴァイパー一族「「ギャアアアアア!?」」チュドーン
ハンペン「ボーボボよ、フォローはする! おぬしは兄を超えよ!」
ボーボボ「恩に着るぜ! レム、ブルース、菊之丞!」
ハンペン「あれ、わしは!?」
レム「ハンペン様、前!」
ヴァイパーB「食らえーっ!」ビーッ!
ハンペン「むおーっ!?」ボガーン!
カヤ「おまえたちもかかれ! ギリ様への忠義を示すのだ!」
魔物軍団「「ギーッ!!」」
ゼタ本「何が忠義だ! 我の下から離反したくせに! 下僕たちよ、裏切り者を皆殺しにしろーっ!!」
アルタ「承知」
ルミネ「了解」
ミロード「わかりましたぁ〜」
ドドーン!
チャップリン「俺たちも行くぞぉ! 笑えねぇ戦いを見せてやるぜ!」
ライムライト「このSSの参戦作品的に無理だライ…」
ファーブル「昆注器、アレでお願い!」
昆注器「ミー!」グググ…
【昆注器はハロンオニに変化した!】
ソード闇拳超奥義"エターナル・ファイナリティ"!!
ヴァイパーA「な、何だ!? 巨大な剣が降ってきたぞ!」
ヴァイパーB「ダメだ、避けられん! というか、避けちゃいけない気がする!」
ヴァイパーC「当たらなくちゃいけない気がする!」
ヴァイパーD「そして爆発しなくちゃいけない気が──」
ボッガァァァァン!!
ゲルニカ「ヴォオオオ! 主殿、ワシらも! ワシらも!」
ピカソ「そうだな、"勇気の剣"を試すチャンスだ!」シャキン!
チャップリン「あーっ!? 何でテメーの"勇気の剣"だけ普通に剣なんだよ!」バッ
ピカソ「わーバカバカこんな時に対抗心燃やすな!」
ライムライト「おまえの方からギャグに持っていってどうするライ!!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/03/22:11
シャンメリ「裏マルハーゲ帝国の明日を決める戦いの最中に、仲間割れとはふざけたやつらだ…」
シャンメリ「電柱、あいつらから先に片付けるぞ」
電柱 < わかった。
ファーブル「2人とも、敵が! 喧嘩してる場合じゃないって!」
チャップリン「そうだった!」ハッ
チャップリン「Aブロック隊長の方を倒して、俺の方が強ぇって正銘してやるぜええええ!」ダッ
シャンメリ「身の程知らずが!」ブンッ!
ガキィン!
シャンメリ「何!? ハリセンで受け止められただと!?」
チャップリン「ただのハリセンじゃねぇ、俺の勇気から生まれた剣だ!」
チャップリン「ライムライト、援護しろォ!」
ライムライト「ライムライムラーイ!」ビュオオオオ!
ピカソ「……」
電柱 < …君が俺の相手、でいいんだな?
ピカソ「お、おう! 来やがれ、電柱野郎!」
電柱 < 野郎は余計だ!
グオッ!
ゲルニカ「主殿、いくつもの電柱が宙に!」
電柱 < 行くぞ、"電柱ミサイル"!
ギュンッ!
ゲルニカ「来たぞー!?」
ピカソ「──丁度いい! ダヴィンチがやったように、勇気の剣ではね返してやる!」
ドゴォーン!
ピカソ「ぶぎゃーーー!?」
ピカソ「主殿ー!」
ファーブル「せんぱーい!」
電柱 < ……。
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/03/22:11
ピカソ「お、おかしいな。今度こそ…!」
グドーン!
ピカソ「うぎゃーーー!!」
ゲルニカ「主殿ー!」
ファーブル「せんぱーい!」
電柱 < ……。
ピカソ「まだまだァー!」ガバッ!
ギュンッ!
ピカソ「ふんっ!!」ゴッ!
電柱 < む…。
ファーブル「やった! 今度は受け止めた!」
メリメリメリメリ…
ドーン!
ピカソ「ギャーーー!!」
ファーブル「押し負けたー!」ガーン!
