サキュバス(気まずい…) 盗賊「なんかすいません」
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1
]
小説家の名無しさん
🕐04/08 23:31
〜魔物の森〜
勇者「…よし、だいぶ進んだな」
女魔法使い「魔王城に近づいてきたせいか魔物もだんだん強くなっていますね…」
女戦士「心配ないわよ!今の私たちなら魔王だって敵じゃないわ!」
勇者「油断は禁物だ。俺たちの肩に人間界の人達の命がかかってるんだぞ?もっと気を引き締めないと。な?盗賊」ポンポン
女盗賊(以下盗賊)「え?あ、はい、そうだと思います」
女魔法使い「むー…勇者様は盗賊さんにやたら甘いですよね…」
女戦士「仕方ないわよ…盗賊ちゃんはかわいいもんねー私みたいなガサツな女と違って」ムスッ
女魔法使い「やっぱり私みたいなでぶ女よりスラッとした盗賊さんみたいな女性が好きなんですねー…ふーん…」ポヨーン
勇者「おいおい…何を怒ってるのかわからないが、二人とも女性としてはすごく魅力的だと思うぞ?自分をそんなに卑下するもんじゃない」
女戦士「なっ…!?///べべべ別にあんたに誉められたって嬉しくもなんともないんだから!」
女魔法使い「わ、私は嬉しいですよ…?勇者様…」ピトッ
女戦士「ちょ!?勇者から離れなさいよこのおっぱいオバケ!抜け駆けは禁止のはずでしょうが!」
女魔法使い「え〜仲間同士で腕を組むなんて普通のことですよね〜勇者様?」
勇者「やれやれ…どうしてこの二人はこう仲が悪いんだか…」
盗賊「……」
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2
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小説家の名無しさん
🕐04/08 23:31
勇者「ハァッ!」ザシュッ
魔物「グギャア!!」ガクッ
勇者「…ふぅ…こう何体もこられるとさすがに消耗してきたな…」
盗賊「あ、私まだ魔力ポーション持ってました」スッ
勇者「え、いいのか?…ありがとうな、盗賊」ポンポン
盗賊「いえ…」
女魔法使い「……あ、あれ出口じゃないですか?」
女戦士「はぁ…やたら長いダンジョンだったわ…」
勇者「ここを出たら確かすぐ近くに村が」
サキュバス「いらっしゃ〜い」
「「「「っ!?」」」」
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3
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小説家の名無しさん
🕐04/08 23:32
勇者「こいつ…!?いつの間に目の前に!?」ジャキッ
女魔法使い「かなり高度な転移魔法のようです!それにしてもこんな一瞬で…!」
女戦士「あんた…何者?」ガシャ
サキュバス「あらあら…いざというときにそんなガツガツしてるとモテないわよ?」
盗賊「こいつ確か…魔王軍の幹部のサキュバス…!」
サキュバス「は〜いそうで〜す♪」
女戦士「幹部クラスの魔物ですって…!?」
勇者「なるほど…魔王城にたどり着く前に俺たちを潰しに来たってことか」
サキュバス「え?別に?」
勇者「…は?」
サキュバス「だってあなた達なんていつでも潰せるもの」
女魔法使い「な…」
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4
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小説家の名無しさん
🕐04/08 23:32
サキュバス「魔王城でただ待ってればどうせボコボコにできるのに…」
サキュバス「幹部がわざわざこんなとこに来て?先んじて倒しに来るほどの脅威だと?あなた達がぁ?ぷっwww」
サキュバス「…自意識過剰…w」
女戦士「…このッ…馬鹿にすんじゃないわよぉ!!」グワッ
サキュバス「動くな」ボソッ
女戦士「食ら…え?」ピタッ
勇者「お、おいどうしたんだ!?」
女戦士(身体が…動かない!!)グググ
女戦士「催眠魔法…!?そんな…言葉ひとつで!?」
勇者「お前…何が目的なんだ」
サキュバス「目的って言われてもね…ただ暇つぶしに勇者の仲間を拉致してぐちゃぐちゃに犯して肉人形にしてからあなた達に返そうかな〜ってだけよ?」
女戦士(!?///)カァッ
盗賊「…変態野郎…!」
サキュバス「そりゃだって私サキュバスだもの」
勇者「そんなことさせない…俺の大切な仲間は誰一人渡さない!!」
サキュバス「はいはい…じゃあどうせなら勇者の一番大切な女性をもらって言っちゃおうかな〜?」
大魔法使い「!?」
女戦士「!?」
盗賊「…」
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5
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小説家の名無しさん
🕐04/08 23:33
女魔法使い「勇者様どうしますか!」
勇者「さっきも言ったけど、君たちは全員俺の大切な仲間だ」
勇者「あんな奴に奪わせはしない」
サキュバス「ふーん…でも全員守るなんて馬鹿なこと言ってると、肝心なものを取りこぼしちゃうかも?」スッ
女戦士(!?また転移魔法で目の前に!!)
