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パウリさんに1票 判定するのも烏滸がましいのですが、印象値(?)で僕の中ではやや上回りました。 土筆さん >>無い袖を大きく振れる若さは武器だ、ただ発言に落とし前を付けれないなら甚だ無自覚。 若さは武器だ/甚だ無自覚 若さって自分では自覚出来ないものだよなという含蓄があります。 >>お前を累乗したって届かぬエスプリや理論のみならず、袖振らずとも無尽蔵な基本投資額。 >>外資が幅利かすお前の語彙とは資本も違う、色も飲み込む墨の照りと深みは巧みな日本語にある。 最後のブロックで連踏みが来て痺れました。踏んでる箇所の間隔だったり韻の最初の文字が漢字だったり韻に気づかせる工夫がまじで上手いです。 >>彼を見送る追悼は満開に咲く桜吹雪で、勝ち鬨代わりの汽笛鳴らし楽々次へ。 情景描写が凄いです。季節感も合ってて読み手としては凄く刺さりました。 パウリさん >>轟々と渦巻いた、数多の因縁と不倶戴天。 >>屍を積もる戦場、血で血を拭く歌い手。より 物騒な語彙で長韻踏んで句点を打った後に「より」って付けるの格好良すぎてズルい。余裕感。 >>自国の急拵えに長閑な野原も焦土と化す、 >>只管にズレる言霊の中のオートフォーカス。 焦土と化す/オートフォーカス 母音合わせの中に既存語(慣用表現)同士で踏んでる箇所があるとメリハリが効いてて凄くいいなと思いました(もちろん少し前から踏んでもいますが)。 >>腐り切った内実にはピントを合わさず穢す、 >>主張に見合わない技量、嗚呼寒気がする。 >>到底漆黒には程遠い浅薄なモスグレー。 >>衒学さも優れぬ、その線画すら燃す紅蓮。 丸々やばかったです。準子音踏みというか語感への意識が高すぎます。特に後半の3つ踏んでるところ、個人的に2→3で難易度跳ね上がると思ってるので痺れました。真似できないスキル。 >>綾の隠れ蓑で我を誇張したカリカチュア、 >>物書きにあるまじき姿勢、許容し難い数々。 全部印象深いんですけど特に印象に残ったラインの1つです。助走部分に引っかかりがなくスッと読めました。 棚上げ乱文すみません レベル高すぎます!お疲れ様でした!
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