ゲルニカ「……」
ピカソ「くそっ、駄目だ! 何だ? 俺とダヴィンチになんの違いがあるんだ? 腕力…? 心なしかどんどんパワーダウンしているような気も…」
ゲルニカ「主殿のうつけー!」バチーン!
ピカソ「ぶっ!?」
ゲルニカ「出来ないわけがないぞ! 主殿が出来ないわけが…」
ゲルニカ「その剣は……その剣は……ワシを打ち倒した剣ではないかっ!!」
ピカソ「──!」
ゲルニカ「ワシだって怖いぞ! 再びあのアートマンと戦うことになるのは怖いぞ! 死ぬほど怖いんだぞ!」
ゲルニカ「でもワシは信じているぞ! 主殿があの男に勝つことを! 主殿が信じていなくとも、ワシは絶対に信じているんだぞ!」
ゲルニカ「加えて、ここであの電柱に勝てねば、スジャータ殿どころか、ヘッポコ丸殿とビュティ殿を助けることもできんのだぞ!」
ピカソ(…そうだ。俺は……この剣は……ゲルニカに勝ったじゃないか!)
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/03/22:12
電柱 < 話は終わりか? じゃあ、攻撃再開と行くぞ!
ギュンッ!
ピカソ「おおおおおおおおおお!!」
ガキッ
ズドゴッ!
電柱 < !
ピカソ「はじめて……軌道が変わった…!」
ゲルニカ「ヴォ! やったぞ!」
電柱 < ほう……では連射の場合はどうする?
ギュギュギュギュンッ!
ピカソ「オラァァァァァァァ!!」
ドガゴ! ズドン! ドゴゴン!
ファーブル「あわわわ…!」
魚雷ガール「こらっ、ファーブル!」
ファーブル「えっ、魚雷──先生!?」
魚雷ガール「見てないで助けなさい! 大切な先輩なんでしょ!」
ファーブル「は、はいっ!」
魚雷ガール「よし! さあ、乗った乗った!」
ファーブル「ええっ!?」
極悪斬血真拳奥義"魚雷による恋の巡り合わせ"!!
ファーブル「きゃああああああああ!!?」ズボボッ!
電柱 < 何!? 放った電柱を巨大な虫取網で受け止めただと!?
ピカソ「ファーブル……魚雷先生…! ありがとう…!」
電柱 < …ならば、超巨大な電柱1本で、おまえたちを押し潰してくれるわ!!
ゴオッ!
ピカソ「こい、勝負!」ドン!
ピカソ(ゲルニカに諭されてから、明らかに剣の威力が増した。そうだ。この剣の力の源は……自己暗示力!)
ピカソ(弱いと思えば弱くなるし、強いと思えば強くなる……そのイメージ次第で力が左右されるんだ!!)
ゴオオオオ!
ピカソ(…かといって何をイメージすればいい!? 何を思い返せば一番効果的な暗示になる!?)
ピカソ(くそっ! どれもこれも…)
ピカソ(全て過去!!!)
ピカソ(そんなんじゃないだろ! 俺が思い描くのはたった一つ!)
ピカソ(ダヴィンチを撃破し、スジャータさんを救う未来!!!)ブンッ!
ガカァ!!
電柱 < !? ぐおおお!
ゲルニカ「こ、これは! はね返すだけでなく、破壊まで…!!」
ゲルニカ「ヴォオオオすごいぞ主殿ー! すごいぞー! すごいぞー!!」
電柱 < …喜ぶのは、俺を倒してからにしてもらおうか?
ゲルニカ「ヴォオオオ!? まだ倒せてなかった!」
ファーブル「もう〜! 何やってるのよ、先輩…!」
魚雷ガール「でも、今のでピカソはコツをつかんだわ。この勝負、彼の勝ちよ」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/10/22:05
ニケ「光魔法キラキラ、"火の剣"! たあーっ!」ズバッ!
アルタ「"千嵐"!」ズバッ!
ルミネ「"月光心眼閃"」ズバッ!
ジュジュ「"聖水剣"! キェェーー!!」ズババッ!
魔物軍団「「ぎゃああああああ!!」」
ゼタ本「ダーッヒャッヒャッヒャッ! どうだ! 我を裏切るからこうなるのだ!」
カヤ「……」
カヤ(わかっていた……勝てぬことなど…)
カヤ(故に、わしの目的はただ一つ。グルグルを越えることだ!)クワッ!
