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土筆さんに一票! まず土筆さん/の韻の美しさ/(aaight?)が素晴らしかったです。正直、明朗・気触れ・偏に、などの誤字や、いつまで兵〜などの脱字(じゃなかったらすみません)が気にはなりましたが、相手も褒めてしまうほど比喩表現の巧さが光ってました。それと毎バース頭の一ラインが素晴らしかったですね。ビシッと叩き付ける感じが最高。落とし所もうまく、文章が読みやすく、空間処理能力に長けてるなと感じました。 好きなライン >自己陶酔で雄弁振るって伸びた鼻っ面、それも外連味が混じればゴミかガラクタ。 その路線で行くか!と一発目から興奮しました。 >急拵えの一夜城など見た目ばかりが強固な積み木、物書きの本質はひたすら暗がりの中で蔵書食む紙魚。 ぞうしょはむしみが良過ぎる。 >撃鉄弾けば割れるびいどろの銃を構えた地縛霊が足を滑らせたピートボグ。 ピートボグというワードセンス。 > 着火した哲学も乏しく燻る火種、情熱の窯は無尽蔵な燃料で沸々煮立てる。 縁!縁! >足りてない追求の為の肺活量、鮮やかな表現を潜り潜ったその先が黒。 深淵を覗かず〜の指摘と色ネタを併せて返す表現がお洒落すぎました。 パウリさん 隙の無い戦い方が非常にクレバーでした。ガイキさんを彷彿とさせる母音繋ぎ合わせスタイルで、ケツから韻を追っかけていく作業が楽しかったです。難解なワードは調べれば繋げられるんですが、文節の多さがそれを邪魔してしまい意味がスッと飲み込めなかった(これは僕の処理能力がショボいせいですが…)部分が多かったです。誤字への指摘もその通りなんですが、誤字ってるから表現の程度が低いとはならないかなって僕は思いました。句読点の配置からは拘りを感じました。 好きなライン >虚空に綴じ歩く、コンクリートジャングル。 上の文章見て、あ、隣で踏んでるのか!と。工夫がナイスでした。 >腐り切った内実にはピントを合わさず穢す、 >主張に見合わない技量、嗚呼寒気がする。 ああさむけがするが良過ぎる。 >常緑の言葉で、赤裸々に青写真を描く浪漫。 >未だ黄ばまない、牙とアートが潜めた黒さ。 >奔放に表現した殺意の儘帯びるフルカラー、 >さて、艦長は袖に代る白旗を何時振るかな。 モスグレー/燃す紅蓮からの色ネタの落とし方が綺麗でした。 お二人ともお疲れ様でした。
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