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パウリさんに一票 土筆さんがパウリさんの特徴から “文字が独り歩き” “小手先遊び” 外需依存型などの印象づけに、自らは熱や意思を掛け合わすとした差異の魅せ方や持っていき方が上手くて、比較的穴が少ない相手に自らはボーストしながら下げていくのが凄かったですし、誤字を刺されてからの返しも推敲とは追究としていくのも上手いと思いました >常緑な言の葉はクリシェと笑い貼り付けた辞書の片隅で見つけたご自慢のアップリケ。 >見栄えばかりの振る舞いで突飛と突き返す言葉の綾はまるでちぐはぐな諸刃の刀。 >着火した哲学も乏しく燻る火種、情熱の窯は無尽蔵な燃料で沸々煮立てる。 >語句が鍍金か地金かは書き手の視点で形を変える、俺はお前が見たピントの先で築き続ける中身の螺旋。 このあたり、韻や論の持っていき方含めて好きでした 対してパウリさんも ヘテロスタシス/経てのスタイルの韻がまずは子音部分と意味の一致とがあって >経験を歩み、洗練される言葉で覆う文字列。 >小手先と蔑まれようと、俺はその過程を重んじていく。 ここに繋がるボーストでの返しが好きでした >そんな熱烈な言葉から洗いざらい語らう、 >我を表現するのに高さは要らないからな。 >たとえ安くても結構、物差しは千差万別。 >だが、書き損じを投下しちゃ目に余るぜ >戦艦を編むが如く紡ぐ苦労と愉悦でその鍛造の上で成り立つ自国の富国強兵 土筆さんのこのボースト、パウリさんも洗練される言葉で覆う文字列とボーストしてるので、どちらも細部までのこだわりのうえでの形を出した訳で、tollund manは全然知らなかったんですがこういう誤字の指摘とかもボーストが成り立たなくなる要因になっていくかなとは思いました そこの突きどころをパウリさんが上手くいかしていったかなと思いました >咎立に感けて表面のみ一々弄っちゃ、 >戦艦にしては脆くみみっちいミニチュア。 >襤褸を前に、意思の籠ったラインが散る。 >言及しておいて推敲を怠る愚かな因果律。 >触れずとも崩れる屑鉄に埋まる巧みな含意、 >内容の為に外観を妥協する様では全く意味が無い。 強いし上手いなと それに対しての土筆さんの返しも全部上手くて強かったんですが、3バのパウリさんも全部ヤバくて >大仰だの表面だの貶せば、負け犬の遠吠え。 >誤った時点で既に言語は枯れていると思え。 >綾の隠れ蓑で我を誇張したカリカチュア、 >物書きにあるまじき姿勢、許容し難い数々。 >まず武骨の粗に甘んじないこの綴字が、 >美学の内外を支える何万字内の根底にある。 >碌にプロパガンダも噛み合えず楯突く、が >俺はこう“説”いた筈だ。“物差しは千差万別”。 >そうあれ、とさもそれしかない様に囀って >大見得を切るが、未だピントにさえブレる。 全部強いなと思いました、やばかったです お二人ともラインの一つ一つが言葉選びや繋ぎなどもすべて洗練されてて、完璧に作られてて極上でした それでいて論の持って行き方が凄くて、あらゆるものが凝縮されてて、自分では全然わかってない部分が多々あるとは思うんですが勉強させていただきました どちらも素晴らしいんですが、ちょっとしたミスが大きなリスクになるスタイルでもあるなかで、突きどころから上手くいかしていったパウリさん優勢だったと自分は感じたので一票とさせていただきます 棚上げすみません 的外れな事言ってたらごめんなさい お二人ともお疲れ様でした
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