味方一同「「うっ!?」」ビクッ
【みんなが顔の怖さに怯んだ!】
カヤ「行くぞ!」バッ!
ゼタ本「ぬぅ、ついに動くか! 者共、カヤを討ち取れー!」
下僕たち「「おおーっ!」」
カヤ「邪魔をするな! "レインボーハンマー"!!」ズドドドドッ!
トマ「うわぁ〜! 七色のハンマーが大量に降ってきたー!」
首領パッチ「俺に任せろ! 奥義"ところてんバリア"!!」グニョーン!
天の助「ぎょへえええええ首領パッチテメー!!」ドゴドゴドゴ!
カヤ「相変わらず、うっとうしいところてんよ!」
天の助「ええっ、俺!?」
カヤ「闇魔法"タクラマカン砂漠"!」ドザー!
天の助「いやぁ〜! 体が〜! 水分が〜!」シオシオ…
ナレーション(ボーボボ)「説明しよう! タクラマカンとは、『生きては帰れない』という意味である!」
首領パッチ「天の助の仇ー!」バッ!
カヤ「"ビッグゴールデンハンマー"!!」ボンッ!
首領パッチ「シティーハンターかよ!?」ドグシャア!!
ニケ「首領パッチー!!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/10/22:05
首領パッチ「な、何だこいつ……前に戦った時より強いような…」ピクピク
カヤ「レイド様に"バーニングフィンガーアタック"をかけてもらったからな。10年は若返ったわ」フン
ゼタ本「ば、バーニングフィンガーアタック? 何だそれは?」
トマ「確か、肩こり・腰痛に効く魔法ですね…」
ゼタ本「なるほど、じいさんには効果てきめんだな…」
カヤ「体も暖まってきたわい。いよいよ決着をつけるぞ、グルグル使い!」バッ!
壁 < ズーン!
ククリ「勇者様! みんな!」
ニケ「くそっ、閉め出された!」
ミロード「どいてくださ〜い! "メガファイア"!」ボワッ!
シーン
ミロード「はう〜! 効かない〜!」
ニケ「ゼタビームは!?」
ゼタ本「ククリに当たってもいいなら撃つが?」
ニケ「じゃあダメだ!」
カヤ「邪魔者は廊下に立っとれ。さあ行くぞ! "地獄の炎"!」ボオオオ!
ククリ「きゃあ!」
ニケ「大丈夫か、ククリ!」
ククリ「うん! よーし…!」ブーン…
ピカッ!
カヤ「うわっ! 何だっ、この魔法は…!」
カヤ「……?」
ククリ「……………」
カヤ「な、なんだ。どうしたんだ」
ククリ「しっぱいしちゃった♪」テヘッ
カヤ「」ズコー
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/10/22:06
カヤ「…やっぱり相変わらずだな、グルグル使い! おまえ自身に恨みはないが、最強の闇魔法「グルグル」を越えること、それが我らの悲願だったのだ」カッ
カヤ「さらばだグルグル使い! 最強魔法"暗黒太陽"!!」ビビビビビ!
ドォォォン!!!
ニケ「な、何だ!?」
トマ「物凄い衝撃です! 魔法の壁が崩れましたが…!」
ジュジュ「クーちゃん!」
ニケ「ククリ!」
カヤ「「ククリ」はもういない。わしは勝ったのだ」
カヤ「"暗黒太陽"は、発動すれば成功率100%の死の魔法。受けた者はまるで煙のように消え去る」
ニケ「そ、そんな……ククリが…!?」
カヤ「そう、グルグル使いは死んだ」
ニケ「そんなバカな! ククリ!」
ジュジュ「クーちゃん!」
キタキタおやじ「ククリちゃん!」
首領パッチ「くりまんじゅう!」
天の助「えっ、そんな呼び方してたの!?」
トマ「"暗黒太陽"……相手の生命力を魔法の力として使用する魔法です。つまり、こうして魔法が発動しているということは…!」
ニケ&ジュジュ「「」」ズーン…
ゼタ本「我も聞いたことがある。確かに恐ろしい魔法だが…」
ゼタ本「愚かだな。"暗黒太陽"は燃費が悪い。今ので魔力は底をついただろう」
ゼタ本「魔法の使えぬ魔法使いに、これ以上何ができる?」
カヤ「わしを倒したければ倒すがよい。わしの目標は達成されたのだ、もういつ死んでも悔いはない」
ゼタ本「はっ! アレクのようなことを言いおって! いいだろう。アルタ、即刻このじいさんの首を──」
ニケ「──!」ドカッ!
