>コウさん A
「お前「劣化版」ってdisめっちゃ効いてるじゃーんwww」笑う。そう言われるとそうなのかなという気がしました。
「築いた高みだなんだ寧ろ有り余る賛辞だが一方でお前の中の俺は「アイマ ルサンチマン」???俺は胡座かいてんの?それとも嫉妬に埋もれてんの?大分あやふやなのな、お前の一人相撲セレクション。」有り余る賛辞/アイマ ルサンチマン や 嫉妬に埋もれてんの?/独り相撲セレクション など韻が好きでした。またパウリさんが鉤括弧内で韻を踏んでいないのは自分も読んでいて気になったので指摘には納得感がありました(もしかしたら踏んでいたのかもしれないですが)。
「ところで、草バトル、がなんでハードル低下に繋がんの?」ただの否定に終始しない発想が凄いし好きです。リアルタイムで読んでいてパウリさんハメられたなと正直思いました。
>パウリさん A
「彼曰く丸写しされればディスは効果大だという。」端的に言語化されることで読み手としては結構冷静になりました。
「他方、どうせコケてもただの草バトルだしな?」これパウリさんの素なのか策略なのか分かりませんが自分の解釈をここまで曲げないのは凄いです。相手としては再度説明するコストがあるのでかなりストレスだろうなと思いました。相手の話にあまり付き合わずに作品性を高める姿勢が強かったです。
「己が経験や記録を字面にも投じず掻き消す、脱ポストというポスト、偽りの本質が帰結。俺は強引に茶化さない表現力で常に得た価値。童貞はともかく、道程を捨てるべきではない。」スタンスが強く出ていて好きでした。童貞と道程はボースティングに繋ぐためのエクスキューズという意味ではコスパが高かったです。ただパウリさんのアベレージの韻や表現がハイクオリティなだけに若干安易にも見えました。
>コウさん B
「アルゴラグニアでググったら奇乳ふたなりが初っぱな出てきて気分むっちゃ悪いんだけど!」まじで出てきて驚きました。
「草バトルの意味合いにもイケてる答えを寄越すと思ったら前提から断定しては疑おうとしない奇妙キテレツな演説家が勝手に言ってら。飯塚幸三みてーな勲章バトルで急所穿とうとでも?名実がどうこうそれをガチってきたら俺の勝ちで決まっちゃう現実が襲うことになるけどいいんすか?小僧」
指摘として強いし実際にここまで名実でマウントを取っていないからこそ筋が通っていると感じました。
バースには終始納得感があり「沽券ってモンは人任せでオーケー。」から全部パンチラインでした。
>パウリさん B
「そうだ、一大会だ。君には永劫獲れないがな。」ここはあまりよく分からなかったです。前提としてNRP王者のコウさんに新人大会で優勝したパウリさんが挑むという構図だと思っていたので。先述の通り主張それ自体としては説得力があるもののコンテクストを踏まえるとあまり共感できないという感じでした。とはいえ「たとえこの身が爆ぜようとも磨いた詩、「今」だけか「過去ありきの今」か。透けるハードルの差、判然と重みが違うんだ。」こことか本当に格好良かったです。また「マウントも疎かな罵倒のキュレーション。 何れにしろ、真っ当な論争からは遠のく連想。」これはキュレーションと連想が縁掛かっているし音的にも美しくて一番このバトルで好きなラインでした。巧すぎる。
バトル
先攻:コウ
3バース
72時間
延長1回(24時間猶予追加)
判定は自由判定
(*〇〇に一票、だけは無効
最低一言理由を記載すること)
判定は最低3人
判定期間:バトル終了後72時間
同点の場合はチャンピオンの勝利