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お疲れ様です。 リアルタイムでずっと追ってました! 感想遅れてすみません。 ネットライムって音楽的な面と文学的な面があるのですが 両者とも文学寄りで物凄く噛み合った戦いだったように思えます。 難しい表現や単語も多いのですが、意味が分かる度興奮して飽きずに読み進められました。 両者ともにボーストの出し方が上手いですね。 似たタイプながら相手との差を明確に作るのでお互いパンチを外すこともなく、 それでいて自分のスタイルを余すことなく発揮するので読み応え抜群でした。 基本全部大好きなのですが、特に好きだったラインを上げます 土筆さん >無い袖を大きく振れる若さは武器だ、ただ発言に落とし前を付けれないなら甚だ無自覚。 この大物感!1バでこの圧で来られるときついですね >筆の虫は何より色が混ざっただけの渾沌を嫌う、外用語は使っても遊ばせない推敲こそ本物の美学。 なんていうか表現よ。上質な俳句みたいな研ぎ澄まされた文章。 シンプルな指摘をこれ以上ないくらい尖った表現に出来るのは技術以外ないですね。 パウリさん >死ぬまでその陰鬱な自己承認に惚けていろ、 >傍目に俺は燃すフィロソフィーの固形燃料。 これ、文章としても刺さりますね。スタイルを確立したからこそ言える言葉。 それでいながら韻も「自己承認」「惚けていろ」でダブルで踏んでるのがスキルフル! >襤褸を前に、意思の籠ったラインが散る。 >言及しておいて推敲を怠る愚かな因果律。 誤字に対しての追い打ちというか皮肉というか。 こういう角度つけたいやらしさいいですね。 総評 物凄くハイレベルなバトル。 高い次元で拮抗していた中で誤字の指摘がポイントとして大きく響いたように思えました。 また、そこに対して土筆さんが強く弾ければ違ったかもしれませんが >追い込んだ気で喧々騒ぐ背水の豚は難解語の見た目の威を借りる外需依存型。 これが個人的に「言う事ない」って印象を受けてしまいました。 全体的に言葉の鋭さだったり表現では土筆さんがやや上に思えただけに たった1点隙を見せてしまったのがパウリさん相手には痛手だったのかなと。 パウリさんに1票 しかし両者ヤバいですね。ここまで来ると正直自分のジャッジに自信が持てないです。 お疲れ様でした!
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