トマ「勇者さん!?」
ニケ「倒しはしないぞ! 生かして言うことをきいてもらう!!」
ニケ「ククリを生き返らせろ!!!」
カヤ「それは無理だ」
ニケ「ククリは……ククリは世界を平和にする、てっ、天使だったんだ!」
ニケ「お、俺にとっても…」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/10/22:07
田楽マン「ククリなら、そこの柱の影に隠れてるけど?」
ニケ「えっ!?」
カヤ「なにっ!?」
ククリ「えへへ……ちょっと胸が苦しくなっちゃった…」ヒョッコリ
ニケ「ククリ!」
ジュジュ「クーちゃん!」
ニケ「わかってたよ、死ぬわけないってな!」
キタキタおやじ「奇跡ですじゃ〜!」ピーヒャララー
カヤ「そんなバカなっ! どういうことだ!?」
ニケ「なぜ死なないか教えてやろう。主役だからだ!!」
ボーボボ「えっ」
ククリ「ちっ、ちがう〜っ!」
ククリ「グルグルなの。"カヤさんと戦う私"をグルグルで出したの」
カヤ「──!」ハッ
カヤ「なんということだ! あれは失敗ではなく……わしは、偽物と戦っていたのか!!」
ククリ「でもカヤさんは勝ったのよ。生き残ったは"戦わなかった私"だもの。勝負はカヤさんの勝ち」ニッコリ
カヤ「ぐっ…」ワナワナ
アルタ「諦めよ。どのみち、魔力切れではもう戦えまい」チャキッ
カヤ「…さっき、魔力は残ってないと言ったが──」
カヤ「プロの魔法使いはほんの少し魔力を残すものだ。一発逆転のためにな!」ニヤリ
ニケ「なにっ!?」ダッ
ジュジュ「クーちゃん、離れて!」ダッ
手の平サイズの火 < ゴー
手の平サイズの長い声のネコ < オアー
味方一同「「」」ズコー
カヤ「──あいこか。さらばだ、グルグル使い!」フッ
ククリ「(^-^)」ノシ
【カヤ:戦意喪失】
アルタ「主よ、見逃してよいのか?」
ゼタ本「よい……なんかもう疲れた…」ハァ…
メルサ「お労しいゼタ様…」
ニケ「ふーっ、もうカヤは来ないかな」
トマ「大丈夫ですよ。カヤはグルグルに勝つことだけが目標だったんです」
ククリ(どこかで会ったら、また遊ぼう、カヤさん。また、平和になったら…)
ククリ「で、誰がくりまんじゅうだって?」ゴゴゴゴ
首領パッチ「」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/17/22:16
ケロロ「ケロロ小隊、ボーボボ殿を全力でサポートするであります!」
隊員×3「「了解!」」
ボーボボ「うおおおお! 俺の鼻毛真拳が負けるわけがねぇ! 鼻毛真拳!!」ゴォ!
ベーベベ「諦めろ! 弟のモノはすべてこの兄が頂くと言ったはずだ! スネ毛真拳!!」ブァ!
ベーベベ「鼻毛などスネ毛の足元にも及ばぬ!!」ゴガシャア!
