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追い込んだ気で喧々騒ぐ背水の豚は難解語の見た目の威を借りる外需依存型。 まぁ嬉しそうに誤りを相次ぎ問うたがお前は本気で自前の主義や思考を以って細部に凝ったか。 己に紡ぐべき意思があればこそ語彙の価値が生む内需拡大、お前は大仰な口振りの割にイデオロギーの欠如がだいぶ危ない。 水面を撫で首を取ったと戯ける小人、それでよく言えたよ人の事を表面のみと。 お前が深淵を覗かず上辺ばかりを手当たり書いたからか俺とはどうにも目が合わないな。 詩の推敲とは加筆じゃなく追求だ、其れを履き違えた奴から才の枯木にて首吊るんだ。 足りてない追求の為の肺活量、鮮やかな表現を潜り潜ったその先が黒。 散々そうあれと解いた問い掛けの何を見たやら、したり顔で色遊びに興じる餓鬼のいなたさ。 原色じゃ表せぬ俺の持ち味は俺にしかない、雄弁も唯の皮肉ならそれをどう塗ろうと骨身に響かない。 印象を弄る口数なら楽々その虚を挫く、硯の海から凡夫に宛てるソーブキプ。 語句が鍍金か地金かは書き手の視点で形を変える、俺はお前が見たピントの先で築き続ける中身の螺旋。 俺は単衣には語らせない冷酷とひょうきんさを携えた固形燃料じゃない自前の熱で唸り上げる蒸気機関。 彼を見送る追悼は満開に咲く桜吹雪で、勝ち鬨代わりの汽笛鳴らし楽々次へ。
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