奪われたいっっ☆★
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1
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お気楽博士(●´∀`●)
🕐09/06 01:27
あなたには大好きな人がいますか?
私にはいます。
あなたには大切な人がいますか?
私にはいます。
あなたには「奪われたい」と思う人がいますか?
私には・・・・
います。
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2
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お気楽博士(●´∀`●)
🕐09/06 01:27
今沢れな(いまざわ れな)♀ 高1
純粋で可愛い。内気でおとなしい。
怖がりで「NO」と言えない子。
男子が苦手だけど、れなの笑顔が男の胸を熱くさせる。(笑)
秋葉彼方(あきば かなた)♂ 高1
他校だけどれなの彼氏vれなが大好き。
明るくてカッコイイ。少し照れ屋さんでHに興味はあるが、
れなが苦手なのであまりしない。だけど、ヤキモチやさん。
れなに近づく男は許さないらしい。(笑)
吉城那智(よしき なち)♂ 高1
クラスのムードメーカー。
毎日、先生に怒られている。
だけど、優しくて面白い。
何気にイケメンで運動神経抜群!実はモテている。
少し強引でH。れなによく絡んでくる。
所沢弥生(ところざわ やよい)♀ 高1
学級委員長でぶりっ子。
那智が大好きで裏でれなを嫌っている。
性格悪いけど、みんなにはいい子ぶってて、優しい。
畑田芽衣(はただ めい)♀ 高1
れなの親友で那智の幼なじみ。
男に興味なし。っで、れなが大好き。
れなをすごく可愛がっている。
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3
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お気楽博士(●´∀`●)
🕐09/06 01:28
「・・好きだよ。れな・・・」
去年の6月・・・
中3の頃・・部活が終わって教室に入ると
私の大好きな秋葉君がいた。
2人きりだった。
秋葉君が近づいてきて、私をそっと抱きしめた。
そして、耳元で告白された。
すっっごく嬉しかった。
私は真っ赤になりながら静かに頷いた。
秋葉君は嬉しそうに微笑み、軽く私に口付けをした。
私のファーストキス・・。
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4
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お気楽博士(●´∀`●)
🕐09/06 01:28
「れぇ〜なぁ〜!まだぁ〜〜?」
下の玄関から少し怒り気味の芽衣の声が聞こえる。
「ごめんっ!!もうちょっと待ってて?」
れなは慌てて制服を着る。
「まったくもぅ・・いつもこうなんだから・・」
芽衣は溜息を着き、玄関に座った。
芽衣はフと玄関に飾ってある写真に目をやり、呟いた。
「れなのお母さん達は・・どこ・・行っちゃったんだろうねぇ・・」
写真の中でれなは嬉しそうに笑っている。
優しそうなお父さんとお母さんの間に挟まって・・。
れなの両親は行方不明。
去年からだ。
れなが家に帰ってくるとみんながいなかった。
夜になっても帰ってこない。
携帯も通じない・・・。
あれから・・1年が経とうとしている。
「ごっめぇ〜ん!!遅くなって。」
れながキチンとした格好で降りてくる。
制服がとても似合っている。
芽衣はれなの可愛さに思わず微笑む。
「よっしっ!学校、行くか。」
「うん。」
2人は元気よく家を飛び出した。
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5
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お気楽博士(●´∀`●)
🕐09/06 01:30
バシッ
鈍い音がする。
「いったぁ〜!!」
芽衣が頭を抱える。
「那ぁ〜智ぃ〜?(怒」
振り向くと那智がいる。
悪戯な笑みを浮かべていた。
「よっ!また、2人で登校してんの?」
「私がいつもれなの家までお迎えに行ってるの。
どうせ、通り道だし。それに、れなを1人にさせるなんて
危なくてできないしっ!!」
「ふぅ〜ん。まぁ、芽衣より今沢の方が断然可愛いもんな。」
「あんた、うっさい!少し黙れ!!(激怒」
2人の口喧嘩を見て、れなは思わず微笑む。
「2人とも、仲いいね。」
その言葉に2人の動きが止まる。
「はぁ?何言ってんのさ。私は男に興味ないの。それに那智はただの幼なじみ。私にはれなだけよ〜☆」
そう言って芽衣はれなに抱きつく。
「俺だってこんな怪物女、嫌いだし。
それに、他に好きな女いるし。」