ボーボボ「ぐわあああああ!!」
ギロロ「またスネ毛の勝ちだ! なぜ鼻毛が勝てない!?」
ベーベベ「フッ……教えてやる」
ベーベベ「人間の5つの毛──髪の毛、鼻毛、ワキ毛、胸毛、スネ毛はそれぞれ5つの異なるエネルギー源を持っている」
ベーベベ「そして、俺の操るスネ毛のエネルギー源は月! 月の力は他の毛の力を完全に無効化させる」
ベーベベ「このステージでは月の光を最大限に吸収でき、スネ毛力が100倍になり鼻毛の力を完全に無効化する!」
ベーベベ「スネ毛と月は常に等しく輝く……スネ毛は月からの贈り物なのだから」
ケロロ小隊「「……………」」
タママ「軍曹さん、この人なに言ってんですか?」
ケロロ「さぁ…?」
ボーボボ「すまん……これでも俺の兄弟の中では一番まともなんだ…」
ドロロ「しかし、これで勝機は見えた! ギロロ殿!」
ギロロ「おう! 来い、"デンドロ・ギロロ"!」ブゥン!
ベーベベ「何!?」
ギロロ「ギロロ、突貫する! オラァァァーーー!!」ゴォォォ!
ベーベベ「バカな! 月へ行くだと!? 何をする気だ!?」
ボロボロの首領パッチ「10分100円だよ」 つ 双眼鏡
ベーベベ「貸せっ!!」つ 100円
ナレーション(ボーボボ)「月の表面」
ベーベベ「くっ、いない! あの赤ダルマはどこだ!?」
ギロロ「"大艦巨砲主義"!!」ドーンドーンドーン!!
月の兎さんたち「ギャアアアア!!」アボーン!
ベーベベ「うおお!? あの野郎、月に向かって絨毯爆撃してやがる! クソがー!!」
ケロロ「ギロロ伍長ー! 同盟結んでる宇宙人も住んでるから、ほどほどにねー!?」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/17/22:17
月の兎さん「ベーベベさん、すまねぇ……ドジっちまった…」ポチッ
ドゴーン!
ベーベベ「爆発した!」
スネ毛 < シオシオ…
ベーベベ「何だと!? スネ毛の力が弱まっていく…!」
かぐや姫ボーボボ「うおおおお! これでやっと貴様に喰らわせられるぜ、俺の怒りの鼻毛真拳を!」
ケロロ「かぐや姫のコスプレしながら突撃して行ったー!」
ボーボボ「鼻毛真拳"バビロン"!!」カッ!
ベーベベ「ぐわああ!」
タママ「しかも他人の技使ってますぅ!」
天の助「…とまあ、そんなことよりベーベベさんよぉ」つ マシンピストル
首領パッチ「あんたボーボボの兄さんなんでしょ…」つ マシンガン
田楽マン「今までの弟と非道な愚行の数々、兄のあんたに精算してもらうぜー!!」つ リボルバー
ダダダダダッ!
ベーベベ「ぐわああ!!」
ボーボボ「ええっ!? 俺そんなに恨まれてたの!?」
ケロロ「自覚、無かったんでありますか?」
ボーボボ「いや、知ってた」
天の助「兄のあんたの教育が悪いから、弟があんなわがままな子になっちゃったんでしょ〜が〜」ダラー
田楽マン「そのせいで僕達大変だったのよ〜」ダラー
ベーベベ「わ! よだれ垂れる垂れる! 汚ねえやめろ!」
首領パッチ「バカヤロー! やめてほしい時はちゃんと髪あげて目を見せろ!」
ベーベベ「バカ! よせっ!」
ダンディな外見とは不釣り合いな涼しい目 < やぁ。
味方一同「「ボーボボの兄貴の見てはならないものを見てしまったーーー!!!」」ガビーン!!
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/17/22:18
ベーベベ「スネ毛真拳!!!」ズギャア!
バカたち「「ぎゃああああああ!!」」
ベーベベ「ぐっ……この顔を見たやつは生かしておけねぇ、皆殺しだ!」
シャンメリ「落ち着いてくださいベーベベ様!」
電柱 < 今の一瞬じゃ顔は見えてませんよ! 柱的にも!