女魔法使い「女戦士さん!」
勇者「女戦士に近づくなッ!!」バッ
サキュバス「動くな」
女魔法使い「無効化魔法!」キィン!!
勇者「ッ!!ハァッ!!」ブンッ
サキュバス「!(催眠が利かない?)」バッ
勇者「大丈夫か女戦士!頼む魔法使い」
女魔法使い「無効化魔法!」キィン
女戦士「…ッ!ありがとう勇者」
サキュバス「ふぅん?察するにその子が今のところ一番大切な子って感じなのかしら?」
女魔法使い「!?」
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6
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小説家の名無しさん
🕐04/08 23:34
女戦士「い、いや、私たちはただの幼馴染でそんなんじゃないっていうか…///」
勇者「何を言っているのかよくわからないがとにかくお前を倒す!!」
女魔法使い「勇者様!私が前に出ます!」
勇者「え?いや魔法使いは後衛にいてくれたほうが…」
女戦士「そうよ、いつも通り『私と勇者の二人』が前に出てあなたと盗賊ちゃんがサポート。それで行きましょ?ね、勇者!」
勇者「え?あ、あぁそうだな、それがいい」
女魔法使い「…戦士さんこんな大事な戦いに私情を挟んでいいんですか…?」ギリッ
女戦士「…何のことかしら?だいたい私情を挟んでるのはあなたのほうでしょ?」
勇者「おい二人とも敵が目の前にいるんだぞ!なんで喧嘩してるのかはわからないが今は戦いに集中するんだ!」
盗賊「…」オロオロ
サキュバス「…ふーん…」
勇者「じゃあいつも通りの作戦で行くぞ!大丈夫、俺たちだって強くなってる!幹部にだって勝て
サキュバス「じゃあこの子にするから」
盗賊「……あれ?」
サキュバス「こんにちは♪」ニコッ
「「「!!?」」」
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7
]
小説家の名無しさん
🕐04/08 23:35
女魔法使い「盗賊さん!!」
勇者「と、盗賊を放せ!」
サキュバス「いやいやあなたが守るんじゃなかったの?」
盗賊「や、やめて!触らないで!」ジタバタ
女戦士「おかしいでしょなんでその子なのよ!」
女魔法使い「そうです!さらう相手を間違ってます!」
勇者「みんな!盗賊を取り返す
サキュバス「うるさい」チカッ
女魔法使い「!逃げ
ドォオオオオオオオオオオオオオン…
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8
]
小説家の名無しさん
🕐04/08 23:36
勇者「…ぐっ…なにが…」
女魔法使い「爆破魔法…なんて威力…」ガクッ
女戦士「あがっ…」
盗賊「あ…あ…!」ガクガク
サキュバス「やっと静かになったわ…じゃ、行きましょうか?盗賊ちゃん♪」スゥ・・・
盗賊「いや、助けて・・・いやあああああああ!!!!」
勇者「・・・ち・・・」
勇者「ちくしょおおおおおおおお!!!!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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9
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小説家の名無しさん
🕐04/08 23:37
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〜魔王城・サキュバスの間〜