れなと芽衣は驚く。
「えぇ?!好きな子いたの?那智。」
「それくらいいるわ。アホ。」
「どんな子?」
れなの言葉に少し赤くなる那智。
「可愛くておとなしい子かなぁ〜。
笑顔がとにかく可愛くて、守ってあげたくなる。
そんな子。」
「へぇ〜・・。なんだか、まるでれなにそっくりだね。」
芽衣の言葉に那智が少しビビる。
「まぁ、れなには大好きな秋葉君がいるもんねぇ〜☆」
芽衣はからかい半分でれなに言う。
れなは真っ赤になる。
那智は驚いていた。
そして、下唇を噛み締め、不機嫌そうな顔をした。
「俺・・・先に行くわ。」
「えっ?何でよ。」
那智はそう言って走り去った。
「なんだ?変な奴。」
芽衣とれなはその場に立ち尽くしていた。
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6
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お気楽博士(●´∀`●)
🕐09/06 01:30
学校。
教室ではれなは那智の隣だ。
那智はなんだか1日中、不機嫌そうだった。
お弁当の時間・・・
「吉城君っ!!待って!!」
教室を出て行こうとする那智をれなが止める。
「何?」
「一緒に・・お弁当、食べてもいい?」
「芽衣は?」
「・・・放送委員会で行っちゃった・・。」
「そっかぁ・・うん。いいよ。じゃあ、屋上行くか。」
「うんっ♪」
れなの可愛い笑顔に那智は少しヴッときた。
屋上・・。
「ねぇ・・・吉城君?」
「那智でいい。」
「・・・那・・智・・君・・///」
れなは真っ赤になりながら呟く。
「くっ(笑)そんなんで赤くなるなよ。」
「だってぇ・・」
「まぁ、そうだよな。彼氏のこともみよじで
呼んでるんだもんな。無理ねーよ。」
那智は少し怒り気味な口調で言う。
「?どうしたの?なんか・・今日の
那智君・・変だよ?嫌な事でもあったの?」
れなは那智の顔を覗き込む。
その瞬間・・・
「んっ・・」
れなは那智に唇を奪われた。
「んんっ・・んん〜〜・・」
れなは抵抗するが、那智の力には勝てない。
那智はゆっくりれなを離した。
「悪ぃ・・」
那智は屋上を去っていった。
「・・・ふぇっ・・怖かったよぉっ・・」
れなは静かに涙を流した。
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7
]
お気楽博士(●´∀`●)
🕐09/06 01:31
れなはそれから、元気が無かった。
帰り道・・
「れなぁ〜〜!!」
校門の所から誰かが走ってくる。
「秋葉君っ・・」
できれば今、一番会いたくない人だった。
「よぉ!授業終わった?」
「・・・ぅん。」
れなは無理矢理笑顔を作ろうとするが、
上手く笑顔になれない。
「・・・?れな?なんかあったか?」
彼方が心配そうに聞く。
その時・・・
「れぇ〜〜なぁ〜〜!!」
タイミングの悪い事に芽衣が駆け寄ってくる。
後ろにはいかにも怒ってそうな那智がいる。
那智と目が合い、れなは思わず俯く。
那智はそんなれなをずっと見つめていた。
「秋葉ぁ!!久しぶりっ!元気してたぁ?」
「おぅ!畑田も相変わらずだな。」
芽衣とれなと彼方は中学が同じだったのだ。
だから、結構仲がいい。
彼方が那智の存在に気づく。
「こいつ、畑田の彼氏?」
「んなわけないじゃんっ!こいつは私の幼なじみの
吉城那智。」
「よろしくな。吉城。」
彼方は微笑む。
那智は彼方を睨んだ。
「那智っ!!何、秋葉の事睨んでんの。」
「別に・・。気に入らないから。」
そう言ってれなを見つめる。
れなも那智を見つめる。
れなはなんだか、那智から目が逸らせなかった。
そのことに気づいた彼方。
「もういい。帰ろう。れな。」
そう言ってれなの腕を掴む。
「うっ・・うん・・。」
「じゃぁねぇ〜☆れなぁ〜♪」
何も分かっていない芽衣はのんきにれなに手を振っていた。
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8
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お気楽博士(●´∀`●)
🕐09/06 01:32
彼方はれなを連れてズンズンズンズン歩いていく。
「ちょっ・・秋葉君っ・・待ってぇ・・」
彼方は振り返りいきなりれなにキスをした。
「んぅ・・んんっ・・・」
徐々に舌が入ってくる。
「んっ・・やぁっ・・!!」
れなは彼方を押しのけた。
「あいつ・・誰だよ。」
「えっ・・?」
「れなの何?」
「えっ・・那智君のこと?」
れなが他の男を下の名前で呼んでいることに
彼方は腹を立てた。
そして、また強引なキス・・。
だけど、どこか優しさも伝わってきた。
「俺の家・・・来て・・?」
れなにはその意味が分かった。
だけど、大好きな彼方だから・・・。
れなは静かに頷いた。
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