天の助「ホントホント!」
首領パッチ「見てないよ僕達!」
ボーボボ「フッ……バカどもとおしゃべりとは余裕だな、ベーベベ兄さん」
ベーベベ「あ!?」バッ
ボーボボ「スネ毛が月の力を吸収するように、鼻毛にだってエネルギー源があるんだぜ」
ベーベベ「何!? 何だそれは!?」
首領パッチ「月に変わるエネルギー源が鼻毛にもあるの!?」
天の助「ヤッター!」
ボーボボ「教えてやる。鼻毛のエネルギー源、それは…」
ボーボボ「たい焼きです」
大量のたい焼き < やぁ。
パチ&天「「食べ物じゃん!!」」
田楽マン「おいしい♪」モグモグ
タママ「ですぅ♪」モグモグ
ケロロ「食ってるし!」
ベーベベ「ふざけるな! そんな鼻毛など、またスネ毛で無効化してやる! "スネ(ry」
『たい焼き!!』グワーン!
ベーベベ「効かない!? 変な音に俺の声がかき消された!」
ボーボボ「そのまま鼻毛真拳奥義"たい焼き・トゥ・フューチャー"!!」ズバ!
ベーベベ「ぐわあああああ!!」
首領パッチ「鼻毛がスネ毛に打ち勝ったー!」
ビュティ「スネ毛〜スネゲ……タ、たい焼き…」
ファーブル「あ! ビュティがたい焼きに反応した!」
ピカソ「洗脳が解けそうになってるんだ!」
ボーボボ「ビュティ、ヘッポコ丸、待ってな……すぐに洗脳を解いてやるぜ。このたい焼きでな!」
ニケ「たい焼きでかっこつけるな!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/24/22:22
ボーボボ「くらえ、たい焼きパワー!」ブオッ!
ベーベベ「くっ!」サッ
ベーベベ「鼻毛のエネルギー源がたい焼きだと言うのなら食らいつくすまで! ゆけ、我が月のしもべたちよ! たい焼きを全て食らいつくせ!」
ウサギ軍団 < わーっ!
ニケ「どこからこんなに大量のウサギが!?」
ククリ「かわい〜!」
ケロロ「我輩知ってる! 十種影呪法の脱兎でしょコレ!」
ベーベベ「何だそれは?」キョトン
ボーボボ「な……しまった! ウサギだと!?」
ベーベベ「弟よ……おまえの癖はだいたい覚えている。おまえはガキの頃からウサギを見ると…」
ベーベベ「探検家になってアマゾンに金を探しに行く癖があったよな!」
田楽マン「バカだ! ウサギの耳と金属探知機の違いに気付いてねえ!」
ボーボボ「くっ、俺の癖を……さすが兄さん!」
ベーベベ「さあウサギたち、今のうちにたい焼きを食らいつくせ!」
ウサギ天の助「ウサウサー♪」パク
ピカソ「しれっと敵に寝返ってるんじゃねー!」
ウサギ天の助「ん? あんま甘くねーぞコレ。ちゃんとアンコ入ってんのか?」
めっちゃちっちゃいアンコ「入り損ねて30年、アンコです」
ウサギ天の助「何だこいつ!?」
ネコパッチ「"たい焼キーック"!!」バキッ!
ウサギ天の助「ウサブ!」
ネコパッチ「このたい焼きはわしらネコが先に目を付けてたんじゃい! ウサ公共なんかにやってたまるかい!」
ネコパッチ「招集、ネコチーム!」チラッ
ニケ「えっ、もしかして俺たちに向かって言ってる!?」
ピカソ「でもこのままたい焼きを食べられたら俺たちが不利だし…!」
ケロロ「一択しかないであります! 総員、ボーボボ殿のたい焼きを死守せよ!」
ギロ&タマ「「りょ、了解…」」
ヴァイパー「おーっと! 俺たちを忘れてもらっちゃ困るぜぇ!?」
シャンメリ「行くぞ電柱、ウサギをサポートするんだ!」
電柱 < おう!
