ミクシィで当時の自分の日記読んだら懐かしすぎたからその中でも最高傑作をどうぞ
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飯田
2016/11/19/02:36
■「雑念が入って」近鉄準急90mオーバーラン
(読売新聞 - 10月20日 08:51)
運転士「もうすぐ喜志駅か。昔、妹と一緒に来たことがあったなぁ」
『お兄ちゃん・・・』
ああ…。
俺には2つ下の妹が―――いた。
『お兄ちゃんまた電車の本読んでるー』
「だって、電車ってかっこいいだろ」
『将来は電車の運転士になるの?』
「まさか。俺が継がなきゃ誰が親父のあんな喫茶店続けるつもりだ」
『なーんだ残念。お兄ちゃんの運転する電車、乗ってみたかったのに』
仲は良かった。
良すぎたくらいだ。
ある日、家に帰ると入れ違いに妹が飛び出して行った。
親父の顔を見て、ああ、遂に言ったんだとわかった。
俺は急いで妹を追いかけ、
喜志駅のホームで掴まえた。
「こんな所で何してんだー?」
『お兄ちゃん知ってた?私たち、血が繋がってないって…』
「え?あっああ、そりゃ知らなかったなあ」
『相変わらず嘘が下手だよね。でも、お兄ちゃんのそういう所、私好きだよ』
妹は俯いて、もう一度言った。
『私、お兄ちゃんが好き…』
「俺もだよ。何てったって大切な妹だから」
気付かない振りをした。
今までの関係を壊したくないとか、一時の気の迷いとか自分に言い聞かせて。
でも本当は、自分自身の気持ちに正直になれない弱い人間だったのだろう。
そしてそれは今も。
「それで、電車乗って家出でもするつもりだったのか?」
『・・・・・(コクン)』
「じゃあもう何年か待っとけ。
お兄ちゃん電車の運転士になるから、どうせならそれ乗って家出しろ」
『…ぷっ。なにそれ無茶苦茶じゃない』
「ああ無茶苦茶だ。どこにだって連れて行ってやるぞ」
妹は俺の胸におでこを付けて、小さな声で『ここがいい』とだけ言った。
俺はそんな妹の頭を撫でながら「帰ろう」と言った。
妹は泣いていた。
多分、俺も。
でもその半年後、
まさか魔凶者≪タナトスダーク≫の血に目覚めた妹が……うわっヤベぇ駅とおり過ぎたぁぁああああああああ!!!!!!?
完
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トラフズク◆09gvvyGyDA
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ところで喫茶店は
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モナイン
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上手く話を丸投げしてるな(困惑)
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