盗賊「…う………っ!?ここは…」ジャラッ
盗賊(はりつけにされてる…そうだ私…!サキュバスに捕まって…)
サキュバス「あら、お目覚めかしら?」
盗賊「!!」
盗賊「あんた…私を捕まえてどうするつもり…?」
サキュバス「別に大したことはしないわよ?ただちょ〜っと快楽漬けにして狂った姿を助けに来た勇者達に見せつけようかなって♪」サワッ
盗賊「ひっ」ゾクッ
盗賊「…ど、どうしてあの二人じゃなくて私なの…」
盗賊「勇者さんが一番大切に想ってる女の子が私なんて…あり得ない」
サキュバス「そういうところがちょっとかわいそうだったから」サワサワ
盗賊「んっ…え?」
サキュバス「実はあそこで貴方達に会う前から魔法で少し観察してたの」
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10
]
小説家の名無しさん
🕐04/08 23:37
サキュバス「いい見せ物だったわ♪一人の男を取り合う女二人…そして」
サキュバス「それをただ外から見てる女が独り…」
盗賊「っ…!」
サキュバス「健気ねぇ…自分の勇者への想いを押し殺し、パーティの空気を壊さないように愛想笑いでその場を乗り切る…涙が出ちゃいそう」
盗賊「ちがっ…私は…!」
サキュバス「よく頑張ったわね」ギュッ
盗賊「!」
サキュバス「辛かったでしょう?でも大丈夫」
サキュバス「あいつへの想いなんて忘れちゃうくらい…気持ちよくしてあげるわ…んっ」
盗賊「んぅ!?んー!んー!」
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11
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小説家の名無しさん
🕐04/08 23:38
盗賊「ぷはっ……ま、魔物とキスなんて…!汚い…!」ペッ
サキュバス「ふぅ…その威勢がいつまで続くかしら?」
盗賊「何を……っ!」ゾクゾク
盗賊「あっ…あっ、何…これ…体が熱い…!」ビクン
サキュバス「私の唾液は強力な媚薬になってるの。それにしてもこんなにすぐに効果が出るなんて…溜まってたのかしら?」
盗賊「だ、誰が…!はぁん…」ビクッ
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女魔法使い「魔王城に近づいてきたせいか魔物もだんだん強くなっていますね…」
女戦士「心配ないわよ!今の私たちなら魔王だって敵じゃないわ!」
勇者「油断は禁物だ。俺たちの肩に人間界の人達の命がかかってるんだぞ?もっと気を引き締めないと。な?盗賊」ポンポン
女盗賊(以下盗賊)「え?あ、はい、そうだと思います」
女魔法使い「むー…勇者様は盗賊さんにやたら甘いですよね…」
女戦士「仕方ないわよ…盗賊ちゃんはかわいいもんねー私みたいなガサツな女と違って」ムスッ
女魔法使い「やっぱり私みたいなでぶ女よりスラッとした盗賊さんみたいな女性が好きなんですねー…ふーん…」ポヨーン
勇者「おいおい…何を怒ってるのかわからないが、二人とも女性としてはすごく魅力的だと思うぞ?自分をそんなに卑下するもんじゃない」
女戦士「なっ…!?///べべべ別にあんたに誉められたって嬉しくもなんともないんだから!」
女魔法使い「わ、私は嬉しいですよ…?勇者様…」ピトッ
女戦士「ちょ!?勇者から離れなさいよこのおっぱいオバケ!抜け駆けは禁止のはずでしょうが!」
女魔法使い「え〜仲間同士で腕を組むなんて普通のことですよね〜勇者様?」
勇者「やれやれ…どうしてこの二人はこう仲が悪いんだか…」
盗賊「……」