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/24/22:23
レム「にゃ、にゃーん…」←巨乳+ビキニ&ホットパンツ+猫耳尻尾
男性陣 < ギシッ
【男性陣(一部除く)は、一瞬魅了された!】
ハンペン「レムぅー! そこまでネコになりきらんでもいいー!」
レム「えっ、そうなんですか?」
ブルース「GJ! 超GJ!」鼻血ボタボタ
菊之丞(基本花にしか興味の無い俺にすらダメージとは、なんつー破壊力……ランバダ様がいたらどうなっていたことか…)ガクブル
ククリ「勇者様!」
ファーブル「ピカソ先輩!」
ニケ&ピカソ「「ぎゃあああああ!!」」
魚雷ガール「男って本当に単純なんだから…」ハァ
ハレクラニ「私はあんなものには惑わされんぞ」
魚雷ガール「テメーは金にしか興味ねーからだろ」ケッ
ソフトン「俺も興味無いな」
魚雷ガール「さすがソフトン様♪」ヒシッ
ハレクラニ「……」
ゼタ本「人間の感性はよくわからん……あんなもの、魔界にはいくらでもいるだろう」
ルミネ「いや、魔界でも通じるって、あれは」
ミロード「はい」
ボーボボ「と、とにかく隙ありぃ!」バッ
ベーベベ「それはテメーだ!」ゲシッ!
ボーボボ「ぐばあ!!」
天の助「ボーボボー!!」
ベーベベ「弟が兄に勝ることなどない」バン
ボーボボ「くっ!」
ドロロ「否! 今の隙で鑑定眼力を使うことができた!」
タママ「おおっ、さすがドロロ先輩!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/24/22:25
ギロロ「ドロロ、どうすればこの戦況を覆せる!?」
ドロロ「このまま普通に戦っても、ボーボボ殿はベーベベには勝てないでござる。彼は実兄が相手ゆえに、心の奥底で理性が歯止めをかけ、本来の実力を出し切れていない…」
ニケ「ボーボボに理性なんてあったのか!?」
ククリ「そうだよね、お兄さんが相手なんだもん…」
首領パッチ「でも、じゃあどうすりゃいいんだよ!?」
ドロロ「ボーボボ殿が理性に歯止めをかけるのを、妨害するしかあるまい」
首領パッチ「ボーボボの理性ってどこにあるんだ!? 体内か!?」
ドロロ「左様。コックピットのような場所で、自転車を漕いでる中年男性が見えた。そやつがボーボボ殿の理性でござる!」
トマ「そんなのが理性なんですか!?」
首領パッチ「おっしゃー! それがわかれば早速ボーボボの体内に突入だー!」ダッ
天の助「おーっ!」ダッ
シャンメリ「させるか!」
電柱 < ベーベベ様に勝利を!
ピカソ&チャップリン「「おまえの相手は俺だぁ!」」ドガァ!
ボーボボ「よし! 来い、首領パッチ! 天の助!」
パチ&天「「や ら な い か」」ニュルズプッ
ボーボボ「アッー!」
ニケ「お尻から入ったー!!」ガビーン!
ククリ「いや〜っ!!」
◆
ボーボボの体内
ボーボボの理性「うおおおお限界だああ! ブレーキかけなきゃ〜!!」キキィィィ!
首領パッチ「いたー! っていうか理性ちっさー!!」
天の助「ブレーキかけさせんなぁ!!」
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
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灰色ねこ◆4aH6a11ZwA
2024/03/24/22:26
首領パッチ「……」つ 醤油ドボボ
ボーボボの理性「わ! 醤油!? ぶ、ブレーキがきかなぐわぁ!!」ガシャン!
首領パッチ「ふぅ……これでボーボボの理性を破壊できたぜ」
天の助「こんなんで!?」
◆
ボーボボ「──」
ナレーション(ボーボボ)「理性、崩壊!!」
ボン!!
ベーベベ「何だ!? どうした!? 何だこの力は!?」
パチ&天「「脱出!」」スポン!
ニケ「首筋から出てきた!」
ジュジュ「毎回思うけどボーボボの体ってどうなってるの…?」
ボーボボ「──」ゴオオオオ!
ベーベベ(こ、これが、弟…?)
破天荒(初めて見る…)ゴクリ
ナレーション(ボーボボ)「ここから先、理性を失ったボーボボの行動は、全てが予測不能!」
ボーボボ「…メガネ…」スッ
ボーボボ「ガ ネ メ !!!」グルン
ファーブル「サングラスの上下を逆さまにした!?」
ボーボボ「ボボボボボッボボボボッボッボボボボボボボッボボボーボボボッボボボボボーーボボボボボボボッボボーボッボボボボボ!!!!」
【ガネメシステム:59.86】
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