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判定失礼します! 土筆さんとパウリ師匠の試合はリアルタイムで見てました。お2人共文学的で僕の大好きなスタイルなので興奮しながら読ませて頂きました。表現も巧みで、ハイレベルな語彙も生かすお2人。本当に惚れますね。非常に勉強になりました。 土筆さん1v >晴耕雨読の末には野に花咲くが片や漱石枕流の様では落ち葉が舞うな。 >筆を執る事は一朝一夕じゃ儘ならない蛍雪の功、文字が独り歩きする内は小手先遊びに急いてる小僧。 比喩表現がヤバすぎる。1回読んだだけで「短時間じゃ深みのある物は生み出せないぞ」という感じがビシバシ伝わってきました。内容がスッと頭に入ってくる表現の上手さ。韻の上手さ。 >自分の腕を捏造するか自分を晒して熱を産むか、その選択を誤れば瞬く間に己の骨身にまで至るセルロース分解。 頭から落としまで一貫しててカッコよすぎました。 イきました。 パウリさん1v >蛍雪の功など分かりきったレトリック、論客。 クリシェに突飛な比喩で取り繕う核。 >死ぬまでその陰鬱な自己承認に惚けていろ、 傍目に俺は燃すフィロソフィーの固形燃料。 >若さに腐らない、澄んだ脳内信号のみの音を 虚空に綴じ歩く、コンクリートジャングル。 片や袖も作れぬ弱気な等身大を視る物見の塔、 その夢幻の地を排し、臨む捲土重来。 「自惚れすぎ。そんなこといちいち言われなくても分かってる。俺は地に足つけてお前を超えるぞ」という感じ。ボーストも攻撃もハイレベルな語彙や表現や韻でバッチリぶちかましてて良すぎました。子音寄りで超気持ちいい。イきました。 土筆さん2v >常緑な言の葉はクリシェと笑い貼り付けた辞書の片隅で見つけたご自慢のアップリケ。 特に上がったここ!!!常緑な言の葉 のとこ!! 1vの〜落ち葉と対照的ながらも「その新鮮な若葉も貼り付けただけ」と攻撃しながら、ハイレベルな語彙を使うパウリさんを「辞書の片隅」と暗喩的に言い回してる!!クリシェ=常套句と常緑も掛けてる!? と色々な解釈ができる僕がイきまくったライン。 勘弁してください。(恍惚な表情) パウリさん2v >筆の虫に食まれ穴を覗かせるtoll“u”nd man 迷宮内にて、無情にも途絶える行路を舞う。 それが外“来”語を遊ばせないリソースか、 ヒューマンエラーに遊ばれ盛大に総スカン。 >咎立に感けて表面のみ一々弄っちゃ、 戦艦にしては脆くみみっちいミニチュア。 自国の急拵えに長閑な野原も焦土と化す、 只管にズレる言霊の中のオートフォーカス。 しっかりアンサー返しててしかも誤字の指摘がほんとにオシャレ。「何が戦艦だよ欠陥だらけじゃん。」という感じ。 > 襤褸を前に、意思の籠ったラインが散る。 言及しておいて推敲を怠る愚かな因果律。 触れずとも崩れる屑鉄に埋まる巧みな含意、 内容の為に外観を妥協する様では全く意味が無い。 「自惚れてた癖に誤字もあるし外だけじゃなくて内面を見つめ直したら?脆すぎて崩しやすい」という感じ。バッチリ突くとこ突いていてたまんなかったです。最後の「船長はいつ白旗を振るかな」と「フルカラー」も色で繋げていたラインが際立って良いですね。勘弁してください。(恍惚な表現) 土筆さん3v〜(総括) >お前が深淵を覗かず上辺ばかりを手当たり書いたからか俺とはどうにも目が合わないな。 >詩の推敲とは加筆じゃなく追求だ、其れを履き違えた奴から才の枯木にて首吊るんだ。 「細かいとこばっか見すぎなんだよ。そんなことより本質的な事に拘れよ。」と感じさせるライン。 土筆さんは1~3vまで本当に表現が巧みで読んでる自分も惹かれていきました。どっしりしているというか。でも少しだけ誤字が気になってボーストが薄れたかなとも思えました。でも指摘があろうがブレてなくてカッコよかったです。 パウリさん3v〜(総括) >憎悪の黒、皮肉の黒、渾沌の黒、追求の黒… 何れも有する不可侵の個性に付随する特長。 最適解のない己の色で埋めるパレットは、 脊髄反射の否定では抉れぬ“過程”と成る。 「言い訳にしか聞こえないね。基本的な姿勢から見直してこい。俺は段階をきちんと踏みながら確実にスキルを身に付けてしてここまで来た。」と感じさせるライン。結婚してください。 相手の小さな隙も見逃さずに攻撃しながら展開して自分の流れにするのがほんとに上手かったです。 僕からはパウリさんに1票でお願いします。 非常にハイレベルなのは言うまでもないですね。 だからこそ、小さなミスを見逃さずに生かしたパウリさんが最後に崩しきったと思いました。 両者お疲れ様でした!